運転免許の更新はネットが楽!知らなきゃ困る注意点とは?

アメリカの運転免許証は、各州が発行しています。そのため州をまたぐ引っ越しをしたら、その州のDMVへ行って書き換えをしなければいけません。

各州ごとに、免許が何年有効かという点や、更新方法は若干異なりますが、最近ではオンラインで更新できる州が増えています!

目次

  1. 各州の運転免許証は何年有効?
  2. 更新の方法は?
  3. オンラインで更新する際の注意点

1.各州の運転免許証は何年有効?

州によって何年有効かが異なる免許ですが、最短の所はバーモント州の2年、そして最長はアリゾナ州とモンタナ州の12年です。

アラバマ州4年
アラスカ州5年
アリゾナ州12年
アーカンソー州8年
カリフォルニア州5年
コロラド州5年
コネチカット州8年
デラウェア州8年
ワシントンD.C.8年
フロリダ州8年
ジョージア州8年
ハワイ州8年
アイダホ州4年か8年
イリノイ州4年
インディアナ州6年
アイオワ州8年
カンザス州6年
ケンタッキー州4年か8年
ルイジアナ州6年
メイン州6年
メリーランド州8年
マサチューセッツ州5年
ミシガン州4年
ミネソタ州4年
ミシシッピ州4年か8年
ミズーリ州6年
モンタナ州12年
ネブラスカ州5年
ネバダ州8年
ニューハンプシャー州5年
ニュージャージー州4年
ニューメキシコ州4年か8年
ニューヨーク州8年
ノースカロライナ州8年
ノースダコタ州6年
オハイオ州4年か8年
オクラホマ州4年か8年
オレゴン州8年
ペンシルベニア州4年
ロードアイランド州5年
サウスカロライナ州8年
サウスダコタ州5年
テネシー州8年
テキサス州8年
ユタ州8年
バーモント州2年か4年
バージニア州8年
ワシントン州6年か8年
ウェストバージニア州8年
ウィスコンシン州8年
ワイオミング州5年
各州の運転免許 有効期間

各州ごと免許証の更新方法についてはこちらから

2.更新の方法は?

免許証の更新方法は、州によって異なります。以前では免許センターのような位置づけとなるDMVへ足を運ばなければいけませんでしたけれど、近年ではオンラインで更新できる州が増えて、とても便利になりました。

オンラインで更新する場合、使っている写真はそのまま継続します。更新にかかる料金はクレジットカード決済ができますし、更新の手続きをすると1週間から2週間程度で免許が郵送で送られてきます。

ちなみにDMVで更新する場合、その州によってはその場で免許を発行してくれることもありますし、1週間から2週間程度で郵送されるところもあります。これは州によって方法が違うので、自分はその場で免許を受け取りたいと主張しても、対応していない州だと無理です。

3.オンラインで更新する際の注意点

オンラインで免許証を更新する際には、いくつか注意点があります。

オンラインで更新できるのは1回おき。毎回は無理。

オンラインで免許更新できるのは、毎回ではなく1回おきです。これはオンラインでの更新を認めている州の大半が該当するルールです。今回の更新をオンラインでしたら、次の更新はDMVへ足を運ぶことになります。

DMVに行くと、写真を撮影したり視力検査などもします。難しい手続きはありませんけれど、オンラインでの更新ではそうした検査はすべて省略なので、1回おきの更新できちんと検査してくださいねという事なのだと思います。

免許は転送できない

オンラインで更新した場合、もしくはDMVで当日受け取りができない州だと、免許証は郵送で送られてきます。配達証明付きのような感じではなく、普通の郵便と同じ扱いで送られてきますが、郵便物の転送はしてもらえません。

ただし、国外への駐在などの理由がある場合には、DMVへ連絡すれば転送してもらえる可能性はあります。どのDMVもケースバイケースでフレキシブルに対応してくれる姿勢はあるので、お願いする必要がある人はトライする価値はあると思います。

また、州外に引っ越したけれど数年で戻ってくるから免許の更新をしたいと希望しても、残念ながら住んでいる住所で免許証を受け取れなければ、更新することはできません。

アメリカでは運転免許が必要!

日本から渡米したばかりの時には、1年間有効の国際運転免許証でも、問題はありません。しかし移住や駐在となると、1年以上アメリカで暮らすことになるので、やはり現地での運転免許証はあったほうが良いですね。

目次

  1. アメリカは車社会。場合によっては必要不可欠。
  2. 運転免許はどうやって取れるの?
  3. 運転免許取得に必要な書類とは?
  4. 免許の取り方
  5. 運転免許の有効期間は何年?
  6. 州を超えて引っ越したら、免許はどうなるの?

1.アメリカは車社会。場合によっては必要不可欠。

アメリカと言っても国内はとても広く、ニューヨークシティやサンフランシスコ、ロサンゼルスやシカゴなどのように、都市部では地下鉄やバスが発達していて、マイカーがなくても生活できる場所はあります。そして、そうしたダウンタウンに住む人の中には、マイカーを持たずに生活している人もいます。

しかし、そうした一部の都市部を除いては、アメリカは日本よりもずっと車社会です。バスなどは通っていても、マイカーがなければ日常生活が信じられないぐらい不便にいなってしまうことは少なくありません。そのため、留学などの短期勘だけの渡米でも、運転免許を取得することはマストだと考えたほうが良いかもしれません。

日本の免許証からの切り替えは無理

日本で取得した免許証を、アメリカの免許証に書き換えることができたら、とても便利ですよね。しかし残念ながら、それはできません。すべての州で、無理です。

2.運転免許はどうやって取れるの?

日本では、運転免許を取得するためには教習所や合宿所などに通わなければいけません。しかし車社会のアメリカでは、日本と比べると信じられないほど簡単に、そして短期間で免許を取ることができます。基本的に、日本の運転免許証をアメリカの免許証に書き換えることはできないので、日本で免許を持っていなくても、問題ありません。

18歳未満のハイスクール留学に関しては、運転免許証の取得方法は州によって異なります。しかし、18歳以上の場合と比べて取得までにかかる期間が長くなるので、場合によっては免許なしでの生活を考えたほうが現実的かもしれません。

しかし18歳以上なら、とっても簡単です。まず視力検査と筆記試験は、特にアポも必要なく、免許センター(DMV:Department of Motor Vehicle)と呼ばれる施設に行ってその場で受けることができますし、教習などは一切なく、実技も一発実践のみです。もしも不合格でも、自分で練習して再試験を受ければOKです。

日本で運転経験がある人なら、問題なく免許を取得できます!

3.運転免許取得に必要な書類とは?

アメリカで運転免許を取得する際に必要となる書類は、

パスポートに関しては、日本のパスポートでもOKです。特にアメリカ入国から何日しないでなければいけないという制限もありません。

また、アメリカに合法的に滞在していることを示す書類が必要です。留学の人なら、学生ビザみたいなものを提示すれば問題ありませんし、移住の人なら入国の際にパスポートに押してもらったスタンプ(グリーンカードが手元に届くまで合法的な滞在であることを示すもの)を提示すればOKです。

申請書は、DMVに置かれているものに記入して窓口へ提出するという州もあれば、オンラインで記入できる州もありますし、必要な書類があれば申請書は不要という州もあります!州によってさまざまなので、くわしくは、各州のDMVサイトを参考にしてくださいね。

各州のDMVはこちらから

4.運転免許の取り方

  1. 最寄りのDMVへ行く
  2. 申請の手続
  3. いよいよ実技試験

1.最寄りのDMVへ行く

DMVは、各州に複数あります。この住所ならこのオフィスでなければいけないということはないので、足を運びやすいロケーションのDMVを探してくださいね。

DMVに行くと、多くの場合には受付があり、運転免許なのか自動車のライセンスプレートなのかによって窓口が異なるので、適切なチケットをもらいます。オフィスによっては待ち時間が5分以内という所もあれば、2時間も待たされるなんてところもあります。

短時間でサッと済ませるためには、できるだけ空いている時間を狙うのがおすすめです。DMVのオフィスがオープンする5分ぐらい前に到着すれば、スムーズに受付を済ませることができますし、名前を呼ばれるまでの時間も最短にできます。

基本的にアポなしでOK

運転免許証の最初の申し込みは、基本的にどの州でもアポなしOKです。

2.申請の手続

受付でもらったチケットの番号が呼ばれたら、対応する窓口に行きましょう。まず最初に必要な書類の内容が確認されて、問題がなければ視力検査を行います。視力検査は各受付のデスクに設置されていて、その場で行います。

次に、筆記試験を受けます。筆記試験を受けるための別室があり、そこで受けます。制限時間はありませんが、きちんと事前に準備していれば10分から20分ぐらいで解けます。筆記試験は、パソコンを使って解く所もあれば、ペーパーテストの場合もあります。

また、日本人が多い州では、日本語で受験できるところもあるようですね。ただし口コミによると、日本語テストの方が難易度が高いという噂もあるので、注意したほうが良いかもしれません。

筆記試験の正答率は、だいたい8割ぐらいが目安です。20問出題されたら4問まで間違えて良いという計算となります。

試験の結果は、その場でわかります。もしも不合格でも大丈夫。どんな問題が出題されるかの傾向が分かったわけですから、自宅でしっかり準備をして臨めば、次はきっと合格できます!

3.いよいよ実技試験

筆記試験に合格したら、いよいよ実技試験を受けます。これは予約制となっていて、週によっては筆記試験に合格してから2週間以上間を開けなければいけないといったルールがあります。

実技試験では、試験に使う車は自分自身で準備しなければいけません。もしも留学などでホストファミリーのお世話になっている人なら、ホストファミリーから車を借りるという方法が良いでしょう。もしも渡米したばかりで知人もおらず、運転免許がないからマイカーも買っていないという場合には、教習所によってはレンタカーを貸してくれることもあります。

実技試験では、実際に路上を走ります。運転経験がある日本人にとっては、難しいことはありません。しかし、3ポイントターンと呼ばれる切り替えしや、パラレルパーキング(並列駐車)は、意外と難しいので、事前に練習しておくと良いでしょう。ちなみにパラレルパーキングは、DMVの敷地内に建てられている2本のポールの間に車を駐車するという課題なので、現地に足を運んで何回か練習するのがおすすめです。

なお、実技試験の結果も、その場でわかります。

実技試験に通ったら、DMVの窓口に戻り、最終的な免許発酵の手続を行います。多くの州では、2週間程度で郵便で郵送されるという受け取り方となりますが、その場で発行してくれるという州もあり、州によって様々ですね。

5.運転免許の有効期間は何年?

ようやく手にした運転免許証!何年間有効か、とっても気になりますよね?

州によって、運転免許証が何年有効かは異なります。カリフォルニア州なら5年間、ワシントンDCなら8年間、バーモント州では2年~4年間です。

各州の運転免許期限はこちら

多くの州では、免許更新の手続きは、オンラインと対面を採用しています。例えば、最初の手続はオンラインでもできるけれど、前回の更新でオンラインを使った人は次の更新は窓口に行かなければいけない、と言う感じですね。

免許証の更新は、有効期限の3か月前当たりにDMVからお知らせが来ます。ただ、郵便事情などでお知らせが来ないこともあるので、自分で有効期限はチェックしておくことをおすすめします。

6.州を超えて引っ越したら免許はどうなる?

アメリカで生活している中では、お仕事の転勤などで州を超えて引っ越すことがありますよね。私もこれまで、複数の州に引越ししてきました。

アメリカの運転免許証は、州が発行しているものなので、異なる州へ引越したら、その週で免許の書き換えをする必要があります。

書き換えをする際には、必要書類と有効な免許証を持参すれば、視力検査だけでその州の免許証をゲットできます。何度もDMVに足を運ぶ必要がないので、手続きはそれほど難しくありません!