10月の最後には、ハロウィンという楽しいイベントがあります!ハロウィンと言えば、子供たちが思い思いのコスチュームを身にまとい、Trick or Treat!と各家庭を練り歩いてキャンディをゲットする光景を目にする人は多いですよね。
多くの家庭で楽しむハロウィンですが、宗教上の理由、もしくは我が家のように子供が巣立ったなどの理由で、ハロウィン不参加の家庭もあります。そこで今回は、ハロウィンを賢く楽しむコツと、あとから後悔しないための注意点をご紹介しますね。
参加の意思表明は「玄関の外灯」
ハロウィンに参加するかどうかは、その家の玄関の外についている電灯を見れば、一目瞭然です。キャンディを買ってスタンバイしている家庭なら、外灯がついています。ついていない家庭は、残念ながらハロウィン不参加なので、ピンポンしないように気を付けてください。
不参加の家庭に子供たちがピンポンとしつこく行くと、住人がイライラして、よからぬ事態になるかもしれません。もしうっかりピンポンした場合でも、誰も出てこなければあきらめて次の家へ行きましょう。
我が家も数年前からハロウィンは不参加になりました。理由は、子供がハイスクールになったから。そのため、玄関の外の明かりは、この日はつけません。そして、道路に面した部屋も、電気はつけません。留守を装う必要はないのですが、不参加の意志を明確に表示するため、この日の夜はベースメントに退避してます。
キャンディを本気で取りに行くならエリアを選ぶべし

これは、子供ながらに考えた「いやらしいテクニック」なのかもしれません。子どもたちの中でキャンディにグレードがつけられているらしく、このエリアはお高いキャンディをくれるとか、このエリアはケチ臭いチープなキャンディしか配っていないなど、情報が飛び交います。
もちろん、仮にそんなエリアがあったとしても、すべての家が毎年同じタイプのキャンディをくれるわけではありません。去年はリッチなキャンディだったのに、今年はチープなキャンディということも、もちろんあります。
でもたくさんの家を周れば、色々なキャンディをゲットできます。
もしも子供と真剣勝負でキャンディをゲットしに行くのなら、
- 小学生が多く住んでいるエリア
- 家の外にハロウィンのデコレーションが飾られている家が多いエリア
を狙うのがおすすめです。小学生が多いエリアは、誰かが家でハロウィンキャンディを配っていることが多いので、たくさんもらえるチャンスがあります!
ちなみに、私の家の周囲は、老人や子供がいない家庭が多く、ハロウィンはほぼ不参加です。そのため、この日はすべての家が外灯を消すので、通りは真っ暗です。
家族で仮装をコーディネートするとウケる
子供が小さい時には、Trick or Treatに親も同伴しなければいけません。もしも、どうせ同伴するなら親子でコスチュームを着ようかなと考えているなら、ぜひ親子でコーディネートしてはいかがでしょう?これ、かなりウケます!
基本的になんでも良いのですが、例えば、子供がフレンチフライのコスチュームなら、親はケチャップのボトル、のような分かりやすいものがおすすめです。
ペットもこの日はしっかりコスチューム着用
ペットもハロウィンの日には、しっかりコスチュームを着用して、お祭りに参加してはいかがでしょうか?特にペット連れでTrick or Treatに行くなら、ペットの仮装はマストだと思います!
時間と気力があればお化け屋敷を演出するのもアリ
もしもTrick or Treatにやってくる子供たちに楽しんでもらいたいという気力と時間があれば、自宅のフロントヤードを使って、お化け屋敷風にデコレーションするという方法もアリです。これは、かなり人気が出ると思います。


以前私の友人は、ここアメリカで「日本のお化け」をテーマに本気の仮装をしました。すると、完成度が高すぎたこと、日本のお化けはアメリカの子供たちに全くなじみがなかったため、子供たちはマジ号泣でダッシュで逃げて行ったそうです。
もしも本気の恐怖を演出するなら、仮装のテーマは「貞子」「恐怖の日本人形」的なものがミステリーたっぷりで成功率は高いと思います。
アマゾンでもそれなりに怖そうなコスチュームは買えますが、やはり本格的な恐怖感を演出するなら、特殊メイクを施すなど、手間をかけるのがベターでしょう。
時間は守ろう
Trick or Treatの時間は、自治体ごとに決められています。多くの場合には夕方の6時から8時ぐらいが多いと思うのですが、遅くまで明るいエリアなら、7時から9時という時間設定になっている所もあるかもしれません。
この時間は、できるだけ守るようにしましょう。マナーという理由もありますけれど、時間を過ぎてまで他人の家をピンポンしていると、イラついた住人が何をもって出てくるか分からないから。脅かすわけではありませんが、アメリカで見知らぬ人の家を暗くなってからピンポンすることには、そのぐらいのリスクがあります。
事故が増えるので移動には注意が必要
もしも車で別の場所に移動してからTrick or Treatをしたり、住宅街の中でも道路を渡るなら、暗い夜道で事故にあわないように注意してくださいね。アメリカの住宅街の多くには、外灯はついていません。そのため、とにかく視界が狭くなって見えにくいものです。
しかも、この日は皆さんが浮かれ気分になって飲酒運転も増えるので、飲酒関連の自動車事故や喧嘩がとても増えるのだとか。巻き込まれては大変です。
キャンディの買いだめにベストな季節
この時期には、ほぼすべてのキャンディブランドが、Trick or Treat用に小分け分包されたキャンディを発売します。普段は大きな袋でしか売っていないキャンディが適度な量で個別分包されるので、うちはこれを狙って毎年キャンディの買いだめをしてました。