日本のスマホ料金は基本的に、使ったら使った分だけを払う従量制が多いですよね。使った分だけ料金がかかるなら、誰だって少しでも使わないように努力したり工夫したり、裏技を駆使するでしょう。
しかしアメリカでは、基本的にスマホはいくら使ってもかかる料金が変わらない定額制です!これは、日本からアメリカにやってきた人の多くが感動する便利なサービスですね。
目次
1.スマホ料金、月額いくらかかる?
アメリカの携帯キャリアの大手と言えば、VerisonにT-mobile、そしてAT&Tの3社があります。これらはすべて、使いたい放題の定額制プランがデフォルトとなっていて、基本的には
- 電話かけ放題
- テキストやり放題
- データ使いたい放題(と言ってもギガレベルで制限はある)
です。電話とテキストは、24時間使いっぱなしでも本当に追加料金がかかることはありませんけれど、データに関しては、プランごとに10ギガまでとか20ギガまでとか、けっこう大容量の上限が設定されていて、それを超えると勝手に通信スピードが遅くなるという仕組みになっています。
日本のスマホキャリアのように、越えたら追加料金を支払ってデータ通信を購入するということはありません。
毎月どのぐらいのデータ通信が必要かは、ライフスタイルによって変わります。私のように在宅の時間が多ければ、基本的にはスマホは自宅のWi-Fiに接続するので、毎月10ギガを使えると言われても、ほとんど消費しません。
でも夫や息子様は、外出先で常にスマホをいじります。家族で旅行に行ったら、家族総出でスマホのデータ通信を使いまくります。
それでも、毎月どのぐらいのデータを使ったか、気にしたことはありませんし、追加料金を請求されたこともありません。
この点は、日本よりもアメリカの方が便利な点かもしれませんね。
月額いくらかかるかについては、キャリアによって異なります。目安としては、プリペイドなら毎月20ドル~で、契約して利用料金を支払うタイプなら、1台当たり毎月50ドル~が相場だと思います。
2.日本への一時帰省でもスマホやり放題
ソフトバンクの孫正義様が一時、アメリカの大手キャリアSprintのオーナーだった時期がありました。
孫正義様の配慮かどうかは知りませんけれど、当時のSprintでは、アメリカで使っているスマホをそのまま日本に持って行って普段通り使っても追加料金がかからず、電話の使いたい放題だけ毎月5ドルぐらいを払ってくださいね、という優秀すぎるサービスがありました。
数年前に私が日本へ一時帰省した時には、私はSprintユーザーでした。成田空港へ着陸すると、まだ入国検査も受けていないのにスマホには「日本へようこそ!自動的にソフトバンクへ接続しますね!」というメッセージが表示され、本当にデータ通信を気にすることなく、空港でも電車の中でも路上でも、スマホやり放題を満喫できました。
ちなみに、現在はSprintがT-mobi;eへ合併されてしまったので、日本へ帰省した時にタダ同然でスマホやり放題というわけではなくなりました。でも日本から海外へ旅行に来る場合と比べると、ずっと格安料金でスマホを使えると思います。
スマホに関しては、日本よりもアメリカの方が便利度は高いですね。
3.海外のスマホ月額料金の平均はどのぐらい?
海外諸国のスマホ月額料金を見ると、フランスやイギリスではデータ通信に関わらず、とても良心的な料金設定となっているようです。2ギガのプランでも20ギガのプランでも月額料金はそれほど変わらず、平均すると日本円で3,000円前後なのだとか。これなら、誰でもスマホを持ちたくなりますよね。
ちなみにアメリカでもデータ通信量によって多少の差はありますが、日本円にして6,000円~7,000円ぐらいが相場です。はい、我が家のスマホ代も1台当たり月額でこの位払ってます。
日本は従量制なので、契約するデータ通信量によってかかる料金は大きく変わるという特徴があります。例えば2ギガの契約なら平均4,000円程度なのですが、20ギガを契約すると、平均の月額料金は2倍の8,000円程度となります。
もしもアメリカに引っ越してくるなら、スマホ漬けの毎日を堪能できる環境がそろっていることを覚えておきましょう!私はスマホのおかげで、視力がとても悪くなりました(笑)。