海外だからこそ安心感が欲しい!生命保険の種類と加入方法

アメリカにも、生命保険はあります。結婚している人、そして子供がいる人にとっては、配偶者の万が一に備えて自分と子供を守るための生命保険、もしくは自分に万が一の時には家族を守るための生命保険にぜひ加入したいものです。アメリカには、どんな生命保険があって、どのように加入すれば良いのでしょうか?

目次

  1. 生命保険の種類
  2. 生命保険への加入方法
  3. こんな保険には気を付けよう
  4. 生命保険の選び方

1.生命保険の種類

アメリカの生命保険は、大きく分けると4種類あります。

Term Life(掛け捨ての生命保険)

Term Lifeとは、期間限定の掛け捨てタイプです。期間は10年とか15年、20年などがよくありますが、他の保険と比べるとリーズナブルな保険料で加入できるのが魅力です。掛け金は、年齢及び健康状態、受け取り保険金の額によって異なります。

掛け捨てタイプは、

  • 加入の期間が最初に決まっていて、後から変更できない
  • 毎月の保険料がリーズナブル
  • 掛け捨てなので、満期を迎えても手元には何も戻ってこない
  • 保険加入期間及び支払総額が決まっているので、最初に一括で払い込んでもOK
  • 子育て期間中だけなど、一時的にニーズが高まる時に便利

などの特徴があります。

誰におすすめ?

この保険は、生命保険に加入したいけれど掛け金が高いのは困るという人におすすめです。我が家でも、子供が生まれたことをきっかけに、夫と私とでTerm Lifeへ加入しました。20年で満期を迎えるTerm Lifeで、当時私も夫も30代でしたが、$150,000の保険が毎月20ドル程度、$100,000は毎月10ドル程度で加入できました。

子育て世代にも、Term Lifeはおすすめだと思います。子供が成人するまでは、世帯主が亡くなると家計は危機的な状況となってしまいます。仮に専業主婦の妻が亡くなっても、デイケアなどの負担が大きくなることで、経済的に困窮しそうです。そのため、子供が成人するまではしっかり保障したいという目的でTerm Lifeに加入する人は多いですね。

Whole Life(終身保険)

このタイプは終身保険で、一度加入すると年齢に関わらず、加入者が死亡する時点で満期を迎えるというタイプの保険です。掛け捨てタイプと比較すると、毎月のの保険料は割高ですが、貯蓄性があるという点が魅力です。

  • 加入期間は名義人が死亡するまでずっと続く(保険料を払い続けてもよし、途中でストップすることも可能)
  • 最後は必ず保険金を受け取ることができる
  • 毎月の保険料は割高
  • 解約すると、部分的に返金してもらえる
  • 一定期間以上保険料を納めると、払い込みを辞めても保障が一定期間は続く
  • 家族に必ず何か残したい人におすすめ

という特徴があります。

我が家では、Whole Lifeにも加入しています。正直、加入した当時には生命保険の種類や違いをよく知らず、保険の人にすすめられるまま加入してしまいました。やはりTerm Lifeと比較すると保険料は割高で、夫の場合には$150,000の受取金で毎月の保険料は70ドル程度です。

Whole Lifeは貯蓄性があり、途中で解約しても部分的に返金してもらうことができます。我が家の場合、年に1回ステートメントが送られてきて、払い込み70ドル分の使用用途が詳細に記載されています。70ドル分のうち、返金対象となるのは約20ドル程度で、残りの50ドル分は、生命保険に加入している手数料や安心料ということで、解約しても返金はされません。

Universal Life

ユニバーサル保険というのは、もともとアメリカで考案された生命保険のタイプで、基本的にはWHOLE LIFEタイプと同じです。保険によっては、Universal Whole Lifeという商品になっていることもあります。万が一の時には安心できる保険料を受け取れるだけでなく、毎月の保険料から少額が貯蓄に回されているため、貯蓄性があるという点が、ユニバーサル保険の大きな特徴です。

ユニバーサル保険と終身保険の大きな違いは、毎月の保険料のうち、どのぐらいを保険保障に回すか、そしてどのぐらいを貯蓄に回すかという点を、自由に決められるという点です。全てのユニバーサル保険が加入者にカスタマイズさせてくれるのかは不明ですが、毎月の保険金出費を抑えながら、安心感と貯蓄のどちらもしたいという人におすすめの保険商品です。

ちなみに我が家が加入しているのは、ステートメントをチェックした所、Universal Whole Lifeというタイプでした。私達が自由に貯蓄がいくら、と決めたわけではありませんが、終身型、そして保険という安心感と貯蓄の両方のメリットがある保険商品ということですね。

Variable Life

アメリカの保険には、一般的ではありませんが、変額年金というものがあります。これはユニバーサル保険の一種で、払い込んだ保険の運用を、いろいろなファンドに投資することによって積極的に増やそうという保険です。充実した選択肢の中から自由にファンドを選び、保険加入者が投資のような感覚で生命保険を組み立てられるという点が、大きな魅力なのでしょう。

ただし、運用がうまくいかない場合には、加入した時の満額受け取り保険金が低くなってしまうリスクがあります。残された家族への安心感という意味では、あまり理想的ではないかもしれません。

2.生命保険への加入方法

アメリカで生命保険に加入する方法は、とても簡単です。たくさんの保険会社が多種多様な保険商品をネットで販売しているので、自分で見つけて見積もりを取ることができます。

見積もりを取る際に注意したい事は、生命保険の掛け金は、加入者の年齢だけによって決まるわけではないという点です。加入に当たっては、Risk Assessmentなる健康診断を行い、保険会社が低リスクと判断した人ほど、保険料は安くなります。

この健康診断は、以前では保険会社が看護師を派遣してくれて、自宅で血圧をチェックしたり、採血をしたほか、体重や健康状態などを総合的に判断していました。私が生命保険に加入した時にも、看護師が自宅にやってきました。

近年でも、もしかしたらそういうプロセスはまだあるのかもしれません。しかし近年増えているのは、数か月以内の健康診断の記録を保険会社へ送るという方法です。具体的にどんな項目をチェックしなければいけないかという点は、保険会社から指定されますが、体重や既往症、そして高血圧や糖尿病などのリスクがないかをチェックするという点では、以前と判定基準はそれほど大きく変わっていないのだと思います。

ちなみに、健康状態によっては、保険会社から加入拒否されることもあります。例えば、体重が一定以上の人だと、ハイリスクとみなされて、いくら健康でも加入拒否されます。この場合、健康であることを証明して保険会社を説得できれば、加入させてもらうことは可能ですが、保険料はかなり高めになることが多いです。

糖尿病や高血圧、高脂血症などを持っている人もまた、ハイリスクとみなされることが多いです。

実は私の夫も、30代の時には生命保険に問題なく加入できました。しかしアラフィフになると、やはり体重がヘビー級になってしまい、健康だったのですが、別途加入しようと思った保険会社からは、加入拒否されてしまいました。

健康保険に加入するなら若いうちが良いというのは、そういう理由があるのかもしれませんね。

3.こんな保険には気を付けよう

生命保険と謡われている商品の中には、Accidental Life Insuranceなるものがあります。アクシデント保険とか、事故保険なんて呼ばれているかもしれません。

この保険も、確かに生命保険であることは変わりません。しかし、死亡理由がアクシデント、つまり事故でなければ保険金が下りる対象にならないという点が大きな特徴です。交通事故などの事故なら、保険は満額がおりますが、病気で亡くなった場合には、対象外となってしまいます。

アクシデント保険は、掛け捨て保険が多く、保険料は比較的リーズナブルです。車社会のアメリカなので、毎日マイカーで長距離を通勤する人や、自動車の運転をすることが多い人等、ガテン系の仕事をする人は、加入することで大きな安心感を得られるかもしれませんね。

4.生命保険の選び方

アメリカの生命保険は、保険商品ごとに毎月の保険料が大きく異なります。そのため、加入する際には、複数の商品を比較検討することをおすすめします。

保険金はいくらが目安?

保険金の金額が大きくなると、当然ですが毎月の保険料は高くなります。どのぐらいの保険金にするのが目安なのか、分からないという人は多いかもしれません。保険アドバイザーの話によると、目安は世帯の収入の5倍なのだそうです。つまり、年収が5万ドルの世帯なら、保険金の目安は$250,000ということになりますね。

ただし、アメリカの生命保険は、万が一の時に自宅のMortgage(住宅ローン)を完済できる金額を目安にすることも多いです。アメリカの住宅ローンには、世帯主がなくなった時にローン残債がゼロになるという保険はないため、多くの人はその安心感を生命保険でカバーしています。

そう考えると、年収が5万ドルの家庭の場合、生命保険の目安は$250,000ですが、住宅ローンの残債が$400,000残っているなら、保険金は払い込み料と相談しながら$400,000にできるだけ近い金額にするのが賢明かもしれません。

保険料がディスカウント?

アメリカの金融機関では、銀行口座やローン商品、また保険商品を同じところで契約すると、マルチディスカウントとして保険料がディスカウントされるシステムがあります。全ての金融機関ではありませんが、マルチディスカウントの可能性も視野に入れた上で、生命保険をどこで契約するかを比較しましょう。

ただし、ディスカウントしてもらえるのは、生命保険ではなく、自動車保険となることが多いです。我が家でも、同じ金融機関に銀行口座を持ち、住宅ローンや自動車ローンを持ち、自宅のProperty Insuranceや自動車保険など、複数の商品を契約しています。そのため、自動車保険の料金は、本来の半額以下の金額で契約させてもらっています。

保険が高いアメリカにおいては、こうしたディスカウントでも家計にとっては大きなメリットだと思います。

アメリカで携帯電話を契約しよう!渡米前にゲットする方法やおすすめのキャリアは?

アメリカは、日本よりもスマホ普及率が高く、使い勝手は良くなっています。日本の携帯電話普及率は92%、スマホ普及率は2021年現在で77%ですが、アメリカでは携帯電話普及率は94%、スマホ普及率は82%と高めです。

世界各国のスマホ普及率はこちらから

これから渡米する人にとっては、やはり気になるのは、アメリカのスマホ事情ではないでしょうか。ここでは、アメリカのスマホの仕組みや購入方法、おすすめのキャリアまでご紹介します。

目次

  1. アメリカの携帯電話の形態
  2. アメリカで携帯電話を購入する方法
  3. 購入に必要な書類
  4. どんなキャリアがある?
  5. アメリカの携帯を購入してから渡米することもできる?
  6. 通話もデータも使いたい放題プランがオススメ
  7. 日本から携帯を持ってきたら、使える?

1.アメリカの携帯電話の形態

アメリカの携帯電話は、大きく分けるとプリペイドタイプ(PrePaid:先払い)と、ポストペイドタイプ(Post Paid:後払い)に分類できます。

プリペイド

  • 契約が必要なく、誰でも気軽に購入できる。観光客でも購入可能。
  • 購入したら、その場ですぐに使用できる
  • 機種の選択肢は少ない。
  • 通話コストの単価は高め。
  • プリペイドなので、残高分しか通話ができない。
  • 使い捨てタイプもあれば、料金を追加して長く使えるタイプもアリ

ポストペイド

  • クレジットカードのような後払い制なので、契約をして審査を受ける。
  • 機種の選択肢が多い
  • 申し込んだ当日に携帯電話をゲットすることも可能だが、契約に時間がかかる。
  • 1分当たりの通話コストなど、コスパが良い。
  • 機種の購入でディスカウントが適用される

2.アメリカで携帯電話を購入する方法

アメリカで携帯電話を購入するには、

という方法があります。

店舗に行って購入

これは、携帯キャリアの店舗に足を運び、必要な書類を提示して契約するという方法です。最新の機種を選べますし、申し込んだ当日に携帯電話をゲットできるという点で、大きなメリットがあります。アメリカではじめて携帯電話を持つ人にとっても、日本で使い慣れている機種とよく似た機能を持つ機種が欲しいという人にとっても、また自分の携帯の使い方パターンが分かっている人にとっても、フレキシブルに対応してもらえる方法ですね。

店舗で購入するメリットは、全ての初期操作はすべてスタッフが目の前でしてくれて、店舗を出る際には使用できる状態になっているという点です。携帯の仕組みや使い方がイマイチ分からないという人なら、店舗に行くのが安心です。

携帯キャリアのオンラインで購入

携帯キャリアの多くは、オンラインで機種を購入して、契約までできます。マイペースで自分なりに比較検討しながら機種やプランを決めたい人にとっては、この方法がおすすめです。また、オンラインで購入することでディスカウントが適用される場合もあり、コスト面でもお得度が高い購入方法です。

オンラインで購入する場合でも、契約に必要な書類のチェックはあります。

また、オンラインで携帯機種を購入すると、郵送で自宅まで配達してもらえますが、その際にはキャリアごとに、受領サインを求められることもあります。

オンラインで配達された携帯電話は、自宅でアクティベートして使える状態にできます。しかし、もしも上手くできなかったとか、やり方がイマイチ分からんという人なら、自宅に届いた携帯電話を持って、契約したキャリアの店舗に足を運んでもOKです。追加料金がかかることなく、初期設定をしてもらえます。

量販店のブースで購入

携帯キャリアの中には、CostcoとかSamsなどのホールフーズストア、Best Buyなどの家電量販店、またショッピングモールの中にブースを出し、そこで携帯電話の購入と契約をしている所もあります。キャリアの店舗ではなく量販店で購入する場合には、必要な手続きや書類などは変わりませんが、価格面でリーズナブルになりやすいですね、

日本でも、家電量販電に携帯キャリアのブースが出ていて、そこで機種を購入したり契約できたりしますよね?あれと同じです。

3.購入に必要な書類

アメリカで携帯電話を購入・契約するために必要な書類は、いくつかあります。

申し込みをすると、まず最初に身分証明書を確認されます。そして、申込書に記入しながら、ソーシャルセキュリティナンバーで審査が行われます。審査にかかる時間は数分~数十分程度で、その場で結果が分かります。

日本から渡米したばかりの人だと、ここで審査落ちする可能性があります。なぜなら、アメリカ国内におけるクレジットヒストリーがないからですね。

また、渡米したばかりでまだ生活の拠点が決まっておらず、とりあえずホテル暮らしをしているという人も、残念ながらポストペイドタイプの携帯を契約することは難しいですね。基本的には、運転免許証のような現住所が反映された身分証明書が必要です。

高額なDepositを払えば契約できるキャリアも

基本的には、アメリカはカード社会なので、携帯電話の利用料金などはすべて、クレジットカード払いなどを求められます。渡米直後の場合には、上記のような理由でポストペイドタイプの携帯電話を購入したり契約することは難しいのですが、 中には例外的に、高額なDepositとよばれる保証金を納めれば契約できるキャリアもあります。

例えば、大手キャリアのAT&Tでは、初期デポジットは~$800と高額です。しかしこれはあくまでも保証金なので、12ヶ月間利用料金を遅延することなく支払っていれば、12か月後に保証金を全額返金してもらうことができます。

4.どんな携帯キャリアがある?

日本の携帯キャリアと言えドコモやソフトバンク、そしてauが3大ビッグキャリアとして知られていますよね。アメリカにも、携帯の大手キャリアがります。

少し前までは、ソフトバンク会長である孫正義氏がオーナーだったSprintという大手キャリアもありました。しかし現在では、SprintはT-mobileへ吸収合併されたので、これから携帯の購入や契約をする人は、この3つのキャリアから選ぶのがおすすめです。

キャリアによってカバレッジが大きく異なる

日本でもアメリカでも、都市部でしか使わない人なら、キャリアごとのカバレッジの違いを意識する必要はないでしょう。しかし、田舎や中都市で生活する人や、出張などでいろいろな場所に行かなければいけない人だと、携帯を購入契約する際には、カバレッジもしっかりチェックしておきたいものです。せっかく契約したのに、住んでいる場所や出先で自分のスマホが全く使えない、なんて事態も起こりかねません。

全米内のカバレッジで選ぶなら、Verizonがおすすめです。契約できるプランは全般的に高めですが、カバレッジ率は全米の99%と高いというメリットがあります。どんな田舎に行ってもとにかくつながりやすいのはVerizonでしょう。

T-mobileは、Sprintのネットワーク網をそのまま引き継いだため、以前よりもカバレッジは良くなっています。まだ成長を続けているキャリアなので、今後も少しずつ改善すると期待されていますが、カバレッジにおいてはVerizonほどではありません。少し郊外に行くと、つながりにくい状況に陥りやすいです。

しかし、T-mobileはコスト面でリーズナブルな点で人気があります。普段自分が生活する自宅や職場などの圏内で問題なくつながるなら、T-mobileでも良いかもしれませんね。

AT&Tは、VerizonとT-mobileの中間に位置しています。都市部では問題ありませんが、少し郊外に行くと使えないエリアが多くなるため、契約前にカバレッジマップをチェックすることをおすすめします。

Verizonのカバレッジはこちらから

T-mobileのカバレッジはこちらから

AT&Tのカバレッジはこちらから

5.渡米前にアメリカの携帯を購入することはできる?

アメリカには、日本人向けの格安携帯サービスがあります。これを利用すると、渡米する前にアメリカ国内で使える携帯の契約ができるので、渡米直後の空港でも電源を入れればすぐに利用できます。

渡米してからスマホがないと困るという人や、仕事やコミュニケーションでスマホが使えない期間が少しでもあるとまずいという人にとっては、とりあえずアメリカで落ち着くまでの期間だけでも、こうした日本人向けのサービスを利用するのがおすすめです。

3大キャリアから選べてリーズナブルな「アメスマ」

アメスマは、日本人向けの携帯サービスを提供している業者で、一言で言うなら的な位置づけになります。アメスマの特徴は、

  • 渡米前に、日本で契約し、日本で機種を受け取れる
  • アメリカ3大キャリアを選べる(Verizon$49.99~、T-mobile$29.99~、AT&T$69.99)
  • アメリカで正規の携帯契約をするよりもリーズナブル(通常は1台あたり$80程度かかります)
  • 契約期間の縛りがない、いつでも解約可能
  • 動画もデータも使いたい放題
  • SIMのみ購入プランもある
  • 日本へ一時帰国した時には、国際ローミングが無料

アメスマは、アメリカで長く生活している人にとっては、通信スピードの点などで若干の不便さを感じることがあるかもしれません。これは、格安SIMの宿命ですね。

しかし、日本へ里帰りする人や頻繁に一時帰国する人なら、日本でもアメリカでも不便なく使えるアメスマは、通信スピードの遅さなど吹き飛ばしてしまうほど、使い勝手が良いと感じるのではないでしょうか。

アメスマモバイルはこちらから

ハナセル(HanaCell)

ハナセルも、アメリカで暮らす日本人向けの携帯サービスです。ただしハナセルは、アメリカのニューヨークだけではなく、ロンドンや東京にも支社を展開し、グローバルに展開している企業です。ハナセルの特徴は

  • 格安SIMカードの販売
  • 日米どちらでも使用できる
  • カスタマーサービスは完全日本語の対応可能
  • アメリカでも購入可能、日本でも購入可能、しかもどちらで購入しても送料無料
  • 使い慣れている携帯機種をSIMロック解除すれば、機種変更する必要がない
  • 月額料金は、使った月だけ$59.00

ハナセルはこちらから

6.通話もデータも使いたい放題プランがオススメ

アメリカの携帯プランは、通話もテキストもデータも、使いたい放題プランがリーズナブルで、おすすめです。多くのキャリアでは、使いたい放題プランの料金は携帯1台当たり $40 ~$60程度で、家族で複数台を契約するとさらにディスカウントになったりします。

また、毎月どのぐらいのデータを使うか把握している人なら、使うデータ量をマックスにしたプランもあります。

無料Wi-Fiが充実

アメリカでは、日本よりも無料Wi-Fiが充実しています。特定のキャリアでなければ利用できないというものではなく、ホテルやレストラン、ショップでは利用客のために無料Wi-Fiを提供していますし、病院や学校でも無料Wi-Fiが使えるところがたくさんあります。スターバックスなどの故―フィーショップやカフェ、マクドナルドなどのファストフードでも普通にWi-Fiが無料提供されています。

都市部なら、地下鉄の中で無料で利用できるWi-Fiがあったり、公園などのアウトドアでもWi-Fiが使えたりします。(全米すべてではなく、あくまでも都市部です)

そのため、携帯の契約プランが上限なしプランでなくても、こうした無料Wi-Fiを使うことによって、使用データ量を低く抑えることができます。

7.日本の携帯電話は、アメリカでは使える?

日本で使っていた、使い慣れた携帯をアメリカでもそのまま使えたら、便利ですよね?基本的には、持っている携帯のSIMロックを解除すれば、ほとんどの場合には、アメリカに来てからSIMを入れ替えて、そのまま使えます。しかし、中には周波数が異なるために使えないものもあるので、注意してくださいね。

ちなみに、iPhoneは使えます。

アメリカでアパートを借りよう

留学でも駐在でも移住でも、アメリカに渡米すれば最初に必要となるのは、やはり住むところ。アパートが決まるまではホテル暮らしをすることになりますが、できるだけアパートを早く決めたほうが、費用の節約にもつながりますよね。ここでは、アメリカでアパートを探す方法や契約する方法をご紹介します。

目次

  1. アメリカではどこに住む?
  2. 敷金や礼金はいくらかかる?
  3. 物件を探す際に注意したい点
  4. 一人暮らしなら検討したい「ルームシェア」とは?

1.アメリカではどこに住む?

アメリカと言っても国土はとても広く、アパートを借りる際にかかる家賃にも、ロケーションによって雲泥の差があります。留学、駐在、移民などアメリカへ渡米する目的は人それぞれですが、どこに住むという選択肢があるのでしょうか?

アパートや家を賃貸する

駐在の人なら、会社が事前にいくつかの選択肢を絞り込んで紹介してくれたり、会社がすでに所有している物件に入居するという選択肢があります。しかし、そうしたサービスがない場合には、自分でアパートや貸家を探して契約しなければいけません。

賃貸物件はオンラインで紹介されていることが一般的です。

などのサイトを活用して、気に入った物件を探しましょう。

会社が所有する物件へ入居する

会社が所有している物件に入居する場合には、自分で不動産を探す必要はありません。既に会社側が入居できる状態に整えてくれていることが多いので、渡米したらすぐに入居できるというメリットがあります。

物件によっては、前に入居していた住人が家具をそのまま残してくれていた利するので、それはそのまま使用できます。ただし、自分たちが気に入るかどうかは別の話。気に入らなくても勝手に捨てるのは気が引ける、なんてこともありそうですね。

さらに、会社が準備してくれた物件へ入居する場合には、自分たちでロケーションを選べないというデメリットもあります。学校やスーパーなどに近ければ嬉しいですが、周囲の環境がイマイチ自分に合わないと思っても転居できません。

2.敷金や礼金はいくらかかる?

アメリカの賃貸物件においては、日本のような敷金や礼金で家賃の半年分が必要になるということはありません。退去時のクリーニングなどに使う保証金(Deposit)は家賃の1ヶ月分から2か月分程度が必要となりますが、礼金はありません。この点は安心ですね。

3.物件を探す際の注意点

アメリカでアパートでも貸家でも物件を探す際には、いくつか注意点があります。

周囲の環境をチェック

アメリカでは、1ブロック変わるだけでも環境や雰囲気がガラリと変わります。家賃に影響を与える要素は、築年数や間取り、広さだけではなく、そうした環境や雰囲気なども含まれます。

安全な暮らしに慣れている日本人の私達にとっては、やはり心配なのは治安面です。深夜に銃声が聞こえるとか、事件が頻繁に起こるとか、またパーティなどで騒音がひどい、なんて環境は嫌ですよね。そのために、必ず口コミをチェックしたり、実際にその場に足を運んでみて、肌で雰囲気を確認しましょう。

広さの面積の単位が違う

日本では、物件の広さは㎡で表示されていますが、アメリカではメートルではなくフィートが単位として使われているので、square feetという単位での表示となります。

日本では、物件の広さは㎡で表示されていますが、アメリカではメートルではなくフィートが単位として使われているので、square feetという単位での表示となります。

1 sq ft =0.0929㎡

なので、700 sqftのアパートなら、およそ65㎡ぐらいとなります。

家具や家電は備え付け?

アメリカの賃貸物件では、家電製品は大体備え付けが多いです。一般的についているものは、エアコン(Air Conditioner)や冷蔵庫(Refrigerator)、オーブンレンジ(Oven)、電子レンジ(Microwave)、食洗器(Dish washer)などがありますね。

洗濯機と乾燥機については、物件によって変わります。日本だと、Studio(1Rや1K)タイプでも洗濯機や乾燥機は備え付けでなくても、自分専用の設置できる場所が確保されていますよね。しかしアメリカでは、物件の中に設置できる場合と、アパート全体で共有する場合とがあります。

物件の中に洗濯機(Washer)と乾燥機(Dryer)を設置するスペースが設けられている場合には、In Unitという表示があります。もしもない場合には、アパート全体で共同利用という可能性があるので、内見の際には要チェックです。

管理会社にも注意が必要

日本でも、アパートを契約していて問題が起こったら、管理会社へ電話しますよね?日本の場合には、連絡すれば大体迅速に対応してくれる所がほとんどなので、メンテナンスや不具合の点でイライラしながら暮らさなければいけないということはありません。

しかしアメリカでは、管理会社によっては、修理やメンテナンスを依頼してもなかなか来てくれないということがあります。サービスが充実している管理会社なら、いろいろ親切に面倒を見てくれますが、そうでない所では、天井から水漏れしていても数日間来てくれない、なんて最悪な事態も起こりえます。

そうならないためには、アパートだけでなく管理会社についても、評判をチェックしましょう。

管理会社の評判をチェックするならBBB(Better Business Bureau)がオススメ

契約期間はとても重要

アメリカでアパートを契約する際には、日本と大きく違う点があります。それは、契約期間途中の解約ができるかどうかという点です。

日本では、アパートは2年契約が多く、引っ越しなどで解約したい時には、1ヶ月前までに申し出れば、希望する日に退居できますよね。その後、賃料が発生することはありません。

しかしアメリカでは、アパートは1年契約になっていることが多く、しかも、契約終了までは借主に賃料支払いの責任があります。つまり、契約期間中に退居したくても、「退居してもいいけど、賃料は来年の4月までかかりますよ」という事態になる可能性が高いのです。

住んでいないのに、家賃を払い続けるの?

と信じられない人がいるかもしれません。しかし私はこれまで、たくさんの人が、アパートの契約がXX月までだから、引っ越しはその時期に合わせる、という話を聞いたことがあります。それに、自分が引っ越した後の家賃を誰か他の人に払ってほしくて、自身の退去後に住みたい人を探している人もいました。

アパートを借りる際には、この辺は、しっかり質問することをおすすめします。

州によってはアパート契約で最低収入ラインが決まっている

全てのアパートではありませんが、州によって、または物件によっては、アパートごとに最低年収が決められている所があります。例えば、このアパートに入居するなら、最低年収5万ドルは必要、だけど、この間取りなら年収7万ドルなければ無理、という風に、細かく決まっていることは多いです。

これは、大家さんが家賃のとりっぱぐれがないようにするための防衛策ですね。州法で決められているルールではありません。

更新してくれるかどうかは大家次第

アパートの契約ができても、それで安心ではありません。契約期間は1年ごとで、その次に更新できるかどうかは、大家次第と言っても過言ではありません。もしも大家に嫌われたら、契約更新時に賃料が高くなって払えない額になってしまうこともあります。そうしたら、引っ越すという選択肢しかありませんよね。

また、契約するかどうかは、理由を後付けされても、文句が言えません。懇願することはできても、「もう次の人が決まっている」なんて言われたら、契約更新できないまま、次に住む場所を探さなければいけません。

ちなみに、DCエリアでは、アパートではなく一戸建ての物件に多いのですが、9ヶ月だけ契約(更新無し)とか、1年だけ契約(更新無し)という物件がたくさんあります。その期間だけ必要なら、それでも良いでしょう。しかし、数年単位で住みたい人にとっては、短期すぎる契約だと、すぐに引越し先を探さなければいけません。

使えねーなー

という声が聞こえてきそうです。私もきっとそう言います。

4.一人暮らしなら検討したいルームシェアとは?

留学や駐在などで単身の渡米をする際に、できるだけ家賃を安く抑えたいという人にぜひおすすめなのは、ルームシェアです。これは、ベッドルームが2つから3つある家を他人とシェアするというもので、基本的には寝室は自分だけの居住スペースとなり、バスルームやリビングルーム、キッチンなどは他の住人とシェアすることになります。日本で言う所のシェアハウスのような暮らし方ですね。

ルームシェアは、一人暮らしをするとアパートの賃料が何千ドルもかかってしまうニューヨークシティやサンフランシスコ、ロサンゼルスなどでは一般的な暮らし方です。文化や背景が全く異なる赤の他人と生活を共にするということで、慣れない人にとっては精神的なストレスが大きくなってしまうかもしれません。しかし経済面では大きなメリットがあるので、もしも他人との生活に挑戦してみようという人にとっては、毎日が刺激的で新しい発見の連続かもしれません。

ルームシェアは、現地の掲示板や学校、スーパーなどに張り紙が張られていたり、友人の紹介などで見つけるケースが多いです。随時募集が出されているというわけではなく、「前のルームメイトが退居するから、新しいルームメイトを募集している」と言う感じが多いですね。