401Kを年金にすると、毎月いくらになるの?

リタイアを考えるまで、ただがむしゃらに貯めまくってきた401K。出来るだけ多く拠出して、将来に向けてできるだけ多く増やしたい、と考えますよね。もちろん、我が家もそうです。リタイアまであと数か月ありますが、今でも頻繁に401Kのサイトをチェックしては、大きく育て。。大きくなれ。。。と祈っています。

さて、この401K、実際にリタイアをして「年金」に変える場合、どんな仕組みで、いくらぐらい頂けるのでしょうか?気になりませんか?

  1. 401Kが年金に変わる仕組み
  2. 受給額の目安
  3. 正解はない。自分にとってベストな解を探そう。

1.401Kが年金に変わる仕組み

401Kの年金化は、イメージとしては「401Kに貯めたお金で、生涯年金商品を購入する」という感じです。

401K口座を管理している金融機関はいろいろありますが、必ずしも同じ金融機関が401K年金を支給してくれるというわけではありません。

401Kが変身する「年金」は保険のような商品だからです。

ただ多くの場合、職場が提携している401k年金の金融機関があるので、それほど心配する必要はありません。

そして401k年金は保険商品なので、自分たちで多種多様な金融機関をリサーチして選ぶ事もできます。

例えば私達が生命保険とか自動車保険を選ぶ際には、たくさんの保険商品の中から選びますよね?会社が勧めているとか提携している保険会社を使えば、多少なりともお得なディスカウントがあるかもしれませんが、絶対にそこでなければダメというわけではありません。

401Kを年金にする場合にも、基本的には同じ仕組みで、自分で年金商品を探せます。

ただし多くの場合には、「自分で選べと言われてもよく分からない。。」という人のために、401Kを管理する金融会社が提携している保険商品があったりして、自分で選ばなくても良いシステムにはなっていると思います。

そして、できるだけトラブルなくスムーズに手続きを進めたいという理由で、401Kが提携している年金商品を購入する人も多いです。

ここで注意したいのは、これらの年金商品は、それぞれ特徴が異なるという点です。

例えば自動車保険なら、同じ補償内容でも毎月の保険料が保険商品によって違うように、401Kの年金化でも、同じ金額で購入できる年金商品でも、商品ごとに毎月頂ける年金受給額が微妙に変わります。差はあります。

だから、自分でしっかり調べて賢く年金化したいという人も多いです。

2.受給額の目安

さて、これまで必死に貯め続けてきた401Kが、いったいいくらの年金に変身してくれるのか、とても気になる所ではないでしょうか。

年金商品によって多少の差はあるものの、目安としては

$100Kあたり毎月$500-$600の年金

です。401Kの$500Kを年金にするなら、毎月$2,500-$3,000を受給できる計算となりますね。

保険の商品によって受給額が変わるだけでなく、

  • 遺族年金をつけるのか
  • 遺族(配偶者)年金受給額は同額(100% Survivor’s benefit)にするのか半額(50%)にするのか
  • 想定外に早く亡くなった場合には遺族へRefundしてもらいたいのか
  • インフレ増額のオプションをつけるか

など、オプションがたくさんあって、すべて有料でつけることができます。

だから、あれもこれも付けると、毎月の受給額がどんどん減って少なくなってしまうというカラクリです。

$100Kで毎月$500とした場合、利回りだけを単純計算すると6%です。

「え?それだけ??」

と思う方はけっこういると思います。私も最初はそうでした。

「それなら自分で投資の運用で得られる利回りの方が多くない?」

そういう意見もあるでしょうし、それも一理あります。だから、年金にはせずに、401K口座をそのまま維持して投資の利回りを毎月なり毎年なり引き下ろして生活費に充てる人も多いのです。

私の場合、市場がどうなっても死ぬまで受給できる安心感が欲しいので、401K全額を年金化するわけではないにせよ、部分的に年金化することにしました。

残す意味、、、、それは、市場の利回りで再び大きく育てようという、いやらしい気持ちがあるからです(笑)。

3.正解はない。自分にとってベストな解を探そう。

私も含めて多くの人は、リタイア前に「じゃあ、いくら必要なの?いくらを年金にして、いくらを401Kに残すのが正解なの?」と客観的で具体的な数字を知りたがります。

私もそうでした。

でも、実際にいくらの年金が必要なのかは、その世帯によって違います。

だから、401Kの中からいくら分を年金化して、いくらを投資として残すのが正解なのかは、世帯ごとに変わります。

年金として安心感を得たいのか、それとも利回りで得する方に賭けるのか。

それは、あなた次第です。

401Kを崩して年金化することは、本当に賢明なのか?

401Kを引き出す際には、年金を購入するのか、それとも自己管理するのか、という選択肢があります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットを比較しながら、どのように決断するのが良いかを分かりやすく紹介しています。

アメリカで働いている人の多くは、職場から提供されている401Kなど「一定の年齢になってリタイアするまで引き出せない」口座を持っています。

自分の給料の何パーセントを貯金(拠出ともいう)すれば、会社もマッチングしてくれる、という素晴らしい特典がついていることもあり、多くの人は少し無理をしてでも、できるだけ会社のマッチングを最大にするぐらいは貯めているのではないでしょうか。

ちなみに、まだ25歳の息子様も、会社勤めをしており、この401K口座も持っています。そして、生活に支障をきたさない範囲で拠出しています。(投資は20代に始めるのが勝利)

そして定年を迎えると、いよいよこれまで何十年もかけて貯め続けてきた401Kを引き出す時期がやってきます!

401K商品の多くは、引き出す方法として

という選択肢から選べます。老後の資金に何を求めるかによって、どちらが良いかは違うので、メリットとデメリットを理解した上で、納得して選択する必要がありますね。

自分自身で計画的に引き出す方法

メリット・必要な時に必要な分だけ引き出せる
・自分で管理ができる
・投資で増やせて楽しい
・早く死んだら遺族が相続できる
・損をした感じがしない
デメリット・投資なので元本割れリスクはある
・長生きすると資金の枯渇リスク
・使いすぎるリスク
・資金が底をついても誰も助けてくれない自己責任

死ぬまでもらえる年金化

メリット・毎月必ず定額が死ぬまで入ってくる安心感
・長生きしても経済的に安定
・市場の動向とか気にしなくて良い
デメリット・年金化した分は自分で管理できない
・あとからキャンセルしたり金額の変更は一切できない
・インフレでも受給額は上がらない
・受給額をインフレ調整してもらえるオプションは高額
・早く死んでも残金は戻ってこない(Refundの有料オプションはある)

ハイブリッド

ハイブリッドというのは、401Kの残高を全て年金にするのではなく、部分的に年金化して、残高は残す、という方法です。我が家も、これを選択する予定です。

ハイブリッドにすると、死ぬまで一定額を受給できる安心感がありながらも、401K口座に残した分は自分自身で管理ができるので、必要な時に引き出せます。

それに、401Kは投資なので、増えます。10年間で2倍に増やすこともできます。

結論

これまで貯め続けてきた401Kが、定年退職を迎える時に一体いくらまで大きく成長しているのかは、人それぞれです。

全部を年金化、もしくは全額を自己管理、と極端に決める必要はなく、部分的に年金に変身させることも可能なので、その点ではフレキシブルですね。

一体いくらを年金にするべきなのか、については、他の年金受給額や、家庭で毎月かかる出費を見ながら、毎月の出費を年金でカバーできるような計画が安心かなという気がします。あ、これはあくまでも、経済的な安定を求めたい私個人の意見ですが。