犯罪を犯したことがある人、何回かお世話になったことがある人なら、JailとPrisonの違いについて、とても完璧に語ることができるかもしれません。しかしそうでない私たちにとって、しかも英語を母国語としない人にとっては、JailもPrisonも共に、意味は「刑務所」と暗記していますよね。
どっちがどっちでも意味は通じるので、どーでもよくない?なんて思う人は多いでしょう。まあ、それほど重要な話ではありませんけれど、違いを知っているともしかしたら何かの時に役立つことがあるかもしれません!くだらない豆知識として、お付き合いください!
目次
1.JailとPrisonの違いとは?
日本語に訳すとどちらも「刑務所」という意味を持つJailとPrisonですが、実は完全に同じものではありません。日本でいう「拘置所」と「刑務所」のように、若干の違いがあります。どんなステータスの人が収容されているかという違いもありますが、それだけではありません。
Jail
- 裁判の結果待ちをしている犯罪者の仮住まい的な役割(拘置所みたいな感じでしょうか)
- 刑期が1年未満の短期受刑者の収容施設
- 別のPrisonへ異動する境目に一時的に収容される場所
だそうです。
Prison
- 1年以上の刑の人が収容される場所
- 刑がすでに確定している人が暮らす場所
- ただ収容されるだけではなく、Prisonのタイプによってはコミュニティ清掃などのプログラムがある
- 必要な監視レベルによって分けられている
の違いがあります。
2.受刑者の呼び方もいろいろある?
刑務所と言えば、そこに収容されているのは受刑者ですよね。受刑者というと、私たちが思いつく英単語はInmateが一般的ではないでしょうか。
確かに、このInmateは受刑者という意味を持つワードです。しかしもう一つ、受刑者という意味を持つ単語にはConvictというワードもあり、この2つにはとても大きな違いがあるのだそうです。
Inmate | ルールを守る善良な受刑者。内部で友達やネットワークを作ろうとはせず、自分のことを最優先に考えて刑期を終えることに専念する。 |
Convict | 刑務所のルールよりも大切なことは、仲間を売らない男気。刑務所内でネットワークを築き、さらにハイレベルな悪となって出所する。 |
この2つの言葉の違いが分かれば、次から刑事ドラマや刑務所ドラマなどを見ている時に、俳優のセリフに含まれるふかーい意味が理解できて感動するかもしれません!
ちなみに私の夫にこの違いを知っているかと尋ねたところ。興味なさそうに一言「知らない」。私がドヤ顔で違いを教えると「ふーん、何かの役に立つといいね」だそうです。。。(涙)