日本にも強盗はいますが、とりあえず銃を持っている可能性は低いので、反撃したり抵抗しても助かる可能性は、それなりに期待できるかもしれません。
しかし誰もが銃を持てるアメリカでは、話は別です。日本では大丈夫だと考えていた常識が、全く通用しないことも少なくないのです。
今回は、アメリカで強盗に襲われた時、どうするべきかを検証してみました。
目次
1.抵抗しない。絶対ダメ。
大切な免許証やクレジットカード、スマホや現金が入っているバッグをよこせと言われたら、誰だってイヤです。思わずNO!というでしょう。
しかし相手が強盗で、銃などを持っている場合は、抵抗したり拒否することは命取りになるので、絶対にしてはいけません。
最初にするべきことは、
- できるだけ冷静になる
- 大声を上げない
- 抵抗しない
- 動かない
- 指示に従う。指示されたこと以外はしない←抵抗していると思われる
- 視線を合わせない←逆上して殺される可能性アリ
- 顔をまじまじ見るのはNG←顔を覚えられたら殺される可能性は一気にあがる
2.言われたとおりにする。だけど、言われたことしかしない
金品目的の強盗の場合、カネを出せとか、その高そうな腕時計をよこせなど、要求してきます。命が惜しければ、言うとおりにしましょう。
腕時計とかジュエリーなどは、すでに相手から見える場所についていて、それを外して渡すだけです。しかし財布などはバッグやポケットの中に入っている可能性もありますよね。それを取り出すときには必ず。
「このポケットに財布が入っているので、取っても良いですか?」
と強盗にお伺いを立てます。これをしなければ、ポケットに隠し持っている銃を出すかもしれないと疑われて、先手必勝で撃たれてしまうリスクがあります。
強盗に遭った時の基本は、言われたとおりにすることです。しかし、余計なことをするのはNG。言われたことだけをして、命が助かることを願いましょう。
3.警察へレポートするのはもちろんOK
強盗に襲われて金銭的な被害はあったものの、命は無事だったという場合、まずは安堵しましょう。911しても良いですが、強盗が逃げて行って見えなくなってからにしましょう。安全な場所に避難した上で、911してください。
警察へレポートすると、犯人の特徴をいろいろ聞かれます。強盗中には相手の顔を見ることはできませんし、相手が覆面をしていれば、なかなか顔の特徴を覚えることは難しいかもしれません。
- 犯人のTatooや傷
- 身長、体型、年齢
- 髪の色、目の色などわかる範囲で
- 車で逃げた時には、車種や色、ナンバープレート
- 強盗が複数の場合、強盗同士の会話や名前など
など、何でも良いので警察へ報告しましょう。他にも被害者がいる場合、同一犯人の可能性もあります。自分が提供できるヒントが少なくても、他の人が提供するヒントと合わせることで、犯人逮捕に結びつくことも期待できます。
