いきなり質問です。あなたは、クレジットカードを何枚持っていますか?1枚?2枚?それともそれ以上でしょうか?
何枚のクレジットカードが理想的かは、その人の考え方や価値観によります。それに、誰からアドバイスを受けるかによっても答えは違いますよね。その理由は、正解はないからです。自分のライフスタイルや金銭感覚に合わせて、何枚持ちが良いかを決めなければいけません。
目次
1.金銭感覚に自信がない人は1枚持ちがおすすめ
- 貯金する気はあるけれどなかなか貯まらない人
- お金を持っているとすぐに使ってしまう人
- 人生は謳歌するためにある、貯金なんてする意味ある?と思ってる人
これらに該当する人は、クレジットカードを複数持つのは危険です。どんなに自己管理をしようと心に誓っても、たぶん無理です。
なので、このタイプはクレジットカードはできるだけ1枚に限定するのが良いと思いますね。
カードの選び方
クレジットカードは、それぞれ金利も違えば特典も違います。年会費がかかるものもあれば、かからないものもありますよね。
貯金できない人にオススメのカードはずばり、金利ができるだけ低い1枚です。目標は、年利が10%以下のものを必死に探してください。大体は、特典はついていないものが多いです。また、年会費はもちろん無料のものを選びましょう。
年利でカードを選ぶ場合、万が一毎月完済できなくても、かかる利子が少なくて済みます。
2.クレジットカードは1枚じゃなく2枚がベター?
- 貯金が得意な人
- 自己管理がしっかりできる人
- 今のライフステージなら、それなりの小銭は持ってるという人
- 旅行することが好きな人、もしくは出張などで旅行することが多い人
- アマゾンなど特定のサイトで買い物をすることが多い人
これらに該当する人は、1枚持ちでもきっと困ることは少ないと思います。でもあえて、私は2枚持ちをおすすめします!
その理由は、2枚持ちだと利便性がぐっと上がるからですね。
カードの選び方
2枚のカードは、それぞれ目的を明確にして選ばなければいけません。
- 1枚目:年利が低いものを選ぶ
- 2枚目:特典で選ぶ
- 1枚目と2枚目は違うロゴを選ぶ。VISAとMasterとか、MasterとAmexとか。
1枚目のカードは、普段のショッピングなどで使うためのカードです。完済できなかったら毎月の支払が発生するので、これはできるだけ年利が低いものを選ぶのがおすすめです。
そして2枚目は、特典のみで選びましょう。特典が充実しているものは、最低でも年会費が100ドルぐらいかかるものが多いという特徴がある他、年利も30%近くと驚愕的な高さです。そのため、必ず完済できると分かっている時以外には、使ってはいけません。
だって考えてもみてください。年利10%と30%では、毎月支払う利息だけでも3倍もの差が出ます。必ず完済できる時にだけ、このカードを使うことを自分自身に許可しましょう!
使わないのに年会費を払ってカードを持つのって、馬鹿らしくない?
と思う人がいるかもしれません。しかしこれは考え方次第ではないかな、と私は思います。
Amazonカード
我が家では、年利の高いアマゾンプライムのVISAカードを、毎年$100以上の年会費を払って持っています。でも、ほとんどチャージすることはありません。このカードを持っている理由はずばり、Amazonでショッピングすると送料が無料になるからです。最低利用金額が何十ドルという線引きが一切なく、$2ドルしか買わなくても送料無料で送ってくれます。気軽にAmazonを利用できるという点で、我が家では重宝しています。
トラベル・ホテル系カード
我が家では、旅行の際にはいつもヒルトン系ホテルに宿泊します。最初は、その選択肢しかなかったという所からスタートしたのですが、ポイントが貯まったり会員ステータスが上がるとサービスが良くなり、少しずつこのヒルトンマジックの罠にはまってしまいました。
現在は、ヒルトンのアメックスを持っています。年会費は$100程度かかりますが、まったく使わなくてもカードを持っているだけで、ヒルトンホテルで便利な特典がグンと増えるので、助かっています。ほかのホテル系カードも、同じような特典がついているので、よく利用するホテルを選べばよいと思います。
航空会社のカードも、チェックインの荷物が無料になったり、空港のラウンジを無料で利用できるといった特典がついているので、よく利用する人なら検討する価値はあると思います。
3.3枚以上は借金への招待状?
クレジットカードを3枚以上持っても地獄を見ずに済むのは、
- 貯金のプロ
- 経済的に余裕があり、年会費なんて痛くもかゆくもない人
- 僕はお金持ちだよ。カードが多くても全く困る気配を感じないという人
ですね。3枚以上持つと、おそらく特典で選ぶカードが何枚か含まれることになり、かかる年会費も合計で数百ドルになってしまうでしょう。この金額が鼻くそなら、3枚持ちでもそれほどデメリットを感じることはないかもしれません。
しかし、金銭感覚に自信がない人、カードがあると使いたい誘惑に駆られてしまう人は、3枚以上持つのは危険です。もしも特典目当てで3枚以上を持つなら、お財布に入れておくのは1枚だけ。旅行に行く時にだけ必要な特典カードを出して持っていくのが良いと思います!
またクレジットカードは、定期的に年会費や年利、ついている特典を見直すことも大切です。