ハリウッドの映画やドラマを見ると、トロフィーワイフ(Trophy Wife)という言葉が良く出てきます。他人に見せびらかしたくなるほど「若くて」「美しい」妻というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。
しかし、年齢が離れた若い妻をゲットしたからといって、必ずしもそれがトロフィーワイフとは限りません。今回は、多くの人が誤解しているトロフィーワイフの定義について調べてみました!
目次
1.トロフィーワイフとは?
トロフィーワイフとは、結婚生活において自分をより良く見せてくれる妻という意味を持ちます。年齢が高い男性ほど、結婚相手には若い相手を求めることが多く、すでに社会的な名声や富を手にしている男性が若い妻を見つけると、トロフィーワイフだと呼ばれることが少なくありません。
トロフィーワイフには、実は大きな役割があります。それは、夫に対して絶対的な服従を求められることです。力を持っているのは夫であり、夫をより大きな成功者に見せる事こそが、トロフィーワイフに求められる役割なのです。言葉は良くないかもしれませんが、夫の附属品だと考えたらわかりやすいかもしれません。
2.トロフィーワイフかどうかを見分けるチェックポイント
年が離れた男性と結婚したからと言って、その女性が必ずしもトロフィーワイフというわけではありません。トロフィーワイフかどうかを見分けるには、いくつかのチェックポイントがあります。
- 夫なのに妻の私生活にほぼ興味がない
- 妻の見た目がすべて。妻がより美しくなるなら、整形にも大賛成
- 夫が理由もなく高いプレゼントを贈る。しかも頻繁。
- お金の管理はすべて夫。トロフィーワイフが管理することはない。
- 妻も十分な小遣いをもらえるので、家計の状況など興味がない
- 妻はお金の心配を全くしない
- 外見が命。外見を整えることには執着があるし、時間もかける。
- 全てを管理して決断を下す夫には、絶対的な服従が求められる。
- 楽しい話はするけれど、深い話はしない。
- 夫が友人と会話している時には、妻は無言で笑顔がデフォルト。
3.トロフィーワイフ=低能、ではない
トロフィーワイフというと、多くの人は「見た目が良くて頭が空っぽ」な女だとイメージするものです。確かに、見た目が良いことはトロフィーワイフに求めらえる条件ですが、頭が良いか悪いかは、トロフィーワイフの定義ににはありません。そのため、低能ももちろんいるでしょうけれど、そうではない人もいます。
4.トロフィーワイフのメリットとデメリット
トロフィーワイフになることは、悪いことでもなければ恥ずかしいことでもありません。しかし、メリットもあればデメリットもあるので、もしも年上の金持ち男と結婚しようと考えている人は、どちらも理解した上で踏み切るのが良いかもしれません。
メリット
- 経済的に快適な暮らしができる
- 基本的にやりたいことができる
- 子供に思い通りの教育と育児を提供できる
- 決定権がないので何も決断する必要がない
デメリット
- 夫に絶対の服従がマスト
- 全ての言動には夫の許可が必要
- 不安や悩みがあっても、夫は話し相手になってくれない
- 夫からも他人からも、見た目だけ、と思われる可能性は高い
- 自分の見た目が夫の成功のシンボルとなるので、外見磨きは最重要の優先事項
いかがでしたでしょうか?申し上げておくと、私はトロフィーワイフではありません。仮に美しい外見を持っていたとしても、性格的にイエスマンになるのは無理です。そのため、もしも仮に奇跡が起こって億万長者からアプローチされても、きっと短期間でポイ捨てされることでしょう。
でも、どんな人生も山あり谷あり、トロフィーワイフとして生きる人がいても、それはその人の人生なので、他人がとやかく言うものではないのでしょう。