日本で車を購入すると、新車・中古車に関係なく、消費税がかかります。購入価格が何百万円になってしまう車だと、かかる消費税の金額も数十万円になってしまったりしますよね。
アメリカでも、残念ながら車を購入すると、新車・中古車に関係なく消費税はかかります。
でもちょっと待って!アメリカって州によって消費税率は違います!高い州もあれば安い州もある!それなら、消費税がかからない州に行って車を購入したら、節税できるのでしょうか?
目次
1.消費税率は州によって違う
皆さんご存じの通り、アメリカでは州によって消費税がいくらかかるか、その税率は大きく違います。自動車に関しては、普段の生活用品のお買い物にかかる消費税率と全く同じ税率で税金がかかる州もあれば、車に関してはもう少し低めの税率が設けられている州もあります。
自動車の購入に関しては、以下の税率で消費税がかかります。
州 | 消費税率 |
---|---|
Alabama | 2.00% |
Alaska | なし |
Arizona | 5.60% |
Arkansas | 6.50% |
California | 7.25% |
Colorado | 2.90% |
Connecticut | 6.35% |
Delaware | なし |
Florida | 6.00% |
Georgia | 6.60% |
Hawaii | 4.00% |
Idaho | 6.00% |
Illinois | 6.25% |
Indiana | 7.00% |
Iowa | 5.00% |
Kansas | 7.50% |
Kentucky | 6.00% |
Louisiana | 4.45% |
Maine | 5.50% |
Maryland | 6.00% |
Massachusetts | 6.25% |
Michigan | 6.00% |
Minnesota | 6.50% |
Mississippi | 5.00% |
Missouri | 4.23% |
Montana | なし |
Nebraska | 5.50% |
Nevada | 6.85% |
New Hampshire | なし |
New Jersey | 6.625% |
New Mexico | 4.00% |
New York | 4.00% |
North Carolina | 3.00% |
North Dakota | 5.00% |
Ohio | 5.75% |
Oklahoma | 3.25% |
Oregon | なし |
Pennsylvania | 6.00% |
Rhode Island | 7.00% |
South Carolina | 5.00% (上限$500) |
South Dakota | 4.00% |
Tennessee | 7.00% |
Texas | 6.25% |
Utah | 6.96% |
Vermont | 6.00% |
Virginia | 4.15% |
Washington | 6.80% |
West Virginia | 6.00% |
Wisconsin | 5.00% |
Wyoming | 4.00% |
2.消費税がゼロの州はココ!
消費税がゼロの州もあります。それは、
- アラスカ州
- デラウェア州
- モンタナ州
- ニューハンプシャー州
- オレゴン州
ですね。例えば2万ドルの車を購入した場合、車に対する消費税率が高いカリフォルニア州だと、$1,450 がかかります。これは、私達が交渉したりNOと言ったりできない税金です。
しかし、消費税がゼロの州なら、何も言わなくても税金はかからないので、最終的に支払う金額はお安くなりますね。
3.消費税が低い州で車を買ったら節約できるのか?
テキサスのように、車で10時間走ってもまだテキサス、なんて人は、消費税が少し安い週まで足を運んで車を買おうなんて気は起こらないでしょう。しかし私が住んでいるDC近郊は、メリーランド州やデラウェア州、ペンシルベニア州、バージニア州などがあり、車で1時間も走ると別の州で買い物ができます。
特にデラウェア州は消費税がゼロですから、ここで車を買ったらビッグな節約ができそうですよね。
しかし、残念。この作戦は、すでに多くの人が考えており、全員が失敗に終わっています。
その理由は、
自働車の消費税は、購入した州の税率でかかるわけではなく、自動車の登録をする州、つまり自分が住んでいる州の税率でかかるから。
なのです。デラウェア州に住んでいる人なら、別の州へ行って車を買ったとしても、住んでいるデアウェア州の税率がゼロなので、消費税は一切かからないということになります。
4.この消費税なんかヤダ!節約する方法ってない?
高い買い物に対して消費税が上乗せされると、本当に嫌ですよね。
消費税は税金なので、拒否することはできませんし、交渉してもなくしてもらうことはできません。
でも、もし自分の愛車をトレードインで下取りに出すなら、消費税の分だけクレジットとして高めに買い取ってもらうという方法は、交渉次第で可能でです。