アメリカのバレンタインデー!学校で楽しいイベントが待ってる!

2月14日はバレンタインデー。恋人へチョコレートをはじめとするギフトを贈る習慣は、日本にもアメリカにもありますが、アメリカの小学校ではキャンディー交換のようなイベントが繰り広げられます。

目次

  1. 学校では何をする?
  2. 前日までにカードボックスを持ってきてと言われることも
  3. バレンタインデーの注意点

1.学校では何をする?

バレンタインデーが近づくと、学校の先生から「バレンタインデーにはチョコやカードを持ってきても良いですよ」というお知らせが来ます。近年ではそうしたやり取りを禁止にしている学校が増えているらしく、その場合には「何も持ってこないように」というお知らせを受け取ると思います。

息子が通っていた小学校では、キンダーから2年生ぐらいまでの低学年の時に、バレンタインデーのキャンディー交換イベントがありました。クラスメートに対して、バレンタインカードやキャンディーを渡すわけですが、中には鉛筆を渡す子などもいて、キャンディーだけではありませんでしたね。

バレンタインカードは、1ついくらで販売されているようなしっかりしたカードではなく、箱に20枚とか30枚ぐらい入っているリーズナブルなものを使います。アマゾンでももちろん販売されていますし、ウォルマートやターゲットにも、バレンタインのチョコ売り場に売られています。いろいろなデザインがあって、キャラクターものもたくさんあります。子供に選ばせるとワクワクしますよ!

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2.前日までにカードボックスを持ってきてと言われることも

息子の学校では一度もありませんでしたが、バレンタインデーに力を入れている先生のクラスになると、バレンタインデーの前までにカードボックスを持ってくるように指示されることがあります。

これは何かというと、郵便箱のようなもので、バレンタイン当日にはクラスメートが一人ひとりのカードボックスにカードやキャンディを入れてくれるという位置づけです。サイズとしては、ティッシュの箱とか靴の箱ぐらいの大きさがあると、大きすぎず小さすぎずのサイズ感でちょうど良いと思います。

こちらも、アマゾンで買えます。

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ただしこのボックスは、親が本気を出してすごくオシャレな手作りボックスを持ってくる子もいます!要は、郵便箱のような箱で、外から中が見えないデザインで、カードやキャンディを入れる挿入口がついていればOKなのですが、ユニコーンとかサメが口を開けているデザインのものだったり、色々あります。ほかの子に負けたくない子は、親子で気合を入れて工作に取り組むのも大いにありかもしれません!

3.バレンタインデーの注意点

学校にバレンタインデーのキャンディーを持参する際には、いくつか注意点があります。

  • 渡すならクラスメート全員に渡す
  • キャンディやチョコレートは、アレルギーを考慮して万人が食べられそうなものを選ぶ
  • キャンディ以外にも、シールとかボタンなどを持ってくる子もいます
  • カードだけでもOK
  • クラスメート用と同じものを先生に贈ってもOK。別途でアップグレードしたものを渡すのもアリ。

などですね。必ず持っていかなければいけないということはなく、持ってくる子もいれば、持ってこない子もいます。しかし、誰が持ってきたという嫌らしいチェックはないので、持っていかなくても気にする必要はありません。

中には、お母さんと一緒に焼いたクッキーを個別包装して持ってきてくれる子もいたりして、そのこだわりが見えることもあります。子供は毎年この日は、家に帰ってくるともらったキャンディーをテーブルに広げて、カードを読んだりキャンディーを食べたりして楽しんでいたようです。

このイベントは、小学校の中高学年になるとなくなるので、子供が小さな時には思い切り親子でエンジョイするのもアリだと思います。

で、大学の学費は結局どうやって貯めれば良いのか?

子供の大学費用を貯めようとすると、恐ろしく長い月日がかかるものです。もちろん、いくら貯めるのかによっても変わりますが、我が家では子供がキンダーぐらいにの年齢からコツコツと、できる範囲で貯金を始めました。

そんな息子は今年で大学を卒業します。長かった学費貯金ライフから、ようやく解放されます!

大学費用を貯める方法は、色々あると思います。多くの人は、

  1. 529プラン
  2. Traditional IRA
  3. Roth IRA
  4. Educational Saving Bond

あたりが多いのではないでしょうか。私自身、学資貯金を始めたころには何が何だか分からず、試行錯誤しながらとにかく貯めました。上の方法もすべてトライしましたし、子供の学費として使いました。

学費として使うことを前提にこれらの口座で貯めることには、それぞれメリットとデメリットがあります。私の経験値を元にご紹介しますね。

1.529プラン

メリット

  • 学費として下ろす時に税金がかからない
  • 年間いくらまでしか貯金できないという上限がない
  • 大学側のFinancial Aidの計算では、これが最も有利
  • 州が提供するプランなら、Tax Returnの時に積み立て分を控除してもらえる可能性アリ

デメリット

  • 貯金する時に全く税金面で優遇されない
  • 学費の計算では資産としてカウントされる
  • 州に関係ないプランにすると、Tax Returnでの控除すらないことも
  • 子供が大学に行かないと、引き落としの際にペナルティがかかる

2.Traditional IRA

メリット

  • 貯める時に税金面で控除してもらえる
  • 学費として使うなら、引き出した時に10%のペナルティはかからない
  • 学費の計算では資産対象外になる
  • Financial Aidの計算が影響しない大学3年生、4年生の学費になら使っても問題なし
  • 子供が大学に行かなければ、そのまま老後資金として貯め続けられる

デメリット

  • 貯められる金額の上限が決まっている(Roth IRAとの合計が年間$6,000ぐらい)
  • ペナルティはかからなくてもIncome Taxがかかる。
  • 引き下ろしたことでその年の収入が高くなり、払う税金が高くなる
  • 大学のFinancial Aidの計算では、年収が高いとみなされて学費があがる

3.Roth IRA

メリット

  • 学費として使うなら、引き出した時のペナルティは免除(Traditional IRAと同じ)
  • Traditional IRA同様に、学費の計算では資産対象外となる
  • Financial Aidの計算が影響しない大学3年生、4年生の学費になら使っても問題なし
  • 子供が大学に行かなければ、そのまま老後資金として貯め続けられる

デメリット

  • 貯める時に税金面での控除がない
  • 貯められる金額の上限が決まっている(Traditional IRAとの合計が年間で$6,000ぐらい)
  • 引き出した分が収入とカウントされないので、税金は高くならない(Traditional IRAと違う点)
  • でも大学のFinancial Aidの計算では収入としてカウントされる(結果、学費が上がる)

4.Educational Saving Bond

セービングボンドは一般的に、購入したボンドを一定期間寝かせると価額が2倍になるというもので、教育費に使用することを目的としたEducational Saving Bondもあります。

メリット

  • 祖父母からまとまった金額を贈与されたときにおすすめ
  • 放置しておけば満期で価額が2倍になる
  • 2倍に成長した伸びしろについては無税

デメリット

  • ボンド購入時に税金の控除はない
  • コツコツ積み立て型の商品ではない

結論

大学が毎年計算するFinancial Aidの計算で、学費をできるだけ少なく抑えたいなら、学費の貯金は529プランを利用するのが一押しです。

貯める部分に焦点を当てて、資産にカウントされない方法を模索するなら、IRAもおすすめです。しかしIRAには「引き落とした年に収入がアップしたと見なされる」悲劇があるので、注意が必要ですね。

我が家では、貯金する年の税金を少しでも減らそうと、私と夫とお互いに年間$5,000ずつ、トータルで1万ドルをTraditional IRAに入れたこともありました。しかし引き出す時になって、「あ、しまった!収入があがっちゃう!」という事に遅ればせながら気づき、大学1年と2年の時には、我慢してIRAには手を付けませんでした。

大学のFinancial Aidの計算は、

2021年分の収入を2022年2月にファイル→2022年10月のFAFSAで計算→2023年5月に学費決定→2023年9月からの学費に適用

という時差があります。大学3年生と4年生の学費にならIRAを使っても学費面でデメリットがないのは、そういう理由です。

そう考えると、

  • 大学1、2年の学費は529で賄う
  • 大学3、4年の分はIRAで賄う

という方法が良いのかなという気がします。

これはあくまでも私の経験に基づく考察なので、皆様にはそれぞれ精査していただくことをおすすめします。

アメリカのランチ、みんな何を持ってくる?

日本の学校では、キャラ弁を筆頭に、箸をつけることがもったいなくなるようなアートなお弁当を作るお母さんがたくさんいますよね、キャラ弁歴0日の私としては、見るたびに感動と尊敬の嵐です!

さて今回は、アメリカの学校に通う子供たちがどんなランチを持ってくるのかをご紹介してみます。

スクールランチvsホームランチ

息子様が通っていた学校では、カフェテリアが提供するランチをスクールランチと呼び、自宅から持ってくるランチをホームランチと呼んでいました。

別の記事でもご紹介しましたが、息子は長い学校生活の中で、カフェテリアのランチを食べたことは指を数えるぐらいしかありません。

→その理由はこちらから

スクールランチとホームランチ、どちらを食べている子供が多いかは、学年が低い時はランチを家から持参するこの割合が高く、大きくなるにつれて学校が提供するランチをいただく子が増えていました。おそらく小さい時には好き嫌いがあったりして、親がわざわざ手間と時間をかけてランチを準備していたのだと思います。しかし大きくなると「不味くても食べろ」という親が増えたり、また親が共働きで朝にランチを作る時間がない人が増えたのかな、と推測しています。

ホームランチ、皆は何を持ってきてる?

それでは、ホームランチは皆さん、何を持ってくることが多かったのでしょうか?

主役はやはりサンドイッチ

圧倒的に多かったのはサンドイッチですね。ハムとチーズ、レタスが入ったものもあれば、ピーナツバターを塗っただけのものを持ってくる子もいました。しかし学校によっては、ピーナツアレルギーの子に配慮して、ピーナツバターの持参は一切禁止というルールの所もありますね。そんな時には、ジャムを塗ったパンを2枚重ねにしてサンドイッチにしたり、という子もたくさんいました。

お腹いっぱいにならないランチャブルも人気

小学校低学年の頃には、スーパーで販売されているランチャブル(Lunchable)も人気がありました。

このランチャブル、私が購入していた15年ほど前でも1パック1ドルしました。今はきっと、もう少し値段がアップしているような気がします。

見た目はなんとなく楽しいランチャブルですが、正直、これでお腹を満たそうというのは無理があるなという感がありました。いくつか種類はありますが、クラッカーに小さくカットされたハムやチーズを乗せていただきます。食後のデザートにキャンディがついていたり、まぁ楽しい工夫はされているものの、小学校低学年が限度なアイテムかなと思いますね。

ドリンクはジュースボックスと水

ホームランチを持参する場合、ドリンクも持参しなければいけません。水道に行けば水を飲めますが、ランチを食べながら飲む飲料水は提供されないからです。息子の場合には、リンゴジュースやフルーツパンチが入ったジュースボックスに加えて、ミネラルウォーターのミニボトルを入れていました。

成長するにつれて、ジュースボックスがなくなってミネラルウォーターのボトルは500ml入りとなりましたが、持参するというスタンスはずっと同じでした。

チーズスティックも大人気

正直、まったく栄養価値がなさそうなものばかりをランチボックスに入れて子供に毎日持たせることには、少しばかりの罪悪感もありました。でも周囲の子供たちを見ていると、皆さんそんな感じ。なので、栄養は朝食と夕食で取ることにして、昼は「なんでも食べればOK」という考え方に変えました。

そんなお菓子に毛が生えたようなメニューが多いアメリカのランチですが、そんな中でもチーズスティックはキンダーから始まってハイスクールを卒業するまでほぼ毎日入れ続けたアイテムです。

チーズスティックの良い所は、個別分包になっているという点。ランチタイムまで常温保存なので、食べるころにはぬるーくなってますが、真空パックなので、とりあえず安心でした。

フルーツや野菜を持ってくる子も多かった

リンゴやグレープを容器に入れたものや、セロリやニンジンを長細くカットして持ってくる子も、たくさんいました。しかし息子様の場合には、どちらも却下されたので、活躍する機会はゼロでした。

冷凍食品が大活躍

ホームランチでは、チンするだけの冷凍チキンナゲットとか、春巻きを持ってくる子もたくさんいましたね。チンするだけで親は時間も手間もかかりません。朝早くに子供のランチづくりに時間をかけようという気がゼロだった私も、冷凍ものはとても重宝しました。

カップラーメンを持ってくる子もいた

小学校低学年ではありませんが、高学年の頃に一度だけ、カップラーメンを持ってきた子を見たことがあります。どこでお湯をゲットしたのかは分からないものの、彼はカップラーメンをいただいていました。周囲の子は、その大人びた行動に「おー、すげー」的な視線を送っていたのが印象的です。

日本式のお弁当箱は活躍できる?

これは、住んでいる場所によって二極化すると思います。日本人が多い地域では、キャラ弁を持って行って先生に褒められた、なんていう話も聞きますが、そうでない地域では、白米や海苔の臭いに対して「くっさー」と酷評されることもあります。

我が家の場合には、日本人はおろかアジア人がとても少ない地域ばかりに住んでいたので、日本式のお弁当を作ったことは1度もありませんでした。まぁ、キャラ弁とか運動会に持参するようなゴージャスなお弁当を作ってと言われても無理でしたが。

大学の教科書って高すぎない?

私は高校までは、ずっと公立でした。教科書にお金を払ったのかどうかは、正直覚えていませんが、払ったとしても、それほど高額ではなかったと思います。しかし息子様が通うアメリカの大学では、教科書の高額さに毎学期、泣きが入っています。今日は、大学の教科書代について、エピソードをご紹介しますね。

目次

  1. 教科書代は学期ごとに400ドル超
  2. 教科書サービスはBarns&Nobleが多い
  3. 購買で取り扱っていない教科書はどうする?
  4. 学期が終わった教科書はどうする?

1.教科書代は学期ごとに400ドル超

教科書代にいくらかかるかは、学校によっても違いますし、どんなクラスをとるかによっても違います。だから、これはあくまでも息子が通っている大学の話として参考にしてくださいね。

息子が通っている大学では、学期あたりに4クラスを取得するシステムとなっています。大半の教科書は、キャンパス内にある書店で入手できます。この時、必ずしも新品で購入する必要はなく、我が家のような庶民のために、いくつかのオプションがあります!

  • 新品で購入
  • 新品をレンタル
  • 中古を購入
  • 中古をレンタル

このうち、最も高額なのは新品を購入するという方法で、学期が終わっても「購入」なら教科書はキープできます。

最もリーズナブルなのは中古をレンタルするという方法です。中古と言ってもボロボロというわけではなく、十分に使用できるクオリティです。以前使っていた学生が所々にメモ書きしていることもありますが、余白に書いてある程度なので、それほど邪魔にはならないようです。

新品購入と中古レンタルとの間にあるのが、新品をレンタルするという選択肢と、中古を購入するという選択肢です。価格はどちらも同じぐらいで、決して安くはありません。目安としては、新品を購入する場合と比べて10%オフから20%オフぐらいといったところでしょうか。

息子が大学1年生の時には、4クラスすべての教科書を新品で購入しました。かかった費用は400ドルを超えました。年間に2学期あるので、初年度には教科書代で800ドル以上かかったと思います。

4クラスで400ドル超えというと、1冊あたり100ドル以上するのかな、というイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。専門的な内容のものはやはり高く、1冊200ドル超のものもあります。しかも、そういうクラスに限って、複数冊の教科書が必要だったり、ワークブック的なものも購入しなければいけなかったりして、余計に費用がかかってしまいます。

その一方で、20ドルぐらいで購入できる教科書もあります。アマゾンで買ってきて!というクラスもあります。運よくそうしたクラスに当たれば、教科書代が100ドル未満ということもあるかもしれませんね。

2.教科書サービスはBarns&Nobleが多い

多くの大学では、Barnes&Nobleという書店がサービスを提供しています。大学のWEBサイトとリンクしているので、ネットで教科書を注文する際には、このサイトを使うことになります。注文した教科書の受け取りは、自宅に郵送してもらっても良いですし、キャンパス内の本屋で受け取ることもできます。

Barnes &Nobleから大学を検索したい人はこちらから

3.購買で取り扱っていない教科書はどうする?

大半の教科書はキャンパス内の書店で取り扱っています。しかし中には、なぜか取り扱っていない教科書もあります。そんな時には、Amazonなどで探さなければいけません。去年はキャンパスで取り扱っていない教科書が必要となり、しかも早めに教えてくれたらよいものを、学期が始まってから準備しろと尾いわれ、いろいろ探した挙句、カナダからのお取り寄せとなりました。

生徒の中には、教科書のレンタルサービスを利用する子もいます。これは大学とは関係ないレンタルサービスショップが行っているもので、学期ごとに教科書をレンタルし、郵送で自宅まで送ってもらうことができます。そして学期が終わったら、郵送で返却するという仕組みになっています。利用している子の話を聞くと、本屋でレンタルするよりもリーズナブルなことが多いそうです。

4.学期が終わった教科書はどうする?

息子は、大学2年生から専門分野以外は中古レンタルにしました。理由は、後から読みもしない本が家にあっても邪魔だから。学期が終了したら返却するだけなので、使わない教科書が手元に残ってしまうことはありません。

しかし、Amazonで購入した教科書などは、手元に残ってしまいます。教科書によっては、大学の本屋が1ドルとか2ドルといった激安価格で買い取ってくれます。100ドル超の教科書を1ドルで買い取るなんて、かなり足元を見ていますよね。それでも、持っていても邪魔だからという理由で、買い取ってもらう子は多いです。

そうでない場合には、学期が終わると教科書は自宅に帰ってきます。

正直、使わない教科書が家にあっても邪魔です。誰も読みません。うちにも数冊そうしたものがあったので、どうしようかとネットで探していたら、BooksRunという便利なサービスを見つけました。

BooksRunはこちらから

ちなみに、こちらで本に記載されているISBN番号を入力すると、本のタイトルと表紙の画像、そしていくらで買い取ってくれるかがリアルタイムに出ます!

私は、実際にこのサイトで大学の教科書を3冊ほど売却しました。120ドルの教科書が40ドルで買い取ってもらえたり、80ドルのものが20ドルだったり、私としては納得できる金額でした。

実際に使ってみて良かったなと感じたところは、

  • Webで完結するので気軽に利用できる
  • 送料はBooksRunが負担してくれて、Shipping Labelを自宅でプリントアウトできる
  • 支払いは、PayPalへの入金か、自宅へのチェック郵送
  • 買い手がつくかどうかに関係なく買い取ってくれるので、自分で買手を見つける必要がない

という点でしたね。

家に眠っている古い書籍なども、ついでに買い取ってもらえないかなと思っていろいろ調べました。比較的新しい書籍は買い取ってくれるようですが、教科書以外はかなり激安価格で買いたたかれてしまいます。お気を付けを。

修学旅行が地獄の経験になった息子の話【修学旅行・後編】

修学旅行へ行くまでの経緯については、前回のブログでご紹介しました。

修学旅行の前編はこちらから

ミドルスクールの最後に出かける修学旅行。息子もワクワクしながら出かけていきました。出かける時には、まさか地獄のような経験になってしまうとは、彼自身も、そして私も夫も全く予想していませんでした。

目次

  1. 1週間前に風邪を引いた
  2. クソエアコンで一気に悪化
  3. 病気でも団体行動
  4. 帰宅してようやく回復
  5. それも素敵な思い出

1.1週間前に風邪を引いた

修学旅行の1週間前、息子は雨の中、フットボールのトーナメントに参加しました。それほど寒かったわけではないのですが、ほぼ1日中疲れながら雨に打たれていたせいで、息子は風邪をひいてしまいました。

それほどひどかったわけではなく、鼻水が出る程度だったのですが、1週間後に旅行を控えていたため、真剣に薬を飲ませて治しました。そのおかげで、旅行に出る時には、まあ大丈夫だろう、ぐらいまで回復しました。

2.クソエアコンで一気に悪化

woman lying on bed while blowing her nose

フロリダ初日は、あいにくの雨でした。アメリカで生活している人ならお分かりですね。そうです。アメリカでは、子供たちは雨が降っていても傘なんてささないのです!お土産ショップで購入したキャップをかぶり、雨の中をビッショリになって1日を過ごしたそうです。

そしてテーマパークから宿泊しているホテルまでのバスの中、息子はあろうことか、エアコンが直撃する激寒な席に座ったのです。

体調が完全に回復していない状態でそんなことをすれば、大人ならどんな悲惨な状態になるか、簡単に想像できると思います。しかし、そうした危機管理能力がゼロに限りなく近い息子は、寒いと凍えながらも濡れている服でエアコンの風を浴び続け、見事に翌朝には高熱を出しました。

3.病気でも団体行動

体調が悪いならホテルで薬飲んで寝ていればよいのでは?と思うかもしれません。しかし残念ながら、修学旅行は団体行動なので、そんなことは認められていません。どんなに体調が悪くてもホテルに残ることは許可されず、テーマパークまで連れていかれました。

ちなみに、息子と同じく体調を崩した子はもう一人いたそうです。

引率した先生の計らいによって、息子たちはアトラクションに乗らず、園内にあるその辺のカフェで一日中薬を飲みながらぐったりとしていたそうです。

はい、それが毎日続きました。

私たちは、先生から3日目ぐらいの時に連絡をもらいました。どうやら親の承諾が必要な薬を与えても良いかという許可が欲しかったそうです。私はその先生のことを信頼していた(フットボールのヘッドコーチでした)ので、先生の判断で必要な処置をしてくださいと伝えました。

4.帰宅してようやく回復

close up photo of medicinal drugs

楽しいフロリダ旅行のはずだったのに、息子はずっと高熱にうなされながら1週間を過ごしたようです。本人曰く、「マジでヤバいと思った」とのこと。

帰宅した翌日に、息子をUrgent Careへ連れて行きましたが、インフルエンザではなく、風邪がぶり返して悪化したのだろうという事でした。しかも、高熱で死にそうなのに薬は出ず、「ドラッグストアに売ってる解熱剤を飲ませて、オレンジジュースをたくさん飲んでください」と言われました。

5.それも素敵な思い出

帰宅して風邪を完治してからは、息子は楽しめなかったことが残念で仕方なかったようでした。しかし、あれから数年たった今では、そんなことも素敵な思い出として胸の中にあるようです。

子供の時の思い出は、良いものも悪いものも、あとから振り返ると全部「素敵な思い出」となるのですね。

修学旅行は希望者のみ!子供たちはこうして格差を学ぶ【修学旅行・前編】

日本では多くの場合、小学校と中学校、そして高校とで修学旅行なるものがありました。私が学生だった昭和の時代には、基本的には全員が参加する一大イベントで、1年から2年間ぐらいかけてコツコツと毎月学校で積み立てをしていたような記憶があります。

アメリカにも、こうした修学旅行的なSchool Tripは存在します。しかし、すべての学校がこのイベントを開催するというわけではなく、行くかどうか、また行く場所や日数などは千差万別です。

息子はミドルスクールの終わり、8年生の時に修学旅行に参加しました。いろいろな面で日本と大きく違っていたので、ここでご紹介しますね。

目次

  1. 参加は希望者のみ
  2. 払えない人はどうする?
  3. 意外とハードなFund Raiser
  4. そんな修学旅行、どうだった?

1.参加は希望者のみ

息子が通ったミドルスクールでは、毎年8年生がフロリダのディズニーワールドへ1週間の旅行に行くというのが慣例でした。子供たちはミドルスクールに入学したときから、それを楽しみにしていたそうです。

修学旅行に向けてのオリエンテーションなるものは、1年前にスタートします。保護者が足を運べるであろう夕方ぐらいに「修学旅行へ参加したい人は保護者同伴で」オリエンテーションに参加するように申し付けられました。

実際に足を運んでみると、全体の半分以下しかおらず、驚きました。しかも、大半は女子。男子生徒は、息子を含めて10人程度しかいなかったと思います。

ちなみに、1週間の滞在でかかる費用は、1,500ドル程度でした。これには渡航費と宿泊費、そして食費、それにディズニーワールドへ入園する代金も含まれていました。金額だけを見ると、とてもお得だと思います。しかし、この1,500ドルをポンと出せる家庭もあれば、どう頑張っても出せない家庭もあるわけです。

オリエンテーションは、そのためのものでした。

2.払えない人はどうする?

私たちに与えられた選択肢は、3つでした。

  • 全額を一括もしくは分割で払う(一括で払ってもディスカウントはナシ)
  • Fund Raiserをすれば、払う金額が安くなる。いくら安くなるかは自身の売上次第。
  • 金額を見て「行かない」「行けない」という選択肢もOK

金額を聞いて「やっぱり行けない」という判断をした家庭もあったと聞いています。事前にいくらぐらいかかるのかを知っていたために、最初からオリエンテーションにも参加しない家庭もあったことでしょう。

子供の中には、本人は行きたいと思っているけれど、家庭の経済的な事情で行けない子もいました。そのため息子の友達が家に遊びに来ても、傷口に塩を塗り込むような言動をしないために、

「ディズニー、君は行くの?」

「行かない」

「なんで?」

という会話は控えていました。

3.意外とハードなFund Raiser

handing of dollar bills

アメリカの学校で良く行われているFund Raiserは、楽しそうに見えますが、実際にはかなり大変です。学校側が提携するFund Raise業者からカタログをもらい、それを訪問販売するわけです。

しかも、商品はFund Raiser向けのものなので、正直ちゃっちい…。そして割高です。これを、知らない人の自宅を訪問して売らなければいけません。時間をかけても、頑張っても、まったく売れずに売り上げゼロという子もいるわけですね。

ちなみにアメリカでは、祖父母や親戚が同じコミュニティの中で暮らしているというケースがたくさんあります。また、ずっと同じ土地で生活している人なら、仲良しがたくさんいるので、子供が何もしなくても親が職場で売りさばいてくれるという事も多いものです。

しかし夫の職場では、そうした公私混同的なものが禁止されていましたし、私は友人にガラクタ的なものを販売することに抵抗があったので、できませんでした。

そのため我が家では、旅行費は全額を親が負担して払うという選択をしました。周囲のお友達も、やはり保護者の方が頑張って全額を負担していたようです。

4.そんな修学旅行、どうだった?

家庭の経済力によって参加できるかどうかが決まった修学旅行でしたが、旅行先でも息子はハプニングに見舞われました。そのエピソードについては、次回ご紹介しますね。

後半へ続く

転校するなら事前チェックはマスト!知らないと子供が地獄を見るかも?

アメリカでは高校までずっと公立高校があり、入学の際に受験などは必要ありません。法律で定められた義務教育というわけではなくても、普通に生活していればキンダーから高校までは自宅そばの学校へ通うことができます。

しかし、親の転勤などで引っ越すことになった場合、親ももちろん大変なのですが、子供がもしもハイスクールなら、ただ学校を転校すれば済むだけの話ではありません。転校してから「こんなはずじゃなかった」と激しく後悔したり、子供から長期にわたって恨まれるリスクすらあるでしょう。

その理由は「クラスの単位のトランスファー」で想定外の事態が起こってしまうことがあるからです。

もしも、お子さんがハイスクール中にISD外、もしくは州外へ引っ越す人は、ぜひこの記事を読んで事前にしっかりと準備することをおすすめします。

私は運よく、転校先の学校を調べる中で、この落とし穴を見つけました。そして、リサーチすればするほど、怖くなって震えてしまいました。

目次

  1. クラスの難易度とGPAの関係
  2. どうしてそこまで神経質になる必要が?

1.クラスの難易度とGPAの関係

まず最初に、アメリカのハイスクールでどんな難易度のクラスがあって、GPAがどうなるのかを簡単にご紹介しますね。

アメリカのハイスクールは、ISDによっても州によっても、どのレベルのクラスがラインナップされているかが異なります。学校がオファーするクラスの難易度には、

クラス難易度GPA(例)
Basic (Traditional)基礎を教える簡単なクラスAで4.0
Pre-APBasicとAPの中間(中級レベル)Aで4.3
AP難関クラス(AP試験の結果次第)Aで5.0
Dual Credit州立大学の単位になるチャンスあり(試験なし)Aで4.5
IBインターナショナルな学校に多いAで5.0

などがあります。これはあくまでも一例です。例えば同じISD内に、IBクラスをオファーする学校もあれば、しない学校もあったりします。

GPAの計算方法も違います。息子が通っていた学校では、APクラスの方がDual CreditよりもGPAは高かったのですが、他の学校ではDual Creditが一番高いという違いがありました。

同じ基準で計算されるなら、それほど問題になることはありません。しかし転校となると、受け入れ先の学校には独自のルールがあるので、今のルールがマイナスに影響することがあります。

例えば、

  • どの難易度のクラスが、何年生からオファーされているか
  • 他州からの受け入れGPAへの換算方法

などは、独自のルールがあるのです。この「ISDごとによる違い」が、転校する時には大きく足を引っ張ることになることがあります。

2.どうしてそこまで神経質になる必要が?

man wearing black polo shirt and gray pants sitting on white chair

学校によって、GPAの計算方法が違うことは、私は以前から知っていました。そのため、引っ越し先の学校ではどうなるか興味本位で計算してみたところ、GPAが驚くほど低くなってしまったのです。

「え?」

と思い、詳しくガイドラインを読んでみて、恐ろしいことに気づきました。

詳しい話は省きますけれど、転入する学校次第では、息子の「最高の頑張り」が、「それなりに頑張った」ぐらいにしか評価されなくなることを知りました。

私はもうパニックです。引っ越しの準備で多忙を極めていたものの、知り合いの何人かに聞いてみました。しかしママ友に尋ねても、皆さん答えは

「知らない」

なのです。ハイスクールのカウンセラーに尋ねても、「…Should be…」と分からない様子。プリントアウトして持参したガイドラインを見てもらったところ、「ありえない」「信じられない」「えー?」みたいな反応でした。

しかし最終的には「仕方なくない?」と。

おいおい、ちょっと待ってくれ。仕方なくない?では済まないだろ。まぁそう言うしかなかったのでしょうけれど、息子の頑張りが評価半分にされることに対して、私は断固拒否しようと思いました。

しかし、私が拒否しようとしまいと、学校の評価基準は変わりません。その時点で私ができることと言えば、

「住む場所を学区で決める」

という事でした。

幸運にも、引っ越し先で住む場所をまだ決めていませんでした。そこで各ハイスクールへ息子のレポートカード(成績表)をメールに添付し、私が心配していること、私の理解が正しいかを聞きました。

その中で、レスポンスよく返信してくれたハイスクールでは、運よく息子の頑張りが評価半分にならずに済むとのことだったので、そこへ通わせることにしたのです。

ちなみに、業者や学校でもいい加減な人が多いアメリカ。いくつか連絡したハイスクールの中には、なんとノー返信、まさに既読スルーな学校もありました。その後、電話もかけてメッセージを残しましたが、折り返し電話をいただくことはありませんでした。

ちなみに、カウンセラーがそういういい加減な学校は、できるなら避けるのが賢明です。

なぜならハイスクールでは特に、カウンセラーが生徒と大学との懸け橋となります。カウンセラーがいい加減だと大学の願書出願やそれ以降のやり取りが間に合わなかったりして、生徒が地獄を見ることになりかねません。

トランスファー不可のケースもある

我が家の場合には、前のハイスクールで取得したクラスは、とりあえず全クラスがトランスファーできました。計算方法で不満があったために学校選びの段階で難航したものの、取得したのに受け入れてもらえない単位が発生するという事はありませんでした。

しかし、海外や州外から単位をトランスファーする場合には、受け入れてもらえないケースが少なくありません。特に多いのは語学で、例えば前の学校で「Japanese」のクラスをとっていても、受け入れ先でそのようなクラスをオファーしていなければ、手続きする際にコードがないためにトランスファー不可となってしまいます。

語学だけに限らず、受け入れ先のカリキュラム次第では、受け入れられなかったり、そのために単位が不足して卒業できない、なんて事態になるリスクもゼロではありません。

たかが単位、されど単位。

子供のことだからこそ、親としてはできるだけ不要な障害物は取り除いてあげたいと思います。はい、私はブルドーザーペアレントです。

ブルドーザーペアレンツについては、こちらから

アメリカの学校や職場のポットラック、何を持ってく?

ホリデーシーズンになると特に増える学校や職場でのポットラック。もともとは、友人たちと食べ物を持ち寄って気軽にパーティしましょうよ、的な位置づけですね。

しかし料理がそれほど得意ではない人、そして何を持っていけばアメリカ人が喜んでくれるか分からない!という人にとっては、ポットラックと聞くたびにげんなりしたり、ストレスを抱えてしまうかもしれません。

私もこれまでポットラックに参加した経験は数知れず。何が喜ばれるかは、正直、集まるメンバーによって全く違います!同じアイテムを持って行っても、あっという間に完売することもあれば、誰も手を付けずに号泣。。なんてこともあるものです。

ここでは、これまでの経験から(日本のことをよく知らない)アメリカ人にも喜んでもらえるもの、ガッカリだったりだったものなどをご紹介しますね。

目次

  1. 絶対に失敗したくないならフルーツ
  2. 料理好きなアメリカ人はキャセロールが多い
  3. 料理に自信がない人ならコレが一押し
  4. 日本食は喜ばれる?
  5. サラダは意外と人気
  6. 男性おひとりの参加なら「買ってきました感」のあるデザートでもOK

1.絶対に失敗したくないならフルーツ

sliced fruits on tray

フルーツの盛り合わせは、どんなポットラックに持参しても失敗することがない無難なアイテムです。オリジナリティや個性などはほぼゼロですが、失敗するリスクは低いでしょう。

フルーツの切り方が分からない!という人なら、スーパーで販売されているフルーツの盛り合わせを自宅で素敵な器に移し替えれるだけでも問題ありません。

フルーツを持っていく際には、色が変色するリンゴなどは避けて、グレープやイチゴなどがおすすめです。イチゴが大きければ、縦に半分に切ればOK。食べやすい大きさになるので喜ばれます。

オレンジやマンゴーなども、食べやすいサイズにカットしておけば安心です。

メロンやスイカ、パイナップルなどは、そのままスライスしてももちろんおいしいのですが、かわいい形にくりぬける型やスプーンなどがショップで販売されているので、活用すると見栄えがぐんとよくなります。他人と差をつけるスキルがある人なら、形や盛り付けを工夫するのがおすすめです!

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ただし注意したいのは、フルーツなら失敗しないと考える人は多く、場合によってはフルーツだらけになってしまうことがあるという点です。特に女子ばかりの集まりでは要注意ですね。

オリジナリティほぼゼロのフルーツですが、食べやすくてニオイも気にならず、準備にそれほど時間をかけなくても用意できるという点ではチャンピオンな存在かもしれません。

2.料理好きなアメリカ人はキャセロールが多い

料理好きを自負するアメリカ人女子が多く持ってくるのは、キャセロール。グラタンみたいなものですね。気を利かせて下にライスを入れてドリアにしてしまうと、「ギャー!なんでこんなところに米が入ってるんだ?」と嫌がる失礼な人もいるので、キャセロールを持っていくならアメリカ流のままが無難です。

キャセロールは暖かい状態でいただくのがおいしいので、もしも持参するなら、できるだけ温度が冷めない工夫をしてポットラック会場まで運搬しましょう。保温バッグなどは、ポットラックの日にはよく見かけるアイテムです。

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3.料理に自信がない人ならコレが一押し

ポットラックには、何か1品持っていなかければいけません。しかし、何を持っていけばよいのか分からない、料理にも自信がないという人にとっては、まさに考えることが地獄の時間と化してしまうでしょう。

そんな人にオススメなのは、簡単に作れて失敗することがなく、それでいて必ず食べてもらえる定番アイテムです。

ベイクドポテト(Baked Potato)

家庭でいただくベイクドポテトなら、大きなジャガイモを使います。しかしポットラックでは、色々なものを少量ずついただくという醍醐味があるので、使うジャガイモは、小さなサイズがおすすめです。スーパーに行くと、ちょうどプチトマトぐらいのサイズをしたジャガイモたちが並んでいます。それを使って、見た目が良さそうなベイクドポテトのレシピを真似すれば、失敗しません!

そして、見た目重視のポットラックのために、スーパーで販売されている新鮮なローズマリーなどのハーブを上に散らしてみてください!それだけでゴージャスな見た目になって、ポットラックにふさわしい存在感のあるベイクドポテトに完成します。

デビルドエッグ(Deviled Egg)

sliced boiled egg on white plate

これは固ゆでしたゆで卵の黄身を取り出して、ピクルスなどと混ぜ合わせて、器に見立てた白身に盛るだけの、超簡単かつ失敗しないレシピです。アメリカ人なら皆さん大好きなアイテムなので、誰も手を付けないという悲しい思いをする心配もありません!

見た目を工夫するなら、取り出した黄身を何と混ぜるかを工夫して、3種類ぐらい作っていけば良いと思います。

4.日本食は喜ばれる?

日本食が喜ばれるかどうかは、参加するメンバー次第です。私はこれまで、同じメニューを持参して、大人気であっという間に完食になった経験もあれば、最後まで誰も手を付けず泣きそうになった経験もあります。

日本人が多く参加するポットラック、日本に行ったことがあるとか日本食が大好きという人が多いポットラックでなら、日本食を持っていくと喜んでもらえると思います。しかし、「日本、何それ?」的な人が多いポットラックには、持っていかないほうが無難かもしれません。

子どもがいるなら揚げ物がオススメ

tray of cooked food

子供が参加するポットラックや、20代から30代の男性が多いポットラックなら、揚げ物を持っていくと喜ばれます。日本にちなんだ揚げ物なら、

  • 餃子
  • 唐揚げ
  • チーズ揚げ
  • 春巻き
  • コロッケ

などが良いかもしれません。ニンニクがたっぷりの餃子などは、中に何が入っているのかをリストアップして器に貼っておくのが親切です。

寿司は喜んでもらえる?

sushi roll on white ceramic plate

アメリカで暮らす日本人にとっては、ポットラックで寿司が登場すると、それだけで興奮しますよね。しかしアメリカ人の中には、魚を食べないという人も意外と多いので、誰が参加するかによって寿司の立ち位置は大きく変わります。

また、ポットラックでは常温においておくので、食中毒なども気にしなければいけません。そのため、私は生のお魚を使った寿司をポットラックに持参したことはありません。

もしもお寿司を持っていくなら、カリフォルニアロールですね。中には、カニカマやアボガドなどを入れて、アメリカ人が抵抗なく食べやすい配慮をすれば、失敗する確率がグンと下がります。

親日家が多いポットラックなら、いなり寿司やちらし寿司などでも食べやすく分けておくと喜んでもらえます。

串ものは注意したい

アメリカにも串モノはあります。例えば、BBQで大人気のケバブがよく知られている所でしょうか。大人のみのポットラックなら、焼き鳥などを串に刺したままの状態で出すのもアリでしょう。しかし子供が参加するポットラックでは、万が一のことを考えて串は外しておくのが安全です。串に刺した大人用と、串から外した子供用に分けて提供するのもアリですね。

5.サラダは意外と人気

person holding clear glass bowl

温かい食べ物だと、どうしてもポットラックの直前に調理しなければいけません。忙しくて準備する時間がない!という人なら、サラダを持参するという方法もアリです。

サラダにはいろいろな種類がありますが、その中でもウケが良いのはグリーンサラダではなく、手を加えたパスタサラダや春雨サラダなどですね。春雨サラダはアジアン風で、日本食に好意を持っていない人でも「少しだけなら食べてみようかな」という気になるらしく、食べてビックリとてもおいしい!という結果になりやすいと思います。

パスタサラダは、マヨネーズを使うと常温で食中毒のリスクがアップするので、私はイタリアンドレッシングやレモンなどであえていました。オリーブやミニトマト、セロリなどを入れると、アメリカ人が好きそうなパスタサラダに完成するので、失敗したくない人にオススメです。

6.男性おひとりの参加なら「買ってきました感」のあるデザートでもOK

cookies in ceramic plates

直前にスーパーで買ってきました感のあるデザートは、実はとても喜んでもらえるアイテムです。要冷蔵の心配がないクッキーやブラウニーでも良いですし、小ぶりのマフィンやケーキでも、皆さん食事の後に食べます!

もちろん、手作りデザートも喜ばれます。ただしその際には、アレルギーを持っている人に配慮して、使った材料を紙に書いて貼っておくなどすると感謝されます。

アメリカの遠足!同伴する親は何をするの?

私が小学校の時には、遠足に親がついてきた記憶がありません。おそらく、学校の先生が数人で クラス全体を引率していたと思います。

しかしアメリカの遠足は、シェパロン(Chaperon)と呼ばれる親の引率があります!これは親がボランティアでするもので、母親だけでなく、仕事を休んで同伴する父親もたくさんいます。私も息子の学校では「学校に入りびたっている」と思われるほどボランティアをしまくっており、遠足のシェパロンも毎回参加していました。

複数の学校、複数の先生のもとでシェパロンの経験をしてみて、私が感じたことをご紹介しましょう。

遠足は少数のグループで行動

laughing children in between woman and man at daytime

遠足に親が同伴すると、親ごとに子供が数人ずつ割り振られます。日本で言うところの「班」のような感じですね。アメリカの遠足では、基本的に少数のグループで自由行動が多いです。例えば美術館やパークに行ったら、集合は何時ですとシェパロンの親に言われ、集合時間まではグループごとの自由行動となります。

親がシェパロンとして同伴する場合、自分の子が普段仲良くしている友人を同じグループにしてくれることが多いです。人数は5,6人といったところでしょうか。シェパロンは、子供がはぐれたりしないように監督しながら、グループ行動をするのです。

同伴する親やボランティアなので、遠足ごとにシェパロンの数は変わります。親が行ってみたいと思うような場所だとボランティアは多くなりますし、そうでなければ同伴したい親は少ないです。その場合、先生が子供たちを引き連れて歩くことになります。保護者が監督するのは5人で、先生は10人の子供を連れて歩くという事もありました。

特にすることは何もない

遠足に同伴したからと言って、特にしなければいけないことは何もありません。遠足の場所は大体子供の年齢や学年にあった場所が選択されているので、子供たちの自主性に任せて「次はどこ行こうか?」などと羊飼い的な役割をしていれば問題ありません。美術館のような場所だと、展示品に触るなとか、勝手に走るなとか、大声で騒ぐなという注意はもちろんしますが、年齢が低い学年だと、遠足も他人に迷惑がかかりづらいアウトドアが多いです。

保護者に金銭的負担を求められることはある

red and white coca cola vending machine

遠足の場所によっては、有料で入館できる施設があったり、売店があったりします。気が利く親なら、遠足の時には子供にいくらお小遣いを持たせるのですが、必ずしも子供たちが全員、小遣いを持ってくるわけではありません。そうすると、売店に行った時に「Ms.XXX、僕お金ないの」と泣きつかれたりします。

学校の先生は、そうした泣きつきに屈することなく「お金がないなら買えないね」と突き放してました。ひとりに与えると全員に与えなければならなくなり、キリがないからだそうです。平等に、という点では素晴らしいと思います。

先生の中には、「売店にアイスクリームあるけど、シェパロンが買ってあげてもいいですよ!」なんて余計な一言を言う人もいました。そうすると、買ってもらえるのだと思い込む子供がいて、「早くアイスクリームが食べたい!」とねだられることもありましたね。

小学校3年生ぐらいになると、子供に知恵がつきます。そのため、自分ではお金を持っていてもシェパロンに買ってもらおうとするズルい子が出てきます。これは注意したほうが良いですね。

小学校4年生の遠足では、こっそりと私にアプローチしてきて、他の子には内緒で自分だけにお金をくれという信じられない子もいました。

私が遠足に同伴したときには、ジュースかアイス程度に限定して、私のグループにいる子に買ってました。現金を渡すことは少なく、アイスかジュースを子供たちに選ばせて、私がまとめて会計するというスタイルが多かったです。

事故はあります

遠足は、子供にとってはワクワクする特別なイベントです。普段はおとなしい子でも、興奮して羽目を外すことはあります。

息子がキンダーの時に、遠足で牧場に行ったことがありました。そこで、おとなしい子がエキサイトして馬に近づきすぎ、頭を噛まれるという事件が起こったのです!

その子は流血したりケガをしたわけでもなかったので、きっと「噛まれた」というよりも「馬の歯が当たった」程度だったのかもしれません。しかし後日、その親から先生にクレームが入りました。「息子が馬に噛まれたって本当?」と。子どもたちの話をどこからか聞きつけたようでした。

小学4年生の時には、お子様向けのテーマパークの噴水プールみたいなところで遊んでいた子供が滑って転び、足をすりむきました。帰宅直前だったのでそのままその子はバスに乗って帰りましたが、翌日先生のもとに親からクレーム。「子供の足が赤くAlmost Infectedだった」とのことでした。

子供の遠足に同伴するボランティアは、とても楽しい思い出です。皆さんもこれからもし機会があれば、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

アメリカの学年はフレキシブル!留年と飛び級制度とは?

日本の義務教育では、飛び級もなければ留年もありません。天才的に頭が良い子でも、自身の学年を飛び越えて一つ上の学年に進級することは、認められていません。留年も同じです。劇的に何も理解しなかった子でも、義務教育なら進級はできます。

しかしアメリカでは、学年の概念が日本よりもフレキシブルです。そのため、留年もあれば飛び級もあります。クラスの中に1つ年上の人がいたり、年下の子がいたりしても、不思議ではありません。

目次

  1. 飛び級とは?
  2. Gifted and Talentedでは何をする?
  3. 留年とは?
  4. こんなケースがありました

1.飛び級とは?

飛び級(Acceleration)とは、自分がいるべき年齢よりも上の年齢のクラスで授業を受けるという制度です。学校によっては、学年そのものを底上げして、本来なら7年生なのに8年生や9年生に進級できるケースもあれば、得意な教科だけ飛び級の扱いにするケースもあります。

飛び級は、アメリカでは古くから存在している制度です。ニュースなどでも、11歳の子供が大学を卒業しました、なんていう天才少年少女の話題がたまに上がりますが、これは飛び級のシステムによって、学年がどんどん上がったことによって起こることです。

飛び級に対しては、子供も保護者も賛否両論です。学問を学ぶ問部分にだけ焦点を当てるなら、飛び級は効率的に自身のレベルにあった内容を学べるという点で、メリットです。しかし自身よりも年齢が上の子供たちに混ざることによって、社交性や性格形成の面にも多少の影響はあるでしょう。そのため、飛び級を打診されても断るケースもたくさんあります。

2.Gifted and Talentedでは何をする?

a smart boy playing chess

飛び級ではないけれど、勉強が得意な子供のために提供されているカリキュラムと言えば、Gifted and Talentedプログラムがよく知られています。これは州もしくはISDが提供する試験を受けて、一定ラインを超えると認定され、Gifted and Talentedから提供されているプログラムを受ける権利が与えられるというものです。

これは、一度認定されるとハイスクールを卒業するまでずっとその資格を維持できるという特徴があります。

小学校からハイスクールまで存在していますが、学校によって具体的にどんな対応をするかは多種多様です。

息子は、小学校3年生の時にこの認定を受けました。どんな素晴らしいプログラムを経験できるのか、親の私の方がワクワクしていましたが、結局何もないまま、学年は終わりました。その学校では、人員不足という理由で、認定はするけれど特別なことはしないという方針だったようです。

ミドルスクール以降になると、Math BeeとかSpelling Beeなどアカデミックな競技大会へ参加する資格を得ることができました。ただしこれも、認定されている生徒全員が参加できるというわけではなく、学校ごとにアカデミッククラブ的なものがあり、そこに自主的に入部して参加しなければ競技大会へは参加できません。息子の場合、掛け持ちができないフットボール部に所属していたため、こうしたアカデミックなイベントとは無縁でした。

3.留年とは?

留年と聞くと、日本人の私たちにとっては、落第の烙印を押されたような気がして、とてもネガティブに受け止めてしまうかもしれません。しかしアメリカでは、留年は日常茶飯事に起こりますし、必ずしもアカデミックな原因で落第するとは限りません。

例えばキンダーぐらいの年齢に多いのは、英語を母国語としない子供たちの留年です。ESLで学びながらキンダーを2年リピートすることで、学力的にも語学的にも飛躍的な成長が期待できます。

そのほかにも、キンダーをあえて1年遅らせることで子供の学校での理解度を高めたいと考える親はたくさんいます。こういう理由の場合には、早い学年での留年を決意するケースが多いです。

ミドルスクールやハイスクールになると、授業で赤点だったことが理由の留年が多くなります。しかし多くの場合には、留年しないように学校がサマースクールなるものを実地して、生徒のサポートをします。息子が通っていたハイスクールでも、赤点で学年を終えた留年候補生は100人以上いたものの、サマースクールのおかげで実際に留年するのは0人か1人ぐらいにまで抑えられていました。

また留年の場合には、年齢制限が設けられていることが多いです。ハイスクールなら20歳以上はNG、などのルールがあるので、何回も留年を繰り返して年齢が上がりすぎてしまうと、高校の卒業はあきらめてGEDなど高校卒業と同等の資格を得られる試験を受験するという方法を選択することになります。

4.こんなケースがありました

飛び級と留年は、これまで私もごく普通に見てきました。1年程度の留年や飛び級は全く珍しくなく、話題にすらならないことが多いですね。そんな中で、少しユニークな例をいくつかご紹介しましょう。

3年の飛び級、そしてVerdictorian

man wearing black graduation gown and cap

息子のハイスクールの同級生に、3年飛び級している天才的な女子がいました。たまたま同じストリートに住んでおり、何度か顔を合わせたことはあります。

この彼女、3年の飛び級でもまだ伸びしろが多かったらしく、なんとハイスクールをVerdictorian(最優秀生徒)として卒業し、本来ならアカデミックな奨学金を出さないアイビーリーグの大学へ、フルライドと呼ばれる全額奨学金待遇で進学しました。

少年院へ送られ、時間切れ

息子のハイスクールのフットボール部に、2年年上の先輩がいました。彼は在学中に車の窃盗で逮捕され、そのまま少年送りとなってしまいました。少年院に入っていたのは1年程度だったのですが、彼はキンダーのころに1年すでに留年をしており、しかもミドルスクールでも留年した経験があったのです。その結果、少年院から戻ってきてハイスクールを修了することは年齢制限に引っかかるためにNGとなってしまいます。そのため、少年院に入った時点で退学の扱いとなりました。

ミドルスクールの試合に車でやってきた選手

happy girl posing next to car

アメリカでは、ハイスクールで自動車の免許を取得できます。しかし留年している生徒の場合には、ミドルスクールでも自動車の免許を持っているケースはあります。

息子がミドルスクールだった頃、フットボールの試合で少し離れた町へ行った時のことです。1台の車がフィールドのすぐ隣に駐車し、中から降りてきたのがミドルスクールの子供だったのです。どうやら試合の直前に自宅へ何かを取りに帰ったらしく、試合の恰好をして車から降りてきました。

今となっては全く驚かない光景ですが、最初にその光景を見た時には驚愕でした。