アメリカの住宅事情!住居費は年収のどのぐらいが目安?

日本では、家賃にかけられる費用は、年収の4分の1から3分の1ぐらいが目安だといわれていますよね。アメリカでも、この線引きは大体同じです。しかし実際に、その枠内で家賃が収まっているかは別問題です。日本より貧富の差が激しいアメリカでは、家賃が年収の3分の1よりも高くなってしまう世帯も少なからずあります。

ここでは、アメリカでミドルクラスと呼ばれるほかの中流家庭が、年収に対してどのぐらいの家賃を払っているのかをご紹介しますね。「余計なお世話だろ!」という声が聞こえてきそうな、下世話なトピックかもしれませんね。でも気になるという人のために、調べてみました。

目次

  1. まずは世帯の平均年収から
  2. 住居費は年収に対してどのぐらい?
  3. QOLを考えるなら30%以内が理想的
  4. 住居費が安い場所ってどこ?

1.まずは世帯の平均年収から

世帯当たりの平均年収は、全米規模でみると$84,000程度です。ただしこれは、1人当たりの平均年収というわけではなく、世帯当たりの平均です。つまり、夫もしくは妻が1馬力でこの年収を稼ぐのか、それとも夫婦2馬力でこの年収を稼ぐのかによっても、色々な点が大きく変わってくるでしょう。平均という点では、1馬力の家庭なら夫もしくは妻が$ 84,000を稼ぎ、2馬力の家庭なら夫婦それぞれ$42,000を稼げば、「平均」となります。

2.住居費は年収に対してどのぐらい?

実際にかかる住居費がどのぐらいかという金額は、住んでいる場所によって大きく違います。家賃が高い場所は全般的に所得も高い傾向にありますし、同じ広さの家でも、住む場所が変われば家賃には雲泥の差があるでしょう。

しかし、年収に対して住居費がどのぐらいなのかを見れば、なんとなく自分の世帯でどのぐらいの家賃が目安となるかをイメージしやすくなります。統計では、

  • 年収3万ドル以下の世帯 年収の43%が住居費
  • 年収10万ドル以上の世帯 年収の32%が住居費
  • 全体の平均は 33%

となっています。例えば年収$84,000の世帯なら、年間の住居費は$27,000程度が妥当、つまり月計算にすると毎月$2,300以内に抑えれば平均となります。

ここで注意したいのは、住居費に含まれるのは、単にアパートの家賃や住宅ローンの返済額だけではないという点です。光熱費など、住宅に関連するサービスや費用は、すべて含まれるので気をつけましょう。もしも光熱費に毎月$400ぐらいかかっているなら、家賃に当てられる費用は毎月$1,800ぐらいが妥当だという事になりますね。

3.QOLを考えるなら30%以内が理想的

ファイナンシャルアドバイザーなら、住居費が収入に対して3分の1なら問題ない、と背中を押してくれる人が多いです。しかし実際に生活してみると分かりますが、住居費以外にも生活の上では様々な経費が掛かるわけで、収入の3分の1を住居費に使ってしまうと日々の生活が困窮してしまうという人も、もちろんいます。

もしも身の丈に合った生活の中でQOLを重視するなら、住居費は年収の30%以内に抑えるのが理想的かもしれません。年収が全米平均の$84000なら、住居費にかけられるのは毎月$2,100ぐらいです。

4.住居費が安い場所ってどこ?

high angle shot of suburban neighborhood

広大なアメリカには、NYCやサンフランシスコのように目が飛び出るほど何もかもが高いエリアもあれば、驚いて値段を二度見するほど不動産が激安なエリアもあります。もしも都会の生活に疲れてのどかな田舎で暮らしたいと考えるなら、年収に対する住居費の割合が低い場所を狙うのが、良いかもしれません。

具体的には、

  • アーカンソー州
  • ユタ州
  • アイオワ州
  • ペンシルベニア州
  • ケンタッキー州

などがあげられますね。日本人がどのぐらいいるか、日本の食材をどのぐらい買いやすいかという点については全く考慮していないものの、安く住めることだけを考えれば、上記の所を検討するのが良いみたいです。

宝くじを買って億万長者になろう!

日本では、年末ジャンボ宝くじがよく知られていますが、アメリカにも、ロトと呼ばれる宝くじがあります。日本と大きく違う点は、1等の金額が大きいことでしょうか。基本的に、当選者が出なければその分が次の回に持ち越される仕組みとなっており、「今週は40ミリオン(50億円程度)が出るよ!」なんて職場で話題になると、夫は仕事帰りにふらりと買ってきたりします。

目次

  1. 宝くじはどこで買う?
  2. 宝くじの買い方
  3. カード払いができないって本当?
  4. 当選したらどこに行けばよい?
  5. 当選者のその後を追ったテレビ番組もある!

1.宝くじはどこで買う?

アメリカの宝くじは、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどで販売されています。年末ジャンボ宝くじのような季節的なイベントではなく、年間を通して行っているため、どのタイミングで足を運んでも、買うことはできます。ガソリンスタンドでも販売されていますね。私が住んでいるエリアでは、スーパーやドラッグストアでは販売しておらず、購入するにはガソリンスタンドまで足を運ばなければいけません。

宝くじ禁止の州がある

宝くじは、大半の州で販売されていますが、中にはアラバマ州やユタ州、ミシシッピ州のように宝くじ自身が禁止となっている州もあります。これは宗教的な理由によるものなのだとか。ただし、州内で販売されていなくても、お隣の州に行って購入することは違法ではないので、欲しい人は隣の州まで行ったときに購入するのがおすすめですね。

ネットでも買える?

ジョージア州とイリノイ州では、州の住民に対してオンラインでの宝くじ販売が許可されています。しかしその他の州では、オンラインでの販売は違法となっていることが多く、購入できません。

2.宝くじの買い方

宝くじは、店内に自販機が設置されていて、個人が自由に購入できるシステムとなっていることもあれば、お店の人が対面で対応してくれるところもあります。自販機はレジのすぐそばに置かれていることが多いので、使い方が分からなければお店の人に声をかけましょう。助けてくれます。

自販機の使い方は簡単

Mega Million
Power Ball

自販機で買う場合、銀行のATMのようにガイダンスが流れるので、それに従って進めると、簡単に買えます。

まず最初に、どの種類の宝くじを買うのかを選びます。種類がたくさんあり、それぞれルールが異なりますし、お店ごとに取り扱っている宝くじの種類が異なります。もしもこだわりがあるなら、特定の種類を取り扱っているお店を選ぶと良いですが、特にこだわりがない人なら、足を運びやすい店が取り扱っているものの中から選ぶこともできます。

人気が高いのは、Mega MillionPower Ballですね。どちらも1等の当籤額が何十ミリオンという高額で、実際に当選する人は出ています!もちろん確率は低いので、ワクワクしながら遊ぶ感覚で購入したい人なら、夢を見られるという点でこの2つがおすすめです!

次に、何枚購入するかを選んでお金を入れます。この時注意しなければいけないのは、多くの自販機ではおつりが出ないという事です!そのため、20ドル札を入れてしまうと、20ドル分全部買わなければいけなくなってしまいます。

もしもおつりが欲しい人は、お店のレジの人に何枚欲しいかを伝えてお金を渡し、買ってもらうという方法がおすすめです。

数字は自分で選べる!

宝くじを買う際には、Quick Pickと呼ばれる方法と、Your Pickという方法から選ぶことができます。これは、番号を機械が選ぶか、それとも購入する人自身が選ぶかを決めるものです。

自分で好きな番号を選ぶ場合、画面にたくさんの数字がずらりと表示されるので、その中から選んでいきます。その際には、ボーナス番号も自分で決めることができます。ちなみにボーナス番号は、自分で選んだ複数の番号と重複していてもOKです。

Quick Pickを選んだ場合、この作業は不要で、すべて機械がしてくれます。

選んだ番号の組み合わせで、何回分遊ぶかというChoose Number Of Plays Per Drawも選ぶことができます。基本的には1回だけなのラ「1」を選びますが、2倍払って同じ番号の組み合わせで購入するなら、2を選べばOKです。

3.カード払いができないって本当?

宝くじを購入する際には、現金払いのみ、となっているお店が大半です。しかしこれは、法律によって決められているというわけではなく、州ごとにカード払いがOKとなっている所はあります。しかし店ごとに、カード払いをされると手数料がかかるなどの不都合な理由で、現金払いのみにしている所は多いですね。

ちなみにうちの近所のガソリンスタンドでも、他の物はカード払いができるのに、宝くじだけは現金のみでの販売となっています。

4.当選したらどこに行けばよい?

宝くじに当選したら、まず最初に裏面に名前を書きましょう。名前を書いていない当選くじをうっかり落としてしまうと、ほかの誰かが名前を書いて換金しても、文句が言えません。そのため、最初にすることは、まず名前を書くこと、ですね。

宝くじは、当選金額によって換金できる場所が異なります。少額の場合には、購入したガソリンスタンドなどに行けば、その場で換金してもらうことができますが、金額が大きくなると、その州にある宝くじ事務所へもっていくことになります。

最寄りの宝くじオフィスはこちらで検索

ちなみに、宝くじを購入したけれど当選したかどうかが分からない場合には、スマホのアプリで当選したかをチェックしてくれるものがあります。それをスマホに入れておけば、遊び方のルールを知らなくても、簡単に当選したかどうかが分かるので、とても便利です!

分割で受け取ることができる

当選した賞金は、一括で受け取ることもできますし、分割で毎年少しずつを受け取ることもできます。賞金の金額によって、また受け取る人の年齢によって、どちらを選ぶべきかは変わりますが、税金のことを考えるなら分割での受け取りがお得です。

宝くじには、税金がかかります。これはすべての州で同じで、所得としてみなされるので連邦税に加えて州税もかかります。ちなみに、換金する際には自身の住所やソーシャルセキュリティ番号などの身分を明らかにするため、宝くじオフィスから年始に1099-Gフォームが届きます。はい、収入としてカウントしなさいという事ですね。

州によって当選者が公表されてしまうことも!

宝くじで高額当選した場合、できる事なら誰にも言わず、こっそりと高額賞金をもってニンマリしたいですよね。しかしアメリカでは、高額当選者は、なんと個人情報が公開されてしまいます。名前と顔写真が公開されてしまうので、当選した人は防犯面では注意が必要となってしまうわけです。

ちなみに、個人情報を公開されることなく匿名で受け取れるのは、

  • メリーランド州
  • デラウェア州
  • カンザス州
  • オハイオ州
  • ノースダコタ州
  • サウスカロライナ州

の6州だけです。

5.当選者のその後を追ったテレビ番組もある!

アメリカでは、もちろん一般的ではありませんが、確かに数ミリオンを勝利したラッキーな人はたくさんいます。そして、そんな人たちがその後、その賞金でどんな豪邸を購入したのかを追跡するテレビ番組もあります!

中でも私が大好きなのは、HGTVで放送しているMy Lottery Dream Homeというもので、数ミリオン当選した人たちが豪邸を探して購入するプロセスをドキュメンタリーにして紹介しています。10ミリオン当選した中年夫婦は、湖を眺め下せる林の中に豪邸を購入し、幸せなリタイヤ生活を送っています。また20代後半で3ミリオンを当てた若い女性は、大都市のダウンタウンにおしゃれなコンドミニアムをキャッシュ一括で購入していました。

My Lottery Dream Home

ほかにも、楽しめる当選者が豪邸を購入するテレビ番組はたくさんあります!

A Big Home For A Big Prize

こういう夢を見せつけられると、影響されやすい私は、ガソリンスタンドへ車を飛ばして宝くじを購入してしまうのですよね。。

アメリカの署名に漢字を使うのはアリ?ナシ?

アメリカには、日本のように実印とか印鑑証明という概念はありません。法的な拘束力を持つ書類や、金銭の取引が絡む書類の場合には、自分で署名(サイン)するだけでなくNotarizeという公証をしてもらわなければいけませんが、それ以外の時には手書きで署名をするだけでOKです。

アメリカの署名は、日本でいうところの認印やシャチハタのような考え方ですね。認印は、本屋やハンコショップなどで市販されていますし、どこかに登録しておくわけではないので、今日はコレを使って明日はコレを使おうかな、なんていうのもOKです。

アメリカの署名も同じような位置付けで、とりあえず「見ました」「受け取りました」の確認の意味で使います。書き方が普段と違ってたとか、あのスペルは平気だったかな、なんて心配する必要はありません。

目次

  1. アメリカの署名は筆記体が多い
  2. 署名に漢字を使うのはアリ?
  3. 署名に漢字を使うメリットとデメリット
  4. 署名が大切な時もある

1.アメリカの署名は筆記体が多い

アメリカでの署名は、基本的にはフリースタイルです。アメリカ人だと、筆記体で自分の本名フルネームを書く人が多いですが、筆記体が得意でない人や好きではない人、もっとオリジナリティを出したい人などは、本名をしっかり書かなくても問題はありません。以前働いていた職場の上司は、なんとサインは「m」のみでした。そういうのも、アリなのです。

文字のお尻の部分を芸術的にカーブさせるとか、大きな円を付け加えるとか、オリジナリティたっぷりな署名も、中にはあります。

また、自分が書いたものなら必ずすべての署名が完全に一致していなければならないというルールもないので、ミミズが張ったようなグニャグニャな感じの署名をしても、誰にも何も言われません。

日本からの観光旅行でアメリカに来る人だと、筆記体何それ?という人がいるかもしれません。その時には、筆記体ではない書き方でも良いそうです。

2.署名に漢字を使うのはアリ?

結論から言うと、法律的には問題ありません。しかし、嫌がるアメリカ人はとてもたくさんいます。漢字は東アジアでしか使われていない言語なので、怪しいと感じる人は多いですし、人種差別的な人になると、漢字でサインされている小切手(Check)は信用できないから受け取らない、なんて拒否するケースもあるのだとか。

漢字を使うことに関しては、アメリカで暮らす日本人の間でも賛否両論です。メリットもあればデメリットもあることは、覚えておいた方が良いと思います。

3.署名に漢字を使うメリットとデメリット

私は結婚してからずっと、署名には「Hanako山田」のような英語と漢字をつなげた独自のスタイルを採用していました。理由は、自分のフルネームを筆記体でスラスラと上手に書けなかったことと、見た目がイマイチだったから。

しかし10年前、アメリカ市民権を取得した際に、移民局のオフィサーに「アメリカでは漢字の署名は使わないでください」とアドバイスを受けました。ここはアメリカなのだから、英語をつかいなさいと。

どうしてなのかまでは説明されませんでしたが、おそらく「誰も読めない、判別できない」からという理由なのでしょう。

そう言われたものの、それまでの署名スタイルにすっかり慣れていたので、それからも私は署名には英語+漢字の組み合わせを通しています。特に問題になったことは一度もありません。

署名に漢字を使うメリットを調べてみたところ、

  • 欧米人には真似しづらい
  • 本人が見て自分の署名かすぐわかる
  • 本人にとって書きやすい

などを、多くの東アジア人が感じていることが分かりました。特にアメリカ人は漢字を書けないので、偽の署名を書くことは、かなりの確率で不可能だと思います。

特に少し前までは、クレジットカード払いをした時に、カード裏面の署名と、お店でする署名が一致していなければ決済できないというルールがありました。その点においては、真似しづらいという事は大きなメリットだったと思います。

しかし、署名に漢字を使うデメリットもあります。

  • 誰も読めない
  • 偽装されても筆跡鑑定できる人もいない
  • 怪しいと思われる確率が高くなる

という事ですね。「山田花子」と署名されているべきところに「田中明子」と書かれていても、誰も区別すらできません。その結果、そのままOKとなってしまう可能性が高いという声もあります。

署名は、「私が書きましたよ」と相手に伝える意味があります。つまり、相手が読めなかったり分からなければ、役割を果たさないこともあるわけですね。そう考えると、大切な部分では、しっかりと相手が理解できる言語で署名することは大切なのかなと思います。

4.署名が大切な時もある

普段の生活では、署名をする機会はとても多く、認印とかシャチハタの感覚で署名をしても問題はありません。しかし、金融機関で口座を開く時や、クレジットカードを作る時、家や車のローンや名義などにおいては、署名はとても大切です。アメリカ人が見て、明確に自分の署名であることを分からせる必要があります。そんな時には、私は、普段のHanako山田という署名スタイルは使わず、Hanako Yamadaとしっかり英語で筆記体で書くようにしています。

こうした公的な文書では、万が一トラブルの時には筆跡を鑑定されます。銀行口座で怪しいチェックが換金されたという場合には、犯罪性を確認するために、口座開設時の署名とチェックに書かれた署名を照会されます。クレジットカードも同じですね。

そのため、大切な書類にする署名は、一貫して同じものを使うのが、万が一のことを考えれば得策かなと思います。もちろん、同じでなければいけない必要はありません。

もしもアメリカでの署名スタイルに慣れていない人は、メモ帳などに何回か練習して書きやすいスタイルを身につけておくと良いかもしれません。まぁ、同じスタイルを貫かなければいけないわけではないので、練習しながら自分なりのスタイルを見つけるという方法もアリだと思いますが。

警察に止められたら、どうする?すべき事、してはいけない事、知ってる?

車を運転していて警察に止められることは、アメリカだけでなく日本でもあります。スピードオーバーあたりが多いのですが、それ以外にも、なんとなく怪しいと警察が感じれば、止められます。高速道路でもローカルな道路でも、あります。

警察に止められない平和な毎日を過ごせれば理想的なのですが、万が一にも止められた時には、どうすれば良いのでしょうか?対応を間違えると、必要以上に事態が悪化したり、最悪の場合には命を落とすことにもなりかねません。ここはアメリカですから。

目次

  1. 警察に止められた!最初にすることは?
  2. 車を路肩に止めた。次はどうする?
  3. License and Registration, Please
  4. 降りろって言われたらどうすれば良い?
  5. 自分にはどんな権利があるかを知ろう

1.警察に止められた!最初にすることは?

車を運転中にバックミラーを見たら、パトカーが真後ろにぴったりくっついていて、サイレンを鳴らしたり、自分に対してパッシングしていたら、それはおそらく、「止まれ」と言われているサインです。

その場合、路肩によって止まっても安全なら、速やかに止まりましょう。

止めた車がパトカーじゃない、本当に警察なの?

大半は、なんちゃらPDと車に大きくペイントされているパトカーに止められます。しかし中には覆面パトカーらしきものあり、場合によってはパトカーには見えない車に止められることもあります。この場合、注意が必要です。

それは、パトカーではない悪質な犯罪者の可能性があるから。

少し前に、パトカーを装って市民の車を止めようとした事件がありました。夜間に高速道路を運転中の女性に、パトカーではない車が真後ろにぴったりとくっついて、サイレンを鳴らしたのだそうです。スピード違反をしたつもりもなければ、止められる理由も見当たらず、しかもパトカーではなくほかに車がいない場所だったので、その女性は怖くなり、911へ連絡をしました。

そこで分かったことは、パトカーに見せかけたその車、犯罪者の車でした。誘拐目的で他人の車を停止させようと企んでいたのだそうです。この女性は、機転を利かせて911へ連絡したので、一命をとりとめることができました。

ちなみにこの時の警察の指示は、そのままゆっくりと走行し続けなさい、すぐに他の警察官を向かわせるから、というものだったそうです。

もしもそうした怪しい状況になった場合には、超高速で逃げるのではなく、止まらずに走りながら緊急番号へ電話してください。911でも良いですし、スマホの緊急電話でもよいでしょう。そこで、状況を説明して、本当にパトカーなのかどうかを確認したうえで止まれば安心です。

2.車を路肩に止めた。次はどうする?

a police car on the road

車を路肩に止めたら、次にすることは、ドライバー側の窓を全開にして、ハンドルに両手を置きましょう。コレ、とても大切です。

警察官にとって、止めた車の中に乗っている人が善良な市民なのか凶悪犯なのかは分かりません。銃を持っているかという事も分かりませんから、とても警戒しながら車に向かってきます。

この時、シートの下とかグローブボックスなどに手を伸ばすのは、絶対にNGですし、急な動きをするのもNG。ジャケットやパンツなどに手を伸ばすのも、やめましょう。こうした動きはすべて警官にとっては、「武器に手を伸ばそうとしている動き」なのです。

運が悪ければ、撃たれます。知らなかったではすみません。命は1個しかありませんから。

私たちがすべきことは、

  • ドライバー側の窓を全開
  • ハンドルに両手を置く。
  • 夜間なら車内灯をつける(これはオプション)
  • 車の中から絶対に降りない事

警察官がやってくるまでにするべきことは、これだけです。

それでは、ここでしてはいけない行為はどんなものがあるのでしょう?

  • バッグやポケット、グローブボックスに手を伸ばす
  • 急な動き、素早い動き
  • 誰かに電話をする
  • 車から降りてしまう
  • くだらない冗談を言う

などはNGです。

3.License and Registration, Please

man giving his driver s license to the policewoman

警官が車にやってきたら、多くの場合には、License and Registration, Pleaseと言われます。ライセンスというのは運転免許証のこと。Registration は自動車の登録証のことです。これでクロスチェックをし、無免許運転ではないか、盗難車でないかをチェックします。

停止された理由を教えてくれるのは、その後が多いです。

どうして止められたのか分からなくても、ひとまず先に、免許証と登録証を警察官に渡すのが先決です。止められた理由は、そのあとで教えてくれます。

車の運転をする時に、免許証と車の登録証を手に持って運転する人はいません。そんな人は、私も見たことがありません。多くの場合、免許証は財布の中。財布はポケットに入ってたり、バッグの中に入っていたりするものです。

そして、車の登録証はグローブボックスに入っていることでしょう。警察官が出せと言っているのですから、そこに手を伸ばして出すことになるわけですが、念には念を入れて、

「登録証はグローブボックスにあるので、とっても良いですか?」とお伺いを立てるのが賢明です。免許証も同じですね。「バッグの中にお財布が入っているので、とっても良いですか?」「パンツのポケットにお財布があるんだけど、とっても良いですか?」

と聞けば、NOという警察官はいないと思います。

そして、手を伸ばす時には、必ず、ゆーっくりと取り出してください。この時にも、急に機敏な動きをしたり、素早い動きをすると、怪しまれて撃たれるリスクが高まります。

4.降りろって言われたらどうすれば良い?

a police arresting a man

スピード違反程度なら、車から降りろと言われることはまずありません。車の中で待機していれば、警察官が違反切符をもってきます。

この段階では、警察官に車内をチェックする権限は与えられていません。

しかしその時、酒気帯びとかよろしくない匂いが車内にしているとか、普通ではないやばい行動や挙動不審な動きをすると、警察官は臨機応変に応じて対応する権限が与えられているので、車から降りろと言われます。

もしそういわれたら、抵抗などしてはいけません。パニックにならないように冷静さを保ちながら、言われたとおりに車から降りてください。

車から降りても、それがすぐ逮捕というわけではありません。口論をしたり暴れたりすると、逮捕のリスクが高まりますし、場合によっては射殺される可能性もあります。また、無免許で運転してるとか酒気帯びで運転しているなど違法行為をしていたことが分かれば、その場で逮捕という可能性はもちろんあります。

5.自分にはどんな権利があるかを知ろう

市民として生活する上では、自分にどんな権利があるかを知っておくのが得策です。まず、警察に止められた時には、私たちには

  • 黙秘権(ドライバーだけでなく同乗者も)
  • 同乗者は、警察が行って良しと言えば、ドライバーを残してその場から去ることができます

の権利があります。

ちなみに、警察官が怪しいと思えば、車の中を調べられます。しかし、スマホの中を見るには捜査令状が必要となるので、その場で見せろとか没収されるという心配はありません。

赤ちゃんが生まれたら白ヤギさんからお手紙、じゃなく大統領からお手紙がもらえる!

アメリカで赤ちゃんが誕生して出生届を提出すると、その時の大統領の署名が入ったお手紙をもらうことができます!私はつい先日、ツイッター上でそのことを知りました!

目次

  1. どんなサービス?
  2. 誰がもらえる?
  3. 申請方法
  4. 注意点

1.どんなサービス?

これはPresidential Greetingというサービスの一環で、赤ちゃんが誕生したときだけでなく、結婚したり結婚記念日、誕生日や命日、定年を迎えたりした節目に受け取ることができます。その他にも、ガールスカウトやボーイスカウトで何かを達成したとか、自分自身の中で大きな目標を達成したときに申し込むと、ホワイトハウスから送ってもらうことができます。

2.誰がもらえる?

Welcome to the World!のお手紙をもらえるのは、満1歳を迎えるまでの赤ちゃんです。これはホワイトハウスが行っている国民向けのサービスの一つで、赤ちゃんが生まれてから12か月以内に申し込みをすると、郵送で大統領の署名入りの挨拶状が届きます。

こんな感じ

私もこんな素敵なサービスがあることを知った時、欲しい!!!と思いました。しかし息子はすでに21歳。生後1歳までのサービスを受けられるはずもなく、あえなく撃沈しました。

しかし転んでもタダでは起き上がりたくない性格なので、色々とサイトをウロチョロし、誕生日でもお手紙をもらえることを発見。さっそく息子様のために申し込みをしました。

3.申し込み方はWebで簡単

オンライン

申し込み方法は簡単です。Webを使うと、1分ほどで申し込むことができます。

リンクはこちらから

FAX

Faxでも受け付けています。202-395-1232に「子供が生まれたので、ぜひお手紙ください!」とリクエストすればOKです。特定のフォーマットや申請用紙などはない感じです。

郵送

郵送で申し込むなら、

The White House
1600 Pennsylvania Ave.
Washington, DC 20502-0039
Attn: Greetings Office

へお手紙下さいとリクエストすればOKです。

管轄の議会経由で依頼することも可能

いろいろな事情でホワイトハウスへ直接連絡することに抵抗がある人は、住んでいる場所を管轄する議会を経由してお手紙をリクエストすることもできます。

議会の検索はこちらから(Zipコードを入力するだけで検索できます)

4.注意点

とても楽しくワクワクするサービスですが、注意点はいくつかあります。

必ずもらえるわけじゃない

ホワイトハウスは忙しいので、申し込めば絶対に贈ってもらえるわけではないのだそうです。できるだけ前向きに努力しています、とのことでしたが、おそらく赤ちゃんの誕生とか結婚しましたとか、そういったビッグなイベントの方が優先順位は高そうな気がします。

個人情報はおそらく保管

こうしたサービスを利用する際に理解しておかなければいけないことは、申し込む際に使った自分や子供の名前や住所、メールアドレスや電話番号などは、おそらく高い確率でホワイトハウス及び関連する機関にデータとして保管されるだろう、という事です。まぁこれは、Presidential Greetingに限ったことではないと思いますが、もしも個人情報を守秘するためにSNSも一切していないという人は、気を付けたほうが良いかもしれません。

大統領は現職の人のみ

大統領の署名入りのお手紙をもらえると、誰でもワクワクしますよね。この署名をしてくれる大統領は、現職の人のみ限定です。オバマ大統領のサインが欲しい!とか、いやいや私はブッシュ大統領のサインを所望!なんてことを言っても、残念ながら無理です。今の大統領の署名入りお手紙なんて欲しくねー!という人は、もらわないという選択しかありません。

いまさら聞けない、、市民権を獲得した”Karen”って何?

アメリカで数年前から大流行しているKaren。もともとはリアリティ番組に登場したKaren Gosselinに由来していますが、今では「こんな女にはなりたくない」的な象徴として使われることが多いニックネームとなっています。

目次

  1. Karenって何?
  2. 人種差別者もKaren
  3. Karenヘアカットはどんなスタイル?

1.Karenって何?

Karenの由来となった人物

今では、「あなた、 まるでKarenみたいね」と言われると全く嬉しくない代名詞となったKaren。もともとは、リアリティー番組の中に登場していた女性の名前がKarenで、彼女の言動が周囲をドン引きさせるものだったことから、悪名だかき代名詞となってしまったわけですね。

Karenの代表的なドン引き行動と言えば、「責任者を出してちょうだい(Can I talk to a manager?)」というもの。お前みたいな下っ端と話しててもらちが明かないから、とっとと責任者を出せ、というクレーマーです。

Karenの由来が白人の中年女子だったことから、Karenの条件に、

  • 白人であること
  • 中年であること
  • 女子であること

というものがありますが、現在ではKarenの要件がどんどん進化して広がっています。白人でなくても、若くてもKarenと呼ばれます。

  • レストランで注文した料理がなかなか出てこないと、「マネージャーを連れてこい」
  • コロナ渦でマスク着用をお願いした店に対して「絶対に着けない。アタシを病原呼ばわりするのか?」と威嚇
  • カフェでお茶を楽しんでいる人の席に行き、「アタシのお気に入りの席だから、どいて」と要求
  • 自分でバッグを置き忘れたくせに、他人を泥棒呼ばわりする

など、常識的な大人では信じられない行動をしてしまうのが、Karenです。

2.人種差別者もKaren

Karenがどんな人なのかを想像するのは簡単です。「Can I Talk to a Manager?」とすぐに言う人をイメージすればよいからですね。日本でも、何でもかんでもすぐにクレームをつけるババアを想像してみてください。自分の責任も他人に押し付け、何でもかんでも文句を言えばよいと思ってる、そんな嫌なババアがKarenなのです。(ちなみに私も中年ババアの年代なので、ババアとは何事だというクレームは受け付けません)

Karenは全般的に気が強く、世界は自分を中心に回っていると真剣に信じている自己中心な女性です。そして、決して上級国民ではないけれど、上級国民のようにふるまって他人をクソのように扱うという共通点があります。

しかも近年では、このKarenの意味はどんどん広がっていて、人種差別的な行動をした人もKarenという扱いになっています。そうです。Karenは進化しているのです!

例えばNYのセントラルパークで、ベンチに座って小鳥を鑑賞していた黒人男性に対して、気に入らないと不当に警察を呼んだ女性。その男性が状況をスマホで録画していたことから一気にSNSでKarenの悪行が広まり、彼女はその日のうちに仕事を解雇されました。ちなみに、犬を離してはいけないエリアで彼女は犬を離していたことから、犬も当局によって取り上げられました。これは、Karen的な言動をしたことによるペナルティです。

別の白人女性は、飛行機のエコノミー席で隣に黒人男性が座ったことが気に入らず、CAに席が気に入らないから自分をファーストクラスへ移せと要求しました。彼女もまた、公の場所で自身が人種差別者であることを露呈したので、Karen認定です。ちなみにこのケースでは、CAが黒人男性にファーストクラスへの移動をお願いし、事なきを得ました。

3.Karenヘアカットはどんなスタイル?

”She is SOO Karen!’と言われることは、おそらくアメリカで暮らす女性にとっては、「ブスは死ねコラ!」と言われるよりも、もっと不快なニックネームかもしれません。実はこのKarenには独特なヘアスタイルもあって、Karenヘアカットなんて呼ばれていたりします。

なんとなく、雰囲気はわかりますよね?もともとは、Karenヘアはブロンドと相場が決まっていましたが、現在はKarenの範囲が広がっているので、ブロンド以外でもKarenヘアと認められています!

ヘアスタイルのイメージとしては、

  • 左右非対称のアシメトリー
  • 前下がりのボブ
  • タイガーストライプと呼ばれる厚めのハイライトが入っている
  • オリジナルのKarenヘアは、高等部の部分が短くてツンツンと立ち上がっている

Karenの定義が進化している昨今では、必ずしもこの髪型のみというわけではありません。クレーマーっぽい表情をした中年おばさんのショートヘアは、だいたいKarenと呼んでしまうようです。暗い髪に明るい色のハイライトを入れているKarenは、「横断歩道みたいで最悪にダサい」呼ばわりもされています。

ちなみに、私も10年ほどずっとショートカットです。別にKarenを目標としているわけではありませんし、横断歩道のようなハイライトも入れてません。しかし夫からは、ショートヘアというだけでKarenみたいな印象を与えるのが嫌だから、髪を伸ばしてくれと懇願されています。嫌ですが(笑)。

一歩間違えたら誘拐犯になってたかも!?

アメリカには、日本の常識とは全く違う常識があります。特に子供に関しては、私たちが日本人として持ち合わせている常識とか親切心で行ったことでも、アメリカでは「余計なお世話」「するべきじゃない」「犯罪者の疑いあり」とみられてしまうことがあるかもしれません。

目次

  1. 事件は、街のお祭りで起きた
  2. 親切は犯罪?
  3. 知らない子供に触れることはハイリスク

1.事件は、街のお祭りで起きた

アメリカでは、人口1,000万人ぐらいの規模の町なら年に1回か2回ほど、Fairと呼ばれるお祭りが開催されます。これは簡易遊園地みたいなもので、ショッピングモールの駐車場のような広い場所に、子供向けのアトラクションがずらりと設置されて、子供たちが楽しく遊べるというものですね。

ちなみに、当たり前ですがアトラクションは有料です。

息子が2歳の時、私たちはカリフォルニアに住んでいました。それまでFairなるものに足を運んだことがなかった私は、ワクワクしながら夫と息子と3人で足を運びました。

Fairに設置されるアトラクションの多くは、小さい子供が喜びそうなものばかりです。子供だけで乗せる親もいますし、親が一緒に乗ってもOKな乗り物もたくさんあります。息子が乗りたいと指さした乗り物は、子供だけでもOKかつ親と一緒でもOKな乗り物で、私たちは家族で乗ることにしました。乗り込んだら、係の人がシートベルトを締めてくれました。

アトラクションが終了すると、私は自身のシートベルトを外して隣にいた息子のベルトも外し、降りようとしました。

その時、後ろから子供の泣き叫ぶ声が聞こえたのです。

2.親切は犯罪?

振り返ると、息子と同じぐらいの年齢の女の子が、どうやら降りたいのにシートベルトを外すことができず、しかも他の人はほとんど降りてしまったため、パニックになって泣き叫んでいたようでした。

あたりを見ると、係員は次の乗客のチケットを確認する作業で忙しく、誰も助けに来ません。

私は、余計な親切心を出してしまい、「大丈夫?」とその子に聞きました。するとその子は泣き叫びながら「外せない!」というのです。そのまま泣く子を放置して降りてしまうこともできましたが、その子のシートベルトを外すことぐらい大したことではないと思い、私は外してあげました。

今から考えると、おそらく私自身の危機管理が十分ではなかったのでしょう。今もし同じ状況になったならきっと、あなたの親がすぐ来るよと告げ、私はそのまま自分の家族と共に降ります。

しかしその時の私は、助けるのが親切だと思ったのです。

その後、私達は乗り物の台から地面へ伸びる階段を下りたのですが、その階段がけっこう急でした。夫がちょうど階段の所で息子を抱っこしてくれたので、私はその後ろからバランスを取りながら降りました。

その時真後ろで、さっきの子がまた泣き叫んでいます。振り返ると、怖くて降りられないから抱っこしてくれ的なポーズで、両手をあげて私を待ってます。

「へ?」

と思いました。階段が急だから怖いのだろうという事は分かりましたけれど、知らない子を抱っこするのはちょっとな、と思ったので、私は手を貸すことにしました。その子は私の手を握って階段を下りました。

地面まで降りたところで、私はその子に聞きました。

「パパかママのところに行ける?」

そしたらその子は「サンキュー」と言って親のところに走っていったようでした。親の所へ無事にたどり着いたかどうかまでは確認せず、私は夫と息子と歩き出しました。

その数秒後、なんとその親に呼び止められたのです。

びっくりしました。

おそらく、一緒にアトラクションに乗らずに外で待っていた両親は、娘が見ず知らずのアジア人の手を握って降りてきたものだから、誘拐犯かと思ったようでした。

私は憤慨しました。人の親切に対して誘拐犯とは何事だ!と思い、ワナワナしました。

その時は、一緒にいた私のアメリカ人夫がその子の父親に「お宅の娘が泣き叫んでいたので、私の妻が親切心でシートベルトを外してあげたんだ。階段を降りる時には手を貸したんだよ。見ろよこの階段、小さな子だと落ちそうだろ?」

というと、その子の父親が状況をようやく理解したらしく、「娘を助けてくれてありがとう。感謝します。」といって立ち去っていきました。

3.知らない子供に触れることはハイリスク

アメリカでは、誘拐が日常茶飯事に起こっています。それだけでなく、子供への性的いたずらを目的とした犯罪などもたくさんありますし、性犯罪や臓器売買目的の誘拐も多いです。子供から一瞬でも目を離したすきに子供がいなくなってしまうと言っても、大げさではありません。だから親は皆、子供の体に誰かが触れることに対してとても警戒します。

もしも私たちが親の立場でなくても、他人の子供に対しては、犯罪者だと勘違いされるような行動をしないように気を遣います。見ず知らずの子供に対しては、どんな行動のどの部分が切り抜かれてイチャモンを付けられるか分かりません。だから大人の方から、基本的には身体的な接触を全力で避けます。

(その子の親が目の前にいる状況でハイタッチをするとか、そういう接触はもちろん別です)

ハグやスモールトークが当たり前、とてフレンドリーなイメージがあるアメリカですが、そうした犯罪も多い国だからこそ、見知らぬ他人への警戒はもひときわ強いのかもしれません。

昔も今もこれからも!アメリカはATM後進国!その理由は?

私は普段ほとんど現金を使わないので、ATMに行く機会は年に1回ぐらいしかありません。現金が必要な時には、スーパーなどで買い物をした時にキャッシュバックを利用して、「20ドルを5ドル札で下さい!」のように現金を手に入れています。

つい先日、ATMに行く用事があったのですが、なんとATMマシンが進化していて驚きました!

なんと、お金を引き下ろす際に、紙幣の種類を選ばせてくれるボタンが登場していたのです!

以前は、そんな気の利いたオプションなんてありませんでした。アメリカにある従来のATMは、20ドル札しか出てきませんでしたし、それが当たり前でした。だから引き出す現金は、20ドルの倍数でなければいけませんでした。20ドルとか40ドル、100ドルなどは引き出せても、50ドルとか10ドルといった20ドル紙幣で出せない金額は無理でした。

しかしこの間ATMに行ったら、ATMのマシンが「欲しいお札、自分で選びたいですか?それとも機械が決めて良いですか?」と聞いてきたのです。

選択肢は

  • 10ドル札
  • 20ドル札
  • 100ドル札

でした。1ドル札と5ドル札は選択肢には入っていませんでした。ちなみに私が使ったのは、Bank of AmericaのATMです。

このオプションができたことで、私たちは、20ドルの倍数ではない10ドルとか30ドルなどもATMで降ろせるようになりました!ぴったり必要な金額だけ下ろしたいという人にとっては、これは嬉しいニュースかも!

全てのATMが対応しているわけじゃない

私が利用したのはBank of AmericaのATMでしたが、Chaseではすでに紙幣の種類を選ばせてくれるサービスを展開していたようですね。選べる紙幣の種類はBank of Americaとは違っていて 5ドル、20ドル、そして100ドルの3種類。チップなど細かい紙幣が欲しい時には、とっても便利ですね。

その他にも、CitiやPNCなど広く展開している銀行だと、すでにこのサービスが導入されているようです。

ちなみに、ATMで紙幣を選ばせてくれるサービスは、すべてのATMが対応しているわけではありません。ローカルな銀行などでは、まだ対応していない所はあると思います。

もしもATMに行って細かい紙幣をゲットしたいときには、ATMの種類を選ぶという方法もアリかもしれません。

今後もっと進化するのか?

アメリカは、日本よりもキャッシュレス化が進んでいます。デビットカードやクレジットカードすら時代遅れ感のある昨今では、スマホを使ってさっと支払うスタイルが増えています。また、アパートや光熱費の支払いにはオンライン決済が増えており、キャッシュのやり取りをしたり、チェックを封筒に入れて郵送する機会は、小規模なローカルビジネスぐらいしかありません。個人間のやり取りでも、電子送金アプリなどを使います。

そう考えると、今後ATMの機能が進化する可能性は低そうですね。むしろ、ATMを設置している際のリスクやコストを考えて、ATMの数が減っていきそうな気すらしてしまいます。

おい金返せ!ホテルで返金トラブルにあったらどうする?

ショップに返品したり、サービスで返金を受けたりすると、私たちは疑うことなく、クレジットカードに反映されているものだと盲目的に信じていることが多いものです。しかし、私が少し前に経験した返金トラブルは、目からうろこな経験でした。

目次

  1. 2週間の滞在
  2. チェックアウトの際に返金300ドル
  3. 案の定たらいまわし
  4. クレジットカード会社へ泣きついた
  5. 経験から学んだこと

1.2週間の滞在

数か月前に、息子が夏のインターンをするため、とある都市のホテルに2週間ほど滞在しました。ホテルはHome2というヒルトン系ホテルチェーンで、キッチンやリビングのスペースがついているSuiteタイプでリーズナブルな価格帯が人気です。彼はルームメイトとアパートを契約していたのですが、入居日まで2週間ほどあったため、それまではホテルにいたのです。

ホテルの予約は、私が半年ほど前に取りました。その時には具体的なチェックアウト日がまだわかっていなかったため、余裕をもって日数を確保しました。早めに予約を入れたため、本来なら一泊200ドル程度のホテルが、1泊当たり120ドルというお得な価格でとれました。

2.チェックアウトの際に返金300ドル

luxury reception in hotel

ホテルでは一般的に、チェックインした時点でチェックアウトまでの宿泊費が全額チャージされます。息子の場合もそうでした。しかし彼の場合、予定よりも数日早くチェックアウトして契約したアパートへ入居しました。

ホテルの予約システムは、何日前もしくは何時間前まででなければキャンセルできませんというルールになっています。定価で宿泊するなら24時間前までにキャンセルすればチャージはされませんが、格安料金で泊まる場合には、これが2日前とか3日前までにキャンセルしてください、というルールだったりします。

息子の場合もおそらく、数日前のキャンセルルールだったのだと思います。返金が発生すれば返してもらえるだろうと軽く考えており、細かい部分はチェックしませんでした。そして実際にチェックアウトの際に、300ドル程度の返金がありました。

こうした返金は、ケースバイケースではあるものの、多くは数日以内、遅くても2週間以内にはクレジットカードに反映されます。しかしこのホテルの場合、1か月待っても返金の事実がカードに反映されませんでした。

3.案の定たらいまわし

a sad man talking on the phone

私はホテルへ直接電話を掛けました。どうやらBilling部署で働いている人はリモートワークをしているのか、いつかけても不在で、毎回フロントデスクの人が彼のメールアドレスを教えてくれました。

彼のメールへ連絡しても、返信が返ってきません。

これまでの長いアメリカ生活の中で、このパターンはよく心得ています。シカトを決め込もうというパターンですね。ヒルトン系列の大きなホテルだったので、この対応には驚きましたが、ホテルへ直接連絡してもらちが明かないので、ネットからヒルトングループのカスタマーサービスを見つけ、そこへ連絡しました。

こちらも、アメリカらしく、人によって言うことが違います。グループの側で解決しましょうという人もいれば、ホテルへ直接連絡しろという人もいます。返金されているはずなのにカードへクレジットされていない事実を裏付ける証拠として、カードの取引明細などもすべて提出しているのですが、そうしたものに目を通していないのか、「返金したでしょ」という人もいました。挙句の果てには「グループは各ホテルの問題を解決することはできません。」と全く役に立たないアドバイスを頂戴しました。

夫に事情を話し、息子がお世話になったホテルだし、金額が300ドルでめくじら立てる金額でもなく、あきらめたほうが良いのかなと聞きました。彼は、それとこれとは全く異なる問題だから、解決するべきだと言いました。そして、時間を見つけて彼がホテルの支配人と話をしようと提案してくれました。

4.クレジットカード会社へ泣きついた

そんな中、ある日ふと、もしかしたらホテル側は返金したけれど、クレジットカード会社の側でシステムエラー的な何かが起こっているのではないか?という案がひらめきました。

そこで、カード会社へ連絡したのです。すると、

通常、法人が返金をした場合には、業者には2週間の猶予が与えられており、その期間内に返金額をクレジットする義務があります。猶予期間を超えた場合には、返金額に金利が付いた額をカード会社から業者に対して請求します。

ユーザーには、返金から2週間以内にクレジットがない場合には、Diputeする選択肢があります。

この場合には、Disputeすることをおすすめします。証拠書類とカバーレターをこちらの住所まで郵送してください。

Barclay Creditcard

とのアドバイスを受けました。つまり、ホテルが300ドルの返金をしなければ、私はホテルからチャージされた1000ドル以上を全額Disputeして良いですよ、とのことです。

本当かなと思いながらも、カード会社のアドバイス通り、Disputeしました。その後、1か月程度の調査を行った結果、私たちが払った全額ではない返金分を、無事に返金してもらえました。

5.経験から学んだこと

クレジットカード払いは、現金を持たなくて便利という利便性はありますが、それだけではありません。今回のようにトラブルが起こった時には、私たちユーザーを守ってくれる役割もしています。

これまでDisputeは、使っていないチャージをされた時にするものだと思っていました。しかし、今回のように返金されるべきものがなかった場合にも適用されることが分かりました。

ちなみに、そのホテルのレビューを読んだところ、多くの人がBilling Departmentとトラブルを抱えていることが分かりました。私たちのように返金がないという人もいれば、よくわからないチャージをされたという人もいました。皆が解決したのかどうかは知りません。夫曰く、誰かが何か悪いことをしている香りがすると。そうなのかもしれませんし、頭の悪い人が経理を担当しているだけなのかもしれません。その辺は、私にはわかりません。

もしも今回のようなトラブルが起こった場合、ホテル側が誠意のない対応をしても、クレジットカード会社が助けてくれるので、あきらめる必要はありません!

乗ってる飛行機から降りろってどゆこと?オーバーブッキングの罠と対処法

民間の航空会社はどこも、ガラガラの状態よりも乗客をできるだけ満員にした状態で飛びたいものです。そのため、予約を入れても後からキャンセルする人が出ることを見越し、飛行機の定員よりも若干多めの予約を受け付けることがよくあります。

JALやANAでもするこのオーバーブッキングは、アメリカでももちろんあります。今回は、このアメリカ系航空会社のオーバーブッキングへの対処法と、あとから怒り心頭にならないためのコツをご紹介します!

目次

  1. 搭乗した後にオーバーブッキング対応?
  2. 降りても良いボランティアがいない!どうなるの?
  3. キャッシュのオファーもある!
  4. ボランティアで降りた人はどうなるの?
  5. 降りろと言われた。NOと言っても良い?
  6. バウチャーも現金ももらえないことがある?

1.搭乗した後にオーバーブッキング対応?

私はこれまで、飛行機に搭乗した後にCAが客席を右往左往しながら「オーバーブッキングなので自主的に降りてくれる客」を探している現場に何回か居合わせたことがあります。

皆さん、座席に座っているし、今更降りたくはないわけです。だから大抵は、CAを目を合わせないように下を向いたり寝たふりを決め込みます。

CAにとっては、決められた数をボランティアとして降りてもらわなければいけないので、必死です。誰も手を挙げなければ、あちらから客に声をかけてきます。多くの場合、中高年者が声を掛けられるケースはとても少なく、ターゲットとなるのは「時間にフレキシブルに対応できそうな」若者、特に若い男性などは良く狙われてしまいます。はい、私の息子も、これで何度も声をかけられました。

うちはアメリカン航空のマイルをためているので、基本的にフライトはすべてアメリカン航空にしています。なので、ほかの航空会社の対応方法は分かりません。しかしアメリカン航空の場合には、この状態になると、飛行機は飛びません。以前、ボランティア待ちで2時間ほど遅れたことがありました。

2.降りても良いボランティアがいない!どうなるの?

もしも、CAが必死にボランティアで降りてくれる乗客を探し回っても、誰もYESと言わない場合、航空会社は次に、バウチャーと呼ばれる割引券を提示してきます。

例えば、降りてくれたら1,000ドル分のバウチャーを差し上げます!みたいな飴を差し出してくるわけですね。

このバウチャー、実はとっても注意が必要です。

orange and green label airplane ticket

制限がありすぎて死ぬほど面倒

1,000ドルのバウチャーをもらっても、ネットで次のフライトを予約する時にさっと番号か何かを入力して無料で予約できる、なんて簡単なわけではありません。多くの場合、

  • バウチャーを換金するなら電話で予約を取らなければいけない。ネット予約は不可。
  • 電話しても予約を入れられない。仮予約しかできない。運を天に任せろということ。
  • 本予約するにはフライト時間の24時間前に空港に足を運んで、カウンターで直接予約を入れなければいけない。
  • 別の空港で使おうとすると「何それ?見たことない」と拒否されることもある

などの事態が起こるケースが多いのです。

近年ではなんでもデジタルなのだから、バウチャーもデジタルにすればよいのに!と思うところですが、デジタルバウチャーも存在はするようです。しかし、一般乗客は残念ながら使えないらしく、まったく役に立ちません。

一人分しかカバーされない

たとえ1,000ドル分のバウチャーをもらっても、500ドルのチケットを2人分取る時に使えるわけではありません。大半のバウチャーは、受け取った人にしか適用できません。そして、おつりなんて出ません。場合によっては、複数の人が一緒に使えるバウチャーもあるようですが、そこらへんはしっかり説明を受けたほうが良いかもしれません。

3.キャッシュのオファーもある!

航空会社のこのバウチャー作戦は、すでに多くの乗客に知れ渡っています。だから、「いいや、その手には乗らない」という人は多いですね。大学から飛行機で帰省する息子は、何度もこのバウチャーという飴で降りろと言われたそうですが、そのたびに私が「NOと言え」と断らせています。

もしもバウチャーで誰も釣れない場合には、次にキャッシュのオファーを出してくるそうです。もしかしたら、時間的に素早く降りてくれる人を見つけたいときには、バウチャーなんて遠回りなことをせずに、最初からキャッシュオファーをすることも、十分に考えられます。

ちなみに、こうしたキャッシュのオファーには上限はありません。つまり、交渉次第では、思いがけない高額キャッシュをゲットすることも可能です。

もしもキャッシュのオファーなら、時間的にフレキシブルに対応できる人なら、対応するのもアリかもしれません。

4.ボランティアで降りた人はどうなるの?

オーバーブッキングのためにボランティアで飛行機を降りた人は、通常は航空会社が無償で次の便にブッキングしてくれます。ただし、同じ経路というわけではなく、直行便のはずが経由便となったり、場合によっては目的地から数時間離れた「最寄りの」空港で降ろされるなんてこともあります。

食費と宿泊費も出してもらおう

もしも当日便がなく、翌日便になってしまった場合には、乗客側からリクエストした場合に限り、宿泊施設も確保してくれます。これはホテルバウチャーを支給してくれるというもので、もしかしたらこれも制限があるのかもしれません。。。

また、ボランティアで降りたために2時間以上の遅延となる場合には、フードバウチャーと呼ばれるものもリクエストすればもらえます。これも現金ではなくバウチャーとして受け取ることができるもので、リクエストしなければもらえないので注意しましょう

これを、降りる価値があると判断するか、いやいやカネなんていらないから予定通り飛んだほうがマシだと判断するかは、その人次第だと思います。

5.降りろと言われた。NOと言っても良い?

person holding letters

すでに飛行機に搭乗して座席に座っている自分に対して、CAがボランティアで降りてくれないかと圧をかけてきた場合、圧に負けずにNOという事は、もちろん可能です。もしも条件次第で降りても良いと考えるなら、譲れない条件を提示して、それを飲むなら降りてやってもいいぐらいの強気な態度でも良いでしょう。

多くの場合、そうした強気の態度をすぐに飲んでもらえるわけではなく、なんだこいつ的な軽蔑の視線を受けたり、「その条件じゃ無理」と言われるかもしれません。その場合には、「それなら降りない」で問題ありません。

6.バウチャーも現金ももらえないことがある?

アメリカ国内線の場合には、バウチャーや現金のオファーは良くあります。しかし、日本を含めた海外からからアメリカへの便だと、オーバーブッキングされてもこうした特典をもらえないので、注意してください。その理由は、アメリカの法律で認められていないから。つまり、日本からアメリカに来る時の便では、ボランティアで降りても何も見返りをもらえません。