アメリカには塾がない!じゃあ勉強はどうするの?

日本では、何十年も昔から塾というものがあり、多くの子供が通いますよね。塾に行かなければ高校や大学に合格できないというわけではありませんが、分からない所を教えてくれる塾、また学校では教えてくれない難しいところまで学習できる塾は、多くの受験生に人気があります。

しかしアメリカに来ると、塾という文化がないことに気づきます。サリバンなど、塾的なサービスがないわけではありません。しかしそうしたものは、都会限定、そして日本人や韓国人、中国人などアジア人が多い地域限定となっているのが一般的です。

その理由は、簡単。もともと塾という文化を知らないアメリカ人を対象にしても、ビジネスとして成立しない可能性が高いからですね。

目次

  1. 塾がない。じゃあ勉強は誰が教えるの?
  2. 必殺技。天才に聞く。
  3. 基本的には学校の勉強オンリーがアメリカ流
  4. アメリカに塾が浸透しない理由

1.塾がない。じゃあ勉強は誰が教えるの?

私の息子様が育った環境には、塾というものは全くありませんでした。塾?何それ聞いたことない、という人が大半でした。苦手な教科だけでも個人的にサポートしてくれる何かが欲しいと思い、家庭教師的なものを模索しましたが、それすら都会限定で私たちが住んでいるエリアにはありませんでした。

言葉があまり関係ない数学なら、私でもある程度教えることができます。しかし他の学科に関しては、私なんて正直何の役にも立たないでしょう。だから、最初から私が家庭教師をしようという考えは持ちませんでした。

それじゃ、誰が教えるの?

そうです。教えるのは学校の先生なのです。

アメリカの学校には、放課後に先生に個人的に勉強を見てもらえるTutor Hourなるものが存在しています。毎日すべての先生が見てくれるわけではないものの、事前に予約しておけば先生は時間を作ってくれます。

中にはライブラリを放課後に開放し、先生が交代で常駐しながら勉強を見てくれる学校もあります。

息子様の学校には、個人的に先生へ事前予約をすれば勉強を見てくれるというシステムだったはずなのですが、残念なことにやる気ゼロな先生がいたりして、まったく意味をなしていませんでした。はい、公立の学校あるあるです。

2.必殺技。天才に聞く。

そこで私は、ある必殺技を考え付きました。それは、同じ学年にいる天才少女へ聞くという方法です!

息子の学年には超絶天才な女子が一人いて、3年も飛び級しているのにVerdictorianという圧倒的な優秀さを誇っています。彼女はのちに余裕のよっちゃんでMITへ、しかも全額無料のフルライドで進学したほどの子で、ハイスクールの時からも優秀すぎて困っちゃうレベルでした。

我が家は偶然にもその天才女子と同じストリートに住んでおり、息子はそれなりに面識があったようです。同じアジア人つながりで、何回か会話をしたこともありました。

私が一度、先生の都合が悪いなら天才少女へ行けばいいじゃないの、教えてくれるのでは?と息子へ吹き込んだところ、そこからは時間がある時には彼女へ聞くこともあったようですね。

3.基本的には学校の勉強オンリーがアメリカ流

基本的にアメリカの公立校では、そんなに難しすぎて解けないというレベルはやりません。やったところで意味不明ぽかんになってしまう子が続出するだけなので。

それに、大学受験のためのSATやACTも、難しすぎて解けねーぞという日本の私大受験問題のような感じではなく、しっかり準備すれば満点も取れるような標準試験となっています。

つまり、学校の勉強をしっかりやっていればハイレベルな大学にも合格できますよ、という考え方がアメリカ人全般に浸透しているのです。学校以外の時間はクラブ活動や友達との楽しい時間、なんで勉強なんかに費やすわけ?という考えなのかもしれません。

4.アメリカに塾が浸透しない理由

アメリカに塾が浸透しない理由はずばり、

アメリカの大学進学は一発勝負じゃないから

だと思います。

  • 大学在学中の編入は日常茶飯事
  • 社会人になってから大学へ入学し直すことも可能
  • SATやACTの試験は一発ではなく、何度もチャンスがある
  • 少数ではあるものの、大学に行かなくても経済的に成功することも可能

だから、楽しい青春時代を勉強一筋に費やすことがベスト、という結論に至らないのかもしれません。

アメリカの住宅街にいるヤバイ生物!

日本にも、住む場所によってはギョエーっ!となる生き物はいます。山のそばなら蛇とか熊とかいますし、他にももっといるでしょう。

日本より広いアメリカでは、日本では遭遇しないような生物が住宅街にフツーにいることが珍しくありません。ここでは、私が実際に遭遇した怖い生き物をいくつかご紹介しますね。

目次

  1. コヨーテ
  2. 巨大ヘビ
  3. アルマジロ
  4. 鹿
  5. リス
  6. 見たことないけどワニもいる

1.コヨーテ

Photo by Frans van Heerden on Pexels.com

これは私がカリフォルニアで日常的に遭遇していた生き物です。南カリフォルニアでは、少し住宅街を外れると山などがあり、そこにコヨーテが暮らしています。画像を見るとお分かりだと思いますが、彼らはぱっと見がまるで犬。

私が初めてコヨーテと遭遇した時にも、犬だと思ったほどです。

2歳ぐらいだった息子様と近所を散歩していた時、少し離れた場所からコヨーテがこちらを見ていました。犬だと思い込んでいる私は、息子様に「犬だよ!ほら!見てみて!」と立ち止まって息子に教え、あろうことか、あわよくばナデナデできないものかと近寄ってみたのです。

はい、今から思うとかなりのバカ行為でした。

コヨーテは、そんな私達を鼻で笑うかのようにして立ち去ったことは言うまでもありません。

2.巨大ヘビ

space dark rope reptile
Photo by COPPERTIST WU on Pexels.com

これも、カリフォルニアに住んでいた時によく見かけた生き物です。道路に巨大なヘビがいるというわけではなく、道路わきの舗装されていない荒野に、これがいます。私が巨大ヘビを見たのは、いつも車を運転している途中でした。

動物園でしか見たことがないような、デカくて太いヘビが、とぐろを巻いている光景は、圧巻でしたね。さすがアメリカの自然だな~と感動しました。

こちらも、息子様にヘビを見せようと、わざわざUターンして戻ってきたりという間抜けな行為をしましたが、巨大ヘビでも動きはかなり素早いらしく、戻ってくるとヘビはすでにいない、、という事ばかりでした。

3.アルマジロ

brown armadillos on green grass
Photo by Chrtlmn on Pexels.com

テキサスには、アルマジロがいます。道路を歩いていることは少ないものの、夜間になると道路を横断するアルマジロもいたりします。

ちなみにアルマジロの固い甲羅は、銃弾でも弾き返すレベルなのだとか。以前、庭に向かって銃を試し打ちしたら、偶然にもアルマジロに銃が当たって跳ね返り、偶然にも外にいた近所の人を殺してしまったという恐ろしい事件がありましたっけ。ナショジオで見たので、嘘ではないと思います。

私自身、アルマジロを昼間に見たことはありません。しかし夜間に車を運転していた時に、うっかりアルマジロを轢いてしまったことがありました。石とかではないゴツンという大きな音がしたのです。鹿のような大型動物ではないし、家族で議論した所、あの音はきっとアルマジロだろうという結論になりました。

はい、直接見たわけではありません。

4.鹿

アメリカの北東部に行くと、住宅街によく鹿が出没します。近くの林や森に住んでいるのでしょうけれど、家族連れでよく鹿が庭にやってきたりします。

奈良公園の鹿のように、「何か食べ物ちょーだい」と寄ってくることは一切なく、だいたい人間が近づくと逃げていきます。なので私は、外に鹿がいる時には邪魔しないように、少し時間をおいてから出るようにしていました。

5.リス

grey orange squirrel
Photo by Mike Bird on Pexels.com

リスは、どこにでもいます。人間慣れしているリスも多く、かなり近づいても逃げたりしません。しかし、色々な病気を持っていると聞いているので、ナデナデを試みたことは一度もありません。

アメリカでは、リスはとても定番な生き物で、どの州でもお目にかかれるようです。ただし、住んでいるエリアによってよく見かけるリスの種類は異なっており、黒いリスがいたり、デカいリスがいたり、さまざまです。

6.見たことないけどワニもいる

私はフロリダなどの南東部に住んだことはないので、ワニを見たことはありません。しかしこのエリアに住んでいる人は、雨と共にワニが住宅街にやってきて、庭のプールにいた、なんて怖い経験をすることもあるのだそうです。

限られた収入!老後資金vs子供の教育費、どちらにするべき?

長いようで短い人生、短いようで意外と長い人生。その中では、お金のかかるイベントが次々と私たちに襲いかかります。子供が生まれたら将来の教育費を心配しなければいけませんし、マイホームだって欲しい。それに、遅かれ早かれいつかはリタイヤして老後に備えなければいけません。そのための資金も必要です。

目次

  1. 老後資金と教育費、どちらを選ぶ?
  2. 老後資金を選ぶべき理由とは?
  3. どちらもするのは無理、じゃあどうすれば良い?

1.老後資金と教育費、どちらを選ぶ?

日本よりも学費が死ぬほど高額なアメリカでは、昔から

「老後資金と教育費、迷うことなく老後資金を選ぶべきだ」

という言葉があります。ファイナンシャルアドバイザーなどに聞いても、10人いたらおそらく10人が口をそろえてそう言うのではないでしょうか。

これは、子供の教育費なんてケツまくっちゃえよという意味ではありません。

収入が限られていて教育費と老後資金の両方の準備ができないのなら、老後資金を選択するべきだ、という意味です。

実際、子供の教育費を親が払っている世帯は、全体の70%程度もいると言われており、その多くは老後資金を削って教育費に当てています。我が家も、そうでしたね。教育費を全額そこから捻出したというわけではないものの、IRA口座などは税金面での控除があるので、教育費という名目で老後資金の口座を使って貯め、そこから出していました。

ファイナンシャルアドバイザーの中には、教育費として払う分を投資してリターンの年利がどのぐらいで、、と煙に巻くように、難しくてよく分からない数字を並べる人がいるかもしれません。具体的に細かく見ていけば、きっとそうなのでしょう。しかし、ざっくりとした判断をする際には、そんな細かいところまで考える必要はないと思います。

2.老後資金を選ぶべき理由とは?

老後資金を優先するべきというのは、いくつか理由があります。

  • 老後資金が不足すると挽回できるチャンスがない
  • 医療や介護で費用が必要になった時、子供と共倒れになるリスクが高い
  • 老後資金が不足したことで家を失うリスクもある
  • 子供は教育ローンを借りても、そこから数十年という時間をかけて返済できる時間的な余裕がある
  • 教育費を捻出しても、回収できるかどうかは完全な未知数。そのため最悪の場合、親が老後を迎え、子供も稼がず、親子でお金がないという状態に陥る可能性がある

つまり、子供の教育費用を捻出するために自分たちの老後資金が空っぽになってしまうと、働けない高齢になってから急な出費が出た時に対応できませんよ、という事ですね。

3.どちらもするのは無理、じゃあどうすれば良い?

10年ごとに2倍になると言われている大学費用は、息子が在学中にも容赦なく上がりましたし、これからも上がり続けるのかもしれません。いくらかかるか見当もつかない金額を貯めろと言われても、何から始めてよいか分からないという人もいるでしょう。

じゃあ、どうすれば良いのでしょうか?

私たちにできることは、今すぐに全力で貯めること。それだけです。

そのお金が将来、老後資金か教育資金かどちらに使われるかは、その時になってから考えれば良いのです。それに、子供が大学に進学するまで時間があるなら、学費を少しでも安くできる方法を模索したり、大学の選び方を見直したり、場合によっては軍隊に数年間入隊することを前提に大学にかかる費用を無料にするという方法もあります。

我が家でも、息子様が成長する中では、いろんな親を見てきました。

  • 大学に行くなら勝手に行きやがれという親
  • お金がかかるから行く必要ないという親
  • 州が提供する529プランに加入して、州立大学の学費をはるか昔にロックインした賢い親
  • 子供に出世払いとして貸し付けた親
  • 特別な作戦もなく必死に貯めた私のような親

どんな選択肢がベストかは、その世帯のライフスタイルや将来設計、子供の数などによってケースバイケースです。でも早いうちから話し合いやカネの計算をすることで、それなりに将来が見えてきますし、どうするのが家庭にとってベストなのかも見えてくると思います。

健康保険のDeductibleって何?

アメリカに来たばかりの人、またアメリカ人だけれど初めて社会人になったという人にとっては、健康保険にDeductibleがありますよと言われても、「へ?何それ?」となるのではないでしょうか。

アメリカにはたくさんの健康保険商品やプランがあり、一つの職場でも複数の健康保険商品から選べることが少なくありません。私たちが加入している健康保険は、夫の職場が提供しているものですけれど、10種類ぐらいあり、その中から毎月かかる保険料金などを比較しながら選びました。

目次

  1. Deductibleって何?
  2. Deductibleがついているメリットって何?
  3. Deductibleの注意点
  4. 健康保険の切り替えはいつでもできるわけじゃない

1.Deductibleって何?

健康保険のPPOプランを選ぶと、ほとんどの場合にDeductibleというものが設定されています。これは一言でいうなら、

健康保険を使う前に自己負担で支払わなければいけない金額

です。例えば加入した保険が$1,000のDeductibleだったとしましょう。この人が例えば医者に行って$700の請求書を受け取った場合、$700は全額が自己負担となります。

そしてこの人が、別の病院に行って$500の請求書を受け取ったとしましょう。すでにDeductibleで$700を払っているので、クリアしなければいけないDeductible額は残り$300。請求書$500の中から$300が無条件に自己負担となり、残りの$200に対して、保険が適用されます。

ただし、ここで注意したいことは、保険適用=自己負担なし、というわけではないという点ですね。例えばDeductible $1,000の後は80%カバーという保険なら、カバーされる$200のうち、カバーされない20%つまり$40はまたしても自己負担額となってしまいます。

2.Deductibleがついているメリットって何?

Deductibleがついている健康保険は全般的に、Deductible額が高いほど毎月払い込む保険料金が安い傾向にあります。

健康保険には、こうしたDeductibleがなく医者に行くたびにCo-Payと呼ばれる費用を支払うHMOプランもありますが、HMOプランは利用できる医療機関がPPOよりも少ないため、選択肢が少ないという点で毎月の掛け金が若干安めとなっていることが多いです。(でもHMOが必ず安いわけじぇなく、PPOより高いプランもあるので要注意)

自分は健康だしほとんど医者なんて行かないから、毎月の保険料をとにかく安く抑えたいという人にとっては、DeductibleがついているPPOタイプの健康保険を選ぶのが良いかもしれません。

HMO とPPOについてはこちらから

3.Deductibleの注意点

健康保険料を安くするためにDeductibleつきの保険を選ぶ人はたくさんいます。ライフスタイルや家族構成によっては賢い選択だと思いますけれど、いくつか知っておかなければいけない点もあります。

  • Deductibleは年々上がっている →一人当たり$5,000なんてものも普通にあります
  • Deductibleは毎年リセットされる →加入してからずっと蓄積されるわけではありません

我が家では、息子様が赤ちゃんの時に、Deductibleが設定されていたPPOプランに加入していました。当時はどんなプランがどうだなんて詳しいことは知りませんでしたし、職場でどんなプランがあるのかもよく知らず、おそらく最安のプランを選んだのではないかと予想しています(笑)。

その結果、どんなことが起こったかというと、

  • 医者にほとんど行かないので、毎年Deductible内で終わってしまう
  • 入院したらやたら高額な請求書が送りつけられてきた
  • Deductibleをクリアしてもカバーが良いとは限らない

数年間このプランに加入していたものの、家族全員がやたら健康でほとんど医者にもいかなかったので、行くたびに数百ドルの請求書を受け取り、それが全額自己負担となっていたような気がします。

それから数年が経ち、健康保険を見直した結果、毎月の保険料は数十ドルぐらい高くなるものの、医者に行ってもDeductibleと言われる心配がなく、毎回Co-Payとして$20ぐらいを支払うHMOプランの方がずっと自分たちにはあっていると感じ、切り替えました。

4.健康保険の切り替えはいつでもできるわけじゃない

健康保険の切り替えは、そのプランごとにオープンシーズンと呼ばれる期間が1ヶ月から2か月ほどあり、その期間でなければできません。もっとフレキシブルに対応しろよ!という声が聞こえてきそうですね。はい、私もそう思います。

しかし多くの保険では、毎年10月ぐらいからオープンシーズンに入り、この期間に保険に加入したり切り替えたい人は手続きをしなければいけません。そして新しい保険は1月1日スタート、となることが多いですね。

ただし、例外はあります。例えば転職したとか子供が生まれたとか離婚した、なんていうときには、年の途中でも健康保険を契約したり子供を追加したりできます。

たかが健康保険。されど健康保険。医療費が払えずに堂々と自己破産する人が大量にいるアメリカだからこそ、健康保険は自分のライフスタイルやライフステージにあったものを選ぶことが大切かもしれません。

No Child Left Behind政策の真実

アメリカでは、2002年にNo Child Left Behindというプログラムがスタートしました。これは、クリントン政権が行っていた「貧困層の子供にも最低限の教育をうけさせよう」という政策の流れをブッシュ政権が引き継いだもので、2002年に政策の一つとして誕生したのです。

正式な政策となった背景には、世界に台頭する中国の理系力に対して、アメリカの子供たちが圧倒的に負けていたことに対する危惧や懸念がありました。アメリカは世界のナンバーワンなのだから、子供たちが受ける教育もナンバーワンにしようぜ、という意図だったのかもしれません。

目次

  1. 2015年に失効。成果は出たのか?
  2. 国民の完全な勘違い
  3. ワークブックを買うときの注意点

1.2015年に失効。成果は出たのか?

No Child Left Behindは、2002年にスタートして2015年までという期間限定の政策でした。具体的に何をしたのかは公式サイトを見ていただけると分かると思いますが、ざっくり一言でまとめると、

  • 学校で何を教えるかは州でも先生でもなく連邦政府が決める
  • 生徒にきっちり教えることは先生の義務

としました。皆さんもご存じの通り、アメリカは連邦政府が決めることに対して反対する人が多く、州ごとに独自の方法を好む人がたくさんいます。子供に対する教育でも、州とか学区、または先生が自由に何を教えるか決めたらよいだろう!という反発があったようですね。

またアメリカでは、日本のように全国1億人総中流階級というような横並びではなく、貧困層が多い学区もあれば、裕福な学区もあり、同じカリキュラムで同じ成果を出せというのは、現実的にも難しかったようです。

No Child Left Behindについて詳しく知りたい人はこちらから

最初から期間限定の政策だったNo Child Left Behindは、2015年をもって終了となり、現在では「政府じゃなくて州が決めようぜ」という別の政策に生まれ変わっています。

2.国民の完全な勘違い

きっとアメリカに限ったことではないのでしょう。政府が意図する政策には、それぞれ目的とか希望、理想などがあるものですけれど、国民が正確にそれを理解するとは限りません。

我が家では、No Child Left Behindがスタートしてから数年したころに、ちょうど息子がキンダーの年を迎えました。そこから私の長いボランティア生活がスタートし、たくさんの保護者と話をする中で、私はいろいろなことを考えさせられました。

  • 家庭では何もしなくても、学校が子供を天才にしてくれると思い込んでいた親
  • 学校が子供の教育に全責任を負うべきだと考え、宿題を出すなら鉛筆もよこせと先生に迫った親
  • 宿題出したらBehindになる子供が出るぞ、それでもいいのか、宿題やめろ、と先生に迫った親

などがいました。それは変だろアメリカ人。。。という人は多かったですね。

そうした親と関係しているのかどうかは知りませんけれど、先生の中にも「へ?」という人が居たりしました。

  • どういうわけか、数学の授業に民主主義を採用して答えを多数決で決めた先生
  • 「私は離婚したばっかりなので、今年はやる気ゼロです」と宣言した先生
  • 「できません、やりません、クレーム受けません」のポリシーを体現した先生

この親にしてこの教師あり。。。絶望的な気持ちになったこともありましたね。

そんな私に、最も強烈な印象を与えた人がいました。その方は、

「No Child Left Behindは、Leve Everyone Behindのことだ」

と言い切り、学校を相手にせずせっせと家庭での学習に力を入れていました。

当時の私は、まだアメリカでの教育には暗中模索な状態でした。でも私がこれまで経験してきた狭い常識を考えたら、Leave Everyone Behindがなんとなく現実味を帯びていたというか、理にかなっているなという気がしました。

それからは、我が家でも自宅での学習に力を入れるようになりました。

ちなみに、息子様が小学校の時に使っていたワークブックは、本屋とかアマゾンで格安で購入できるアイテムでした。別に難しい教材でなくても学校で習う範囲をしっかり理解できましたし、そこに私の受験経験から得た応用スキルをちょっとだけ試してみる、というスタンスで取り組みました。

3.ワークブックを買うときの注意点

子供は学校からも宿題を持って帰ってきますが、内容がないよ~という事は少なくありません。(※はい、笑う所です)

アマゾンなどで購入できるワークブックは、学校の学習だけじゃ物足りない、親として心配、というときに役立ちます。

いろんなメーカーがいろいろな難易度のワークブックを出しており、超簡単なレベルの問題しか乗っていないブックもあれば、難易度が高いのに問題だけで答えを配布していない教材もあります。そのため、できるだけ内容をチェックしてから買うことをおすすめします。

問題だけ大量に出して答えがないとは何事だ!という声が聞こえてきそうですね。はい。私もそう思いました。Answer Keyと呼ばれる解答集がきちんと同封されたものを選ぶことも、ワークブック選びでは大切なポイントだと思います。

宅配が届かない!どこへ連絡すればよい?

ネットショップで買い物をして、発送しましたというメールを受け取ったけれど、待てど暮らせど商品が届かないというトラブルは、このネット社会なら誰もが一度や二度は経験あるのではないでしょうか?

ショップがすでに発送済となっているのに、こちらは受け取っていないというトラブルは、配送業者によるトラブルが多いものです。ショップ側へ連絡しても、追跡番号を表示されていて「しばらくお待ちください」と言われることも少なくありません。

もしもそんな面倒なトラブルがアメリカで起こったなら、どこへ連絡すればよいのでしょうか?

目次

  1. 連絡先の選択肢は2つ
  2. 窓口がショップのみになっていることがある。その理由は?
  3. 店によっては何週間も待てというところもある
  4. まとめ

1.連絡先の選択肢は2つ

ネットショップの商品が届かない場合、どこへ連絡するかの選択肢は2つです。

  • 送り主(ショップ)
  • 宅配業者(USPSやUPS、FEDEXなど)

どちらへ連絡するべきか、迷ってしまう人はいるでしょう。私はこれまで、どちらにも連絡したことがあります。結論から言うと、宅配業者へ連絡しても、問題が解決するには気が遠くなるほどの時間がかかることが多いので、時間の無駄です。未到着トラブルでは、迷うことなく送り主のショップへ連絡するのが良いと思います。

もしも配送業者へクレームを入れるなら、

のオンラインサービスを使うのがおすすめです。電話でもクレームはできますが、長時間待たされた上にオンラインでしろと言われたりするので、最初からオンラインを使うのが良いかもしれません。

2.窓口がショップのみになっていることがある。その理由は?

Appleのような「よく盗まれやすいブランド」では、発送したのに未到着というトラブルは日常茶飯事に起こります。その際、私たちは宅配業者ではなくAppleに連絡するようにというルールとなっています。

その理由は、

  • 未到着の場合にはAppleが速やかに同じ商品を再送してくれる
  • 再送してほしくない時は返金での対応も可能
  • 宅配業者からはAppleがかけている保険でしっかり代金を回収するので心配不要

だからですね。

ネットショップに限らず、宅配業者を利用する際には、送り主が保険を掛けます。万が一配送中に紛失した場合には、送り主が保険の請求をすれば、かけた保険金の額だけ送り主へ補償が支払われる仕組みとなっています。

Appleでは、この制度をきちんと利用しているので、商品が配送中に紛失しても、しっかりUPSなりFedexなりから回収しているのだと思われます。

同時に、ユーザーの私達へは速やかに商品を再送してくれるので、私達にとってもこれはウィンウィンですね。

3.店によっては何週間も待てというところもある

しかし、アメリカに存在するすべてのネットショップがAppleの様にスムーズな対応をしてくれるわけではありません。中には、

「宅配業者に電話した?えっ、してないの?何で?」

みたいな業者もあります。はい、これは私が以前よく利用していた化粧品ショップのSephoraです。

また、店までは覚えていないのですが、ショップによっては確実に紛失したことを確認しなければ再送の手続きをしないというポリシーの所もあります。この場合、店側が予測する商品配達予定日から2週間待てとか、中には6週間待てというところもありました。

商品の回転が速いショップだと、6週間待っている間に商品が売切れたり、残っていても自分のサイズがもうない、という事態が起こりかねません。その結果、かなり高い確率で返金対応となってしまうでしょう。欲しいと思ってポチッたのに、残念ですよね。

4.まとめ

ネットショップが便利になればなるほど、より多くの店がネットを利用したビジネスを展開しています。これはとても素晴らしいですよね。

しかし同時に、配達業者へかかる負担が大きくなったり、配送トラブルも増えています。

私たちがネットショップを利用する際には、万が一の配送トラブルの際には店側がどんな対応をするのかという点もチェックした上で、店を選ぶのが良いかもしれません。だってその店でなくても、同じ商品を販売している店は他にもあるわけですから。

ティーンの運転免許!書き換えができないって本当?

アメリカの運転免許証は、州ごとに発行されます。州をまたぐ引っ越しをすると、当然ですが免許証も書き換えることになります。

大人なら、有効な免許証を持っていて、そのほかに必要な書類を提出すれば、筆記試験や実技試験を受けなくても免許は簡単に書き換えができます。その日のうちに書き換えられますし、当日発行の州なら、その日のうちに新しい免許を持って帰宅できます。

しかしどんな州でも、ティーンの運転免許証となると、話は別です。今回は、息子が経験したエピソードをご紹介します!

目次

  1. ティーンの免許は書き換えができない?
  2. 2つの州で2回免許の試験を受けた息子
  3. 大人でも書き換えられない事はある!

1.ティーンの免許は書き換えができない?

ティーンの免許証は、大人の免許証と同じように簡単に他州のものへ書き換えられるというわけではありません。免許そのものに限定的なコードか何かが仕込まれていて、というと大げさですが、他州へ引っ越しても、持っている免許証を書き換えることはできない州が多いです。

ティーンの免許書き換えができるかどうかについては、州ごとにどのオプションを提供しているかが変わります。大きく分けると、

  • ティーンというだけで書き換えはNG。ゼロから取り直せ。
  • それが嫌なら18歳まで待って成人として免許を取れ。
  • お金と時間をかけてスクールに通った免許なら書き換えOK。親が教えたのは認めない。

ぐらいでしょうか。

ティーンが免許を取る際には、州によって「親が教えてもいいしスクールに通わせてもいいよ」という州もあります。ただしスクールに通わせると数百ドルかかるので、ほとんどは親が教えます。もしも時間とお金をかけてスクールに通ったとしても、引越し先の州が「ティーンは無条件で書き換えなし」というルールなら、そのお金と時間は、残念ながら免許の書き換えにおいては何の役にも立ちません。

州ごとのルールをチェックするならこちらから

2.2つの州で2回免許の試験を受けた息子

私たちが引っ越した州では、ハイスクールで免許のクラスを提供していました。ゼロから取り直すためには、学校でクラスを取らなけれいけませんでした。ダラダラと1セメスターもかけて免許の勉強をするのは気が遠くなりそうでしたし、新学年が始まる秋セメスターではなく、クリスマス明けの春学期にしか提供されていないクラスだったので、これは却下しました。

そしてもう一つの選択肢は、18歳になってから成人として一発試験で取るという方法です。

息子の誕生日は1月でしたので、成人として一発試験に挑む方が、時間的にも労力的にも少なかったので、そちらを選びました。

結果、2つの州で2回も免許試験を経験したわけですが、息子は皆さんのご想像通り、とても憤慨していました。でも既に大人の免許を持っているので、今後は引っ越し先で忘れずに更新していけば、二度と免許の試験を受ける必要はないはずです。

3.大人でも書き換えられない事はある!

ずっとアメリカ国内に住んでいれば、州をまたぐ引っ越しでも免許の書き換えは難しくありません。筆記や実技もすべて免除されることがほとんどでしょう。

しかし海外に何年か暮らしていて、その間に免許が失効してしまうと、話は別です。失効します。州によっては、政府系のお仕事なら特別に免除してあげるとか、失効してから一定期間なら更新できるという例外的なルールはありますが、該当しなければ取り直しです。すでに何十年も車の運転をしている人にとって、また筆記の勉強をして実技のテストを受けろというのは非常に面倒なことですから、できれば避けたいですよね。

そのため、もしも海外に引っ越すのなら、免許がいつ失効するかを念頭に入れておくことをおすすめします。また、州によっては州外の実家など別の住所へ免許を郵送してくれる所もあるので、まずはDMVへ問い合わせるのが良いかもしれません。

出張や旅行のお土産、日米で大きく違う!

日本の会社では、出張にいったり、また有休を使って旅行に行った時には、職場に対してお土産を買わなければいけません。買わないとクビだ!という社内規定があるわけではありませんが、買うことが大前提、つまり日本企業の慣習となっているわけですね。

この「職場へのお土産」文化は、日本とアメリカとで大きく違います。

目次

  1. アメリカにもお土産文化はある?
  2. お土産を買いづらい場所は多い
  3. 家族へのお土産には気合が入る
  4. 差し入れはとても頻繁

1.アメリカにもお土産文化はある?

アメリカにも、お土産文化はないわけではありません。職場によって大きく異なりますが、出張や旅行に行って職場様にお土産を買ってくる人はいます。しかし、バラマキ土産のように個人に対してお土産を買う人はとても少なく、多くは職場の人がつまめるお菓子の箱ですね。この辺りは、日本人でも理解しやすいかもしれません。

例えば、ハワイのマカデミアナッツチョコなどは、ハワイに行った人の定番土産ですよね。定番すぎて皆が同じ商品を買ってしまうというデメリットはあるものの、失敗しないハワイ土産です。ハワイのABCストアなどでは、職場用に10箱セットとか20箱セットなどもあったりして、職場へのお土産が必要な日本人にとって利用しやすいサービスもあります。

こうした定番土産は、買う側にとっては選びやすいですし、お値段も手ごろですよね。私の夫の職場でも、ハワイに行った人は大体、このチョコを1箱持ってきてくれます。人によっては、職場様に1箱、そして職場の一番偉い人への献上物として個人的に1箱、というスタイルもあります。

2.お土産を買いづらい場所は多い

日本なら、どんな田舎に旅行しても、職場へお土産として買って帰れるようなギフトが販売されています。その土地のローカルな食材だったりお菓子だったりするわけですが、職場に持っていきやすい

  • 個別分包されている
  • 職場で食べやすいサイズや形
  • お値段が手ごろ

の3拍子そろえたアイテムが見つかりますし、複数の選択肢から選べることが多いですよね。

しかし職場へのお土産文化は、必ずしもすべての会社に浸透しているわけではありません。そのため場所によっては、職場へ持っていけるお土産を探しても全く見つからない残念な場所もたくさんあります。

例えば私が住んでいる地域は、まさにそんな残念なエリアです。ご当地グルメは、カニやロブスターなどの海の幸。浜松のうなぎパイ的なお菓子があれば最高なのですけれど、ありません。お土産ショップで販売されているのは海鮮物ばかりで、しかもイキが良い生食用が大人気です。

そうです。職場のお土産目的で販売されているわけではなくて、お土産として買って帰り、家庭で調理して食べることを目的としている商品だからです。

そんなエリアなものだから、お土産を買いたい時にはいつもとても困ります。

先日、息子がお世話になっている大学の教授へご挨拶できる機会があり、私はぜひお土産を持参しようと、もう2か月ほど前から地域のグルメを探し回りました。しかし、ないのです。マカデミアナッツチョコ的な、うなぎパイ的なアイテムが皆無!

まさか、大学へロブスターだのカニだのを持参するわけにも行かず、残念ながらお土産はあきらめました。その代わりに、大学の近所のドーナツショップで購入した、もうお土産ではなく、ありきたりのドーナツという「差し入れ」となってしまいました。

3.家族へのお土産には気合が入る

出張した時に職場へ買ってくるお土産という点では、アメリカはゼロではないにせよ、日本ほど気合が入っているわけではないというのが現状ですね。

でも待っている家族へ買うお土産という点では、日本人もアメリカ人も、気合の入り方は同じかなと思います。私の夫も、出張に行くたびに何かしらご当地ぽいものを見つけて買ってきてくれますし、息子さえもインターンに出かけた時には、わざわざお土産ショップからFace Timeで電話をかけてきて、私の好きなマグカップを選ばせてくれたりしました。

4.差し入れはとても頻繁

出張や旅行でお土産を買ってくることは少なくても、普段の差し入れなどは、日本よりアメリカ人の方が積極的という気がします。

例えば、朝ドーナツを買って職場へもっていったりとか、朝のミーティングだからドーナツを買っていく、というのは夫も頻繁にします。

夫の上司はポップコーンが好きらしく、職場にポップコーンマシンを差し入れてました。夫はそれに合わせてポップコーンのシーズニングなどを差し入れましたし、他の人も目新しいシーズニングを見つけたら買ってきて差し入れたりしています。

ところ変わればお土産屋差し入れ文化も変わるという事ですね。

どうでもいい豆知識!JailとPrisonの違いって知ってる?

犯罪を犯したことがある人、何回かお世話になったことがある人なら、JailとPrisonの違いについて、とても完璧に語ることができるかもしれません。しかしそうでない私たちにとって、しかも英語を母国語としない人にとっては、JailもPrisonも共に、意味は「刑務所」と暗記していますよね。

どっちがどっちでも意味は通じるので、どーでもよくない?なんて思う人は多いでしょう。まあ、それほど重要な話ではありませんけれど、違いを知っているともしかしたら何かの時に役立つことがあるかもしれません!くだらない豆知識として、お付き合いください!

目次

  1. JailとPrisonの違いとは?
  2. 受刑者の呼び方もいろいろある?

1.JailとPrisonの違いとは?

日本語に訳すとどちらも「刑務所」という意味を持つJailとPrisonですが、実は完全に同じものではありません。日本でいう「拘置所」と「刑務所」のように、若干の違いがあります。どんなステータスの人が収容されているかという違いもありますが、それだけではありません。

Jail

  • 裁判の結果待ちをしている犯罪者の仮住まい的な役割(拘置所みたいな感じでしょうか)
  • 刑期が1年未満の短期受刑者の収容施設
  • 別のPrisonへ異動する境目に一時的に収容される場所

だそうです。

Prison

  • 1年以上の刑の人が収容される場所
  • 刑がすでに確定している人が暮らす場所
  • ただ収容されるだけではなく、Prisonのタイプによってはコミュニティ清掃などのプログラムがある
  • 必要な監視レベルによって分けられている

の違いがあります。

2.受刑者の呼び方もいろいろある?

刑務所と言えば、そこに収容されているのは受刑者ですよね。受刑者というと、私たちが思いつく英単語はInmateが一般的ではないでしょうか。

確かに、このInmateは受刑者という意味を持つワードです。しかしもう一つ、受刑者という意味を持つ単語にはConvictというワードもあり、この2つにはとても大きな違いがあるのだそうです。

Inmateルールを守る善良な受刑者。内部で友達やネットワークを作ろうとはせず、自分のことを最優先に考えて刑期を終えることに専念する。
Convict刑務所のルールよりも大切なことは、仲間を売らない男気。刑務所内でネットワークを築き、さらにハイレベルな悪となって出所する。

この2つの言葉の違いが分かれば、次から刑事ドラマや刑務所ドラマなどを見ている時に、俳優のセリフに含まれるふかーい意味が理解できて感動するかもしれません!

ちなみに私の夫にこの違いを知っているかと尋ねたところ。興味なさそうに一言「知らない」。私がドヤ顔で違いを教えると「ふーん、何かの役に立つといいね」だそうです。。。(涙)

アメリカにも個人年金がある?必要?

アメリカの年金には、いくつか種類があります。

  • 公的な年金(ソーシャルセキュリティ)
  • 企業の年金制度(401Kや加入すると勤続年数に合わせてもらえる厚生年金的なもの)
  • 私的な年金(IRAなど。個人が自身で購入する。)

今回は、3つ目の個人年金について簡単にご紹介します。

目次

  1. アメリカの個人年金の特徴
  2. 個人年金って必要?

1.アメリカの個人年金の特徴

アメリカの個人年金は、証券会社もしくは保険会社で販売されています。IRAなどは良く知られていますが、IRAは年金のように死ぬまで受け取れるわけではありません。何歳まで生きるか分からない長寿な私達にとっては、やはり少額でも死ぬまで受け取れるタイプのAnnuityタイプの年金の方が、ありがたいものです。

証券会社の個人年金商品

日本の個人年金商品と近いのは、こちらです。一定期間コツコツと積み立てるタイプもあれば、Single Premium と呼ばれるように、掛け金をまとめて一括で預けて寝かせ、増えた分も合わせて年金として受け取れるというタイプもあります。

最低いくらから一括預金できるかは、金融機関によって異なります。2万ドルとか3万ドル程度で始められるものから、10万ドルスタートというものもあります。

個人年金の特徴は、年間の預け入れ上限がないことです。税金の控除などもありませんが、潤沢な資金がある人ならたっぷり預け入れて自身の老後に備えることができそうです。

保険会社の個人年金商品

保険会社が販売する個人年金商品の多くは、IRAの範囲内で少額を積み立てるという商品が多いですね。自分自身でIRAを積み立てる場合と何が違うのかはビミョーですが、プロに任せるのが安心という人にとっては、便利なのかもしれません。

→IRAについてはこちらから

2.個人年金って必要?

個人年金が必要かどうかは、色々な要素によって変わります。

  • 定年後のAnnuity年金がいくら入ってくるか
  • 個人年金に預け入れるまとまった資金はあるのか

あたりが、判断基準となりそうですね。

定年後のAnnuity年金がいくら入ってくるか

よく新聞などで、アメリカのどの州でリタイヤするのが一番経済的にお得か、なんていう記事が掲載されています。また、定年するまでに2ミリオン貯めても足りない、なんて非現実的かつ絶望的な展望を涼しい顔で語る専門家もいたりしますよね。

しかしこれはすべて、毎月死ぬまで必ず入ってくる年金を含めていない仮説です。職場によっては、何歳から年金が毎月いくら入ってくるというリタイヤメントプランが提供されており、転職しても各職場で加入して受給条件を満たしていれば、定年後には複数から年金が死ぬまで入ってくることも十分に可能です。

例えば、職場からの年金制度で毎月$2,000が入ってくるとしたら、

  • 1年間で $2,000 x 12 = $24,000
  • 65歳から85歳までの20年間では $24,000 x 20 = $480,000

となります。つまり、毎月$2,000の年金を20年間必要だとしたら、職場のAnnuityがなければこの金額を貯金や投資で自分で準備しなければいけません。しかし年金として受け取れるなら、持っていなくても自分が生きていれば入ってくるのですから、経済的にはずいぶん助かりますよね。

老後の資金計画を立てる際には、老後にいくら必要かという記事に惑わされて不安になるのではなく、自身の生活にはいくらかかるのかを客観的に計算した上で、それをどの年金でどこまで補えるのかを計算しながら、資金計画を立てることをおすすめします!