アメリカの自動車保険は、日本と金額だけを比較すると、ずいぶん高いと感じる人は多いですよね。確かに、高いです。しかし、保険会社を見直したり、ディスカウントをうまく利用すると、毎月払う保険の料金を安く抑えることもできます。
ここでは、自動車保険を安くするコツをいくつかご紹介しますね。
目次
- 低走行車ディスカウント
- 車の設備によるディスカウント
- 駐車環境によるディスカウント
- 複数の車は同じ保険会社で!
- 無事故無違反ならディスカウント
- ほかの金融サービスを持ってるとディスカウント
- 学生ディスカウント
- クレジットスコアが良い人もディスカウント
- 住宅を所有している人もディスカウントが適用
1.低走行車ディスカウント
アメリカを走る車の平均的な年間走行距離は、10,000マイル~12,000マイル程度と言われています。しかし、すべての車がこの距離を走行するわけではありませんよね。中には、私のように週に数回しか乗らず、しかも近所にあるスーパーぐらいにしか行かないというドライバーもいます。
息子様に車を買った時には、2マイル程度しか離れていないハイスクールへの通学に使っており、プライベートで走ったと言っても小さな街の中ぐらいだったので、走行距離は鼻くそ程度でした。
自動車保険は、走行距離が10,000マイルよりも少ないと、ディスカウントされます。要チェックです!
2.車の設備によるディスカウント
Anti-TheftとかDaytime Running Light、Airbagの数や位置など、自動車に搭載されている設備によっても、ディスカウントが適用されます。
VINからすでにどんな設備が装備されているかは保険会社で分かっているので、このディスカウントに関しては、最初の見積もりの段階から含まれていることが多いですね。
3.駐車環境によるディスカウント
同じ自動車でも、普段どこに駐車するか、そのロケーションによっても保険料は変わります。
Zipコードによって安全性が大きく違い、それは保険料の見積もりを出すときにすでに反映されています。
しかしその他にも、ガレージに止めるのか、道路に止めるのかなど、どこに駐車するかによってディスカウントが適用されます。
4.複数の車は同じ保険会社で!
多くの保険会社では、2台に保険を掛けたら、Multi-Carディスカウントで割引してもらえます。3台ならさらにディスカウントされるわけですね。
1台ずつ別の保険会社に申し込むよりも、まとめて同じ保険会社を利用したほうが、保険料の合計は確実に安くなります。
5.無事故無違反ならディスカウント
無事故無違反のドライバーに対しては、Premier Driverとしてディスカウントをしてもらうことができます。これはドライバーについているディスカウントで、自動車の車種によって影響を受けない割引です。
6.ほかの金融サービスを持ってるとディスカウント
自動車保険を提供する業者には、保険を専門に取り扱っている損保のような所もあれば、銀行業務もしている金融機関もあります。金融機関なら、銀行口座や家のローン、自動車保険などをいろいろ持っていたり、複数の金融商品を使っていると、ディスカウントを受けられます。
7.学生ディスカウント
学生ディスカウントと言うのもあります。例えば、学校のGPAが3.0以上だったり、ドライビングのクラスを修得していたり、また大学生ならキャンパスへ車を持っていかなければディスカウント、と言うのもあります。
ただし、学生なら何でもOKと言うわけではありません。フルタイムの学生で、年齢は25歳未満が対象です。
8.クレジットスコアが良い人もディスカウント
クレジットスコアが良い人にも、自動車保険のディスカウントがあります。自動的についている割引かどうかは分かりませんけれど、おそらく更新の際にスコアをチェックして保険料を再計算しているのではないかと予想しています。
ちなみに、クレジットスコアが良い人は、お金に対して責任感の強い人と見なされるので、ローンを組む際にも低金利が適用されるという特典がついています。
9.住宅を所有している人もディスカウントが適用
賃貸ではなく不動産を所有している人にも、ディスカウントが適用されます。これも、クレジットスコアと同様に、住宅を所有している人の方がお金に対してはしっかりしているに違いないという予測に基づくものです。