育児はマウントに始まり、マウントに終わる~アメリカのマウント事情

アメリカの学校は、日本よりも親が関わる比率は多いような気がします。子供が一人で屋外を歩けないというルールがあるので、どこに行く時でも親がついていきます。そんな中で感じた「親同士のマウント」。アメリカに限ったことではないのでしょう。しかし、アメリカならではのマウント合戦もあります!ここでは、私が経験した親のマウント合戦について、ご紹介します。

大人同士のマウントが多く登場します。気分を害したくない方は、ここで退出されることをおすすめします!

目次

  1. マウントは赤ちゃんの頃からすでに始まっている!
  2. キンダー前後のマウンティングは「頭がいい」
  3. 小学校中高学年は「アスリートが偉い」
  4. 彼氏・彼女がもうできたマウンティングも
  5. ミドルスクールでは履修レベルPre-APやAPでマウンティング
  6. ハイスクールで始まるGPAマウンティング
  7. ハイスクール中盤からは「スカラシップ」
  8. この先にはどんなマウントがあるのだろう?

1.マウントは赤ちゃんの頃からすでに始まっている!

赤ちゃんの頃から、マウント合戦はすでに始まっています。生後間もない赤ちゃんでも、

  • うちの子は、もう夜泣きをしない
  • もう首が座った!
  • こんなに早く歩けるようになった!
  • 他の子よりオムツが早く取れた!

など、マウントの内容は満載です。赤ちゃんの頃って、親としては子供の成長が心配ですし、同じぐらいの月齢の子と成長スピードを比べながら、一喜一憂することはあると思います。

ちなみに、この年齢のマウントは、マウントしている本人は自覚していないことがほとんどです。本人は純粋に、子供の成長を喜んでいるだけなので、悪気はありません。

対策方法

言いたい奴には言わせておく。長い人生の中で赤ちゃんのそうした成長の時期は、後から振り返ると誤差でしかありません。オムツが1歳半で取れたからと言って天才というわけではありませんし、3歳を過ぎてもオムツしているからと言って、脳に異常があるわけでもありません。

一生ハイハイのままじゃありませんし、大きくなってもオムツが外れないなんてことはありません。その子にとってベストなタイミングには個人差があるのです。焦らない、焦らない。

2.キンダー前後のマウンティングは「頭がいい」

crop boy with dry solution and glasses preparing for experiment

プリスクールやキンダーぐらいの年齢になると、今度は「うちの子は頭がいい」マウントがスタートします。

  • うちの子は、もうアルファベットを読める
  • 教えてないのに勝手に本を読めるの!(←そんなわけあるはずない)
  • もう数を数えられる
  • うちの子はGiftedなの!

など、いろいろです。これは、子供の興味と親の教え方によるものだと思うのですが、周囲を見ると、キンダー前後で読み書きができたとしても、それがイコール天才というわけではありません。あくまでも、スタートラインでつま先分だけ先にスタートできた、というレベルです。

対策方法

心配ご無用です。アルファベットの読み方や数の数え方は、すべてキンダーで教えてくれます。もちろん、親がキンダー前に教えられれば良いですが、私たちにとってアルファベットを教える事って至難の業だったりしますよね。キンダーではPhonenixというカリキュラムがあり、発音と読み方を集中的に教えてくれます。親が教えられなくても、子供は学校できちんと学んでくれます。

もしも何かできることをするなら、一緒にテレビでセサミストリートでも見ましょう。専門家が分かりやすく教えていますよ!

3.小学校中高学年は「アスリートが偉い」

little girl wearing a superhero cape running

頭がいいマウンティングは、小学校の低学年ぐらいまで続きます。しかし、2年生ぐらいになると、子供自身の学力が視覚化および数値化されるので、親が必死にマウンティングしなくても、頭が良い子はすぐに分かるようになります。

そのため、頭が良いとかIQが高いという学力マウンティングは、自然と消滅します。

そこに台頭するのが、アスリートはすごいというマウンティングです(笑)

小学校でアスリートと言ったって、走るのが速いとか、スポーツが上手とか、そのレベルなのですが、

  • 運動神経がどういうわけか抜群に素晴らしい
  • 年齢別に区切られているスポーツは、年上の子に混ざってPlay Upを望む
  • 将来はプロを目指してると豪語
  • 運動神経が良いから、もっと本格的に教えてくれるコーチを探している

など、色々出てきます。

対策方法

これも放置です。スポーツが得意なことは悪いことではありませんけれど、そんな小さな年齢で子供が将来プロになれると期待して、「勉強なんてしなくていい」という態度をする親は、お先真っ暗以外の何物でもありません。

4.彼氏・彼女がもうできたマウンティングも

小学校の中高学年になると、早い子だと彼氏とか彼女ができたりします。親に早々と紹介してくれる子もいれば、親は全く知らないというケースも普通にあります。

  • うちの子がXXちゃんと校庭でキスしてたって聞いたの
  • 彼女ができたらしくて~
  • お宅も早くできるといいわね~

など、色々あります。

対策方法

はい、右から左でオッケーです。そんな早くから性に目覚めてしまうと、ミドルスクール以降の問題の方が心配です。

5.ミドルスクールでは履修レベルPre-APやAPでマウンティング

man wearing gray dress shirt and blue jeans

アメリカでは、ミドルスクールあたりからレベル別にクラスが分かれるところが多いです。例えば数学なら、基本的な部分を習うベーシックなクラスと、少し難易度が高い所もカバーするPre-APと呼ばれるクラスが登場します。

学校では、大学への進学を考えているなら難しいクラスをとってくださいとアドバイスします。はい分かりました、で済むところを、親によっては

  • うちは全部のクラスでPre-APを取ってる
  • 勉強が簡単すぎてつまらないと言っている

など、マウンティングの材料にすることもあります。

対策方法

もう、無視しかありません。そんなことに神経をすり減らすなら、子供の勉強をチェックしたほうが、よほど有効な時間の使い方ができると思います。

6.ハイスクールで始まるGPAマウンティング

ハイスクールに入ると、今度はGPAマウンティングが始まります。学校ごとにGPAの計算方法は異なりますが、そんなことは関係なし。その学校で取得できる最高GPAが4.5の親に対して、最高GPAが6.0の学校で5.0のGPAをとっている子の親が、「うちの方がGPAが高いじゃない!」とマウントをとったりします。

対策方法

GPAを単純に数値比較することは、正直なんの役にも立ちません。GPAマウンティングをする親の多くは、GPAが高ければレベルの高い大学へ行けると考えているわけで、大学側が地域的な要素や学校のレベル、ほかにもACTやSATの試験結果、そのほかの活動など幅広く考慮したうえで合否を決めることは、まったく考えていません。

大学への進学で有利になることは、難しいクラスを履修して、そこで良い成績をとることです。簡単なクラスばかりをとってオールAでも、残念ながら大学からは評価されません。それを知っている親は、GPAマウントは取りません。

7.ハイスクール中盤からは「スカラシップ」

person swimming on body of water

スポーツや音楽をしている子の親なら、経験あると思います。アメリカの大学は、スポーツや音楽などで奨学金を出すシステムがあり、スカラシップを獲得することが子供たちにとっては一種のステータスだと感じる部分があるようです。

アメリカのスカラシップ事情についてはこちらから

  • うちは、XX大学とXX大学のコーチが興味を持ってくれてるの!(真偽は不明)
  • D1からオファーをもらった!お宅は?(と聞いてくる)
  • お宅のオファーってD1?あら、D3なの?ふーん(と見下す)
  • キャンプの時に、XX大学のコーチがうちの子を見てたから、きっとオファーをくれるに違いないわ!

など、色々あります。

息子はフットボールをしており、例外にもれず「大学でもフットボールを続けたい」と言っていました。大学でスポーツを続けるためには、金銭的なスカラシップの有無にかかわらず、コーチからスカウトを受けなければいけません。

そのため、露出を増やすために複数の大学が集うフットボールキャンプなるものに何度も、そして毎年参加しました。フィールドでプレーするのは子供で、親はスタンドに座って待っているのですが、マウントは主に、このスタンドで行われます。

親が他の親をマウントしたところで、子供のスカラシップには全く関係がないのですけれど、アウトマウントすればスカラシップが転がり込むと考える人は、残念ながら少なくありません。

対策方法

小さなころからずっと親同士のマウントに浸ると、いい加減疲れます。もしもマウント野郎と関わらずに済むなら、そうすることをおすすめします。

8.この先にはどんなマウントがあるのだろう?

子供の生活に親が関わっている限り、マウント合戦はいろいろな形であると思います。アメリカの場合、大学に入ると子供は親元を離れて寮に入るので、親同士のかかわりは一切なくなります。

私自身も、息子が大学生になってからは親同士の関わりがなくなり、マウント合戦からは解放されました。

しかし日本だと、就職マウントがあったり、結婚マウント、そして孫が生まれたマウントなどがありますよね。アメリカではこの先、どんなマウントがあるのか、興味半分、うんざり半分で見ていくことにします。

アメリカのホテルは朝食が無料?本当に追加料金はかからない?

日本のホテルだと、ビジネスホテルなら朝食サービスがあったりしますが、一般的には食事つきプランか食事なしのプランかを選ぶ選択肢が多いのではないでしょうか。アメリカの場合には、宿泊客なら誰でも無料で朝食をいただけるホテルがたくさんあります。

  1. ホテルの朝食?何それ?
  2. どんなホテルに朝食付きが多い?
  3. ホテルで朝食を食べるメリットは多い!
  4. 中には平日の夕食も提供してくれるホテルがある!

1.ホテルの朝食?何それ?

ホテルの朝食というのは、小規模から中規模なホテルがサービスの一環として行っているもので、ロビーのあたりに朝食エリアが設けられていて、朝になるとスタッフがバフェスタイルの朝食を準備してくれるというものです。

メニューはホテルによって違いますが、けっこう充実している所も多いです。

  • ドリンクはコーヒー、オレンジなどのフルーツジュース、牛乳もある
  • パン系はベーグルにマフィン、パンケーキ、トーストしてバターを塗るパンもある
  • ホットミールは、ベーコンに卵、ハッシュドブラウンなどが一般的。
  • シリアルやグリッツも充実
  • バナナやリンゴなどのフルーツもアリ

ただし、内容はホテルによって異なります。中には、その辺で買ってきたドーナツを箱のままポイと置いてあるとか、食欲が全くわかないメニューという事もあります。その点は、フレキシブルに対応することをおすすめします!

2.どんなホテルに朝食付きが多い?

都会にあるハイライズなホテルには、このサービスは少ないです。しかし、低層ホテル、例えば私はヒルトン系をよく利用するのですが、Homewood SuiteとかHilton Garden Inn、Home2などのチェーンだと、比較的朝食が無料でついてくるところが多いです。

アメリカで郊外へ旅行すると、4階建てぐらいの低層ホテルが高速沿いにたくさん建っています。ああいうホテルです。

都会のハイライズなホテルだと、きっと宿泊客数が多いために、無料で朝食を提供すると多分ホテルがパンクしてしまうのでしょう。こういうサービスは、ないですね。たまに、ホテルの中に入っているレストランで$10~$20ぐらいで朝食をいただけたりしますが、有料になってもメニューは無料のバフェと大差ないので、たいていガラガラです。このぐらいの価格を払うなら、外のIHOPに行くよ!というアメリカ人が多いのだと思います。

3.ホテルで朝食を食べるメリットは多い!

私は、ホテル内で朝食を済ませることが大好きです。ケチというのももちろんありますけれど、コスパが最高に良いし、おいしいものを出してくれるホテルなら、満足度は高いです!夫はたくさんのメニューから選べるIHOPに行きたいようですが、夫が食べたいものはホテルの朝食で十分に賄えるので、いつも朝はホテル内で済ませています。

ホテル内で食べるメリットは、

  • 食べた後に歯磨きをしてから外出できる
  • 食事をしてからゆっくりチェックアウトしても間に合う
  • お金がかからない
  • ホテルによってはレストランより落ち着いていただける
  • バフェなので、待ち時間などは一切ない
  • スッピンでも行ける
  • 朝5時とか6時ぐらいからスタートし、10時ぐらいまでと時間が長い

4.中には平日の夕食も提供してくれるホテルがある!

ヒルトン系の中でもHomewoood Suiteは、コロナ前には平日の夕食も無料で提供していました。観光なら、外でおいしいものを食べに行きたいと思うでしょうけれど、仕事などで何日も滞在していると、お金を使って毎日食べることが嫌になったり、疲れていてレストランに行くのが面倒だと感じることがあるかもしれません。そんな時には、ホテル内の夕食で済ませるという方法もアリだと思います。

もしも旅行などで食費を少しでも浮かしたい!という人は、ぜひ朝食付きのホテルをチェックしてみてください。予約を入れる時に朝食付きと記載されているわけではなく、ホテルのサービス欄に「朝食無料(Complimentary Breakfast)」の記載があります。

アメリカは本当にベビーにやさしい国なのか?

少し前にツイッターで、テーマパークのアトラクションで赤ちゃんが泣いてしまい、パーク側の対応がどうだったのか、また赤ちゃんが泣くことに対しての様々な意見が繰り広げられていました。

そういえば日本では、電車にベビーカーを持って乗ろうとすると文句を言われたり、ベビーカーを持っている人が乗れる専用の車両を作ると非難ゴーゴーだったり、赤ちゃん連れの人にとっては暮らしにくい文化だと感じることが多々あります。

しかしその一方で、ショッピングモールにはベビールームなるオムツ変えルームが設置されていて、授乳ができたり、中には離乳食の販売までされているような場所もあります。

アメリカは、日本と比べてベビーに対する風当たりはどうなのでしょうか?私が経験したエピソードをご紹介しますね。

ベビーの選別

miniature of a plane

私は夫の職業柄、息子が生後数か月の頃から飛行機に乗る機会が多々ありました。ベビー連れなので優先的に搭乗させてもらえるわけですが、あとから乗ってくる乗客の表情は皆、とても冷たいものです。

「あら~、今日はベビーがいるのね、ラッキー♪」

「赤ちゃん、何ケ月?」

なんて人は、正直、皆無です。皆、息子を見ては、

  • 大きなため息(訳:まじかよ、今日はついてねーな)
  • 黒目を回す(訳:うそだろ、赤ちゃんの近くかよ!)
  • 聞こえるレベルでの舌打ち(訳:ふざけんな、なんでベビーが乗ってんだよ!)
  • 「混んでるのに、子供なんて乗せんな」(心の声が言葉に出てしまった)
  • 「子供なんて、床に置けよ!」(これも、心の叫びが声になってしまった)

など、色々な洗礼を受けました。はい、私自身も、もし息子が泣き叫んだらどうしよう、と不安な気持ちでいっぱいでしたし、赤ちゃんですからおもちゃで遊べるわけでもなく、泣いても抱っこして通路をウロつくぐらいしか対策はありませんでした。

あいにく、息子はどういうわけかよくできた子供で、フライト中に泣くことは今まで一度もありませんでした。本当に、親孝行ものです。私が何か素晴らしいスキルを使ったというわけではなく、しつけたというわけでもなく、彼が生まれ持った性格なのだと思います。

数時間のフライト中、トイレが近い私は何回も席を立つことがありました。おそらく皆さん、泣くかもしれないベビーの親が私であることを明確に認識していたのでしょう。フライト後しばらく経過したぐらいから、私がトイレに行くたびに

「ベビーは寝てるの?」

と聞いてくれる人がチラホラいました。たいていは、中高年のオバサンが多かったですね。おそらく、私の不安を少しでも軽減しようと、親切心で声をかけてくれたのだと思います。

そしていつも、赤ちゃんが全く泣かずに目的地へ到着した途端、事態は急変するのです。はい、ほぼ毎回、同じパターンでした。

舌打ちや文句を言っていたオジサンたちが、次々と

  • 「いや~ホントに静かなベビーで、最高だよ!」
  • 「どうなることかと思ってたけど、泣かないベビーっているんだね!」
  • 「全然泣かないからさ、途中で死んでるんじゃないかと思ったよ!」
  • 「こんなベビーとのフライトなら、いつだって大歓迎さ!」

など、満面の笑みで息子に称賛の言葉を投げかけてくれました。

私が、こうした経験の中で感じたことは、アメリカは無条件にベビーに優しいというわけではないという事です。大人たちを不快にさせないベビーに対して温かいのだ、という事でした。

ちょっとした親切はアメリカが優秀

息子を育てる中では、私はずっと車社会の生活をしてきました。車を持たずに電車で移動することは、これまで一度もありませんでした。

車での移動と言っても、ショッピングモールなどに行くと移動はとても大変です。本音 としては、エスカレーターにベビーカーごと乗ってしまうと楽なのですが、知らない人から説教を受けそうでしたし、何かに躓いて事故になっても大変なので、いつもエレベーターを利用してました。

エレベータはドアが勝手に開くので、それほど利用は難しくありません。しかし、モールの入り口のドアなどは、ボタンを押すと勝手に扉が開く自動ドアがなければ、私がお尻でドアを開け、ベビーカーを後ろ向きにして通る、という方法を駆使していました。

そんな時でも、そばに人がいると、たいていはドアを開けてくれます。ベビーカー持ちの人にとっては、これは大きな親切だと思いますね。ママ友の中には、エレベーターがない階段の移動の時、知らない男性がさっとやってきてベビーカーを持ってくれた、なんて人もいました。

こうした「困っている人に手を差し伸べる」ことに関しては、アメリカ社会は日本社会よりもはるかに優しいと思います。もちろん、ベビー連れだけにやさしいわけではなく、高齢の人や障碍者の人に対しても、そしてペットに対しても、皆さん同じように、さっと手を差し伸べます。

もちろん、アメリカ人が全員弱者に対して親切で、日本人は全員冷たいというわけではありません。社会とか文化というざっくりとしたくくりで見ると、弱者に対する個人レベルの優しさという点では、アメリカの方が他人の優しさを感じる機会が多いな、という気がしました。

アメリカでホテルを最安でゲットする方法

日本は、ホテルでも旅館でも、基本的には1人当たりいくらという料金設定になっています。だから2人で1部屋を利用する場合でも、1人当たりの料金x2人分です。

しかしアメリカでは、1部屋ごとに料金が発生するので、そこに1人で宿泊しても、2人とか3人で宿泊しても、部屋の最大人数をオーバーしない限りは、何人で利用しても料金は変わりません。

そんなアメリカの宿泊施設、できるだけ安く予約するには、どんな方法があるのでしょうか?

目次

  1. まずは割引制度を知ろう
  2. ホテルの公式サイトをチェック
  3. 旅行代理店は本当に安い?
  4. 日本からの予約も完全ネットで対応

1.まずは割引制度を知ろう

アメリカのホテルでは、大体どのホテルでもディスカウント制度があります。同じ部屋でもどのタイミングで予約するかによって料金は変わりますが、ディスカウントを利用できる人は、積極的に利用することで宿泊費を安く抑えられます。

どんな割引制度があるのかというと、

  • AAAメンバー割引(車での旅行する人向けサービス)
  • AARPメンバー割引(シニア向けサービス)
  • 公務員割引
  • シニア割引

などが一般的です。このうち、シニアの年齢なら、シニア割引が利用しやすいと思います。ミリタリーをはじめ、連邦政府系および州政府で働く公務員なら、公務員割引制度を利用できます。

民間企業で働く若い世代だと、これらの割引制度の中で利用できるのはAAAメンバー割引ですね。AAAは私も以前入会していたサービスで、主に旅行に関する割引サービスを提供しています。ロードサービスやホテル割引など特典はたくさんありますが、その中にはすでに加入している保険でカバーされるなど、重複するものも多いです。だから、内容を見て加入しないと決断する人は多いと思いますね。

しかし、もしも年間に多くホテルに宿泊する人なら、ベーシックなメンバーとして年会費$38を払っても、元は取れると思います。

ちなみに、AAA割引はシニア割引と同じぐらいビッグな割引が多く、1泊当たりの宿泊料金が半額ぐらいになることもあります。場合によっては、年に2,3泊でも元が取れるという事もありそうです!

AAAの料金プランやサービスについてはこちらから

2.ホテルの公式サイトをチェック

photo of vehicles on road near buildings

自分がどんな割引を利用できるか知ったら、最初にチェックするのは、ホテルの公式サイトです。アメリカのホテルでは、大半は公式サイトがあり、そこから直接予約できることが多いです。私の経験上、直接の予約が最安になる可能性は、けっこう高いですね。

ホテルの公式サイトで予約すると、

  • ホテルチェーンごとにポイントがたまる。→マイルや無料宿泊につながる
  • チェックインの時にミネラルウォーターがもらえるなどの特典がついている
  • チェックインとチェックアウトがフロントデスクを通過せずにできる

など、たくさんの特典がついています。多くの場合、ホテルチェーンごとにアプリがあり、そこから予約するとチェックインの際にデジタルキーが発行され、スマホで施錠や開錠ができます。そして、チェックインもチェックアウトもフロントデスクに立ち寄る必要がありません。これは、とても便利です!

予約は1年前から

ホテルによって、どのぐらい先まで予約できるかは異なりますが、大体11か月から1年ぐらい先まで予約ができます。アプリを使うと、いつの宿泊でどの部屋タイプならいくらかが表示されるだけでなく、そのまま予約することも可能です。

上記の割引制度を使って安く泊まりたい人は、できるだけ予約がスタートしてから早い段階で部屋を抑えることをおすすめします。なぜなら、割引価格で予約できる枠には制限がついているからです。

例えば、息子の大学のすぐそばにあるホテルでは、一切割引しない通常価格は$250ですが、1年前に割引制度を利用すると1泊$100でゲットできます。しかし、宿泊したい2か月ぐらい前に割引制度を使おうと思っても、すでにその枠は完売となっていることが多く、取れません。その場合には通常価格を払う羽目となります。

こまめにチェックすることも大切

brown framed eyeglasses on a calendar

ホテルによっては、予約の受付をスタートした直後にはそれほど安くないレートを提示して、半年ぐらい前になったら部屋を埋めるためにリーズナブルなレートを提供するところもあります。

そんな時には、1年前に抑えておいた部屋をキャンセルせずに、もっと安いレートがあれば、そのレートで部屋を予約してもOKです。安いレートで新しい予約を入れたら、古い方はキャンセルしなければいけませんが、たいていは宿泊する3日ぐらい前まではキャンセル料金が発生しません。

とりあえず部屋を抑えておいて、条件が良いものが出たら乗り換える、という姿勢が最安で部屋を抑えるコツです。

クレジットカードが必要な場合もある

ホテルによって、予約する際にクレジットカードが必要となることは少なくありません。しかし、返金なしの前払いプラン以外は予約の時点でカードがチャージされるわけではないので安心してください。

3.旅行代理店は本当に安い?

アメリカにも、旅行代理店的なものはたくさんあります。カリフォルニアやニューヨークなどには、日本からの駐在員を対象とした代理店もあるようですけれど、そうした特殊なものではない一般的な旅行代理店もたくさんあります。

などがよく知られていますが、どれも甲乙つけがたく、必ずしも特定の代理店がいつも最安という事はありません。そのため、もしも代理店を利用するなら、必ず複数を比較したうえで最安のところを利用するのがおすすめです。

幅広くホテル探しをしたい人におすすめ

代理店を使ってホテル検索をすると、ヒルトン系列とかマリオット系列、リッツ系列など系列に関係なく、幅広い検索ができます。高級ホテルからリーズナブルなものまでが見つかるので、予算に合わせて選びやすいというメリットがあります。

ただし、旅行代理店を経由してホテルを予約した場合、公式サイトで予約したときのようなポイントを貯めることはできないことが多いです。そのため、特定のホテルチェーンでポイントやマイルを集めている人は、公式サイトからの予約をおすすめします。

ワンストップで予約できるのがメリット

person pointing a location on the map

上記の旅行代理店は、航空チケットやホテル、レンタカーなどすべてまとめてワンストップ予約できます。もちろん、航空チケットは航空会社から直接予約して、ホテルは公式サイトから、そしてレンタカーは、、、と別途で予約することもできますし、場合によってはそちらの方が安いこともあります。

とりあえず値段は最安でなくて良いので時短で予約したい問人は、旅行代理店の利用も良いかもしれません。

ホテルに関しては、場合によってはホテルの公式サイトから予約するよりも安くゲットできることもあります。そのため、普段から底値が分かっているホテル以外は、とりあえず代理店での宿泊費用もチェックしてみて、安い方で決めるというスタンスでも良いと思います。

代理店は必ずしも最安とは限らない

代理店は、無料サービスではありません。高額な手数料がかかるわけではありませんが、ホテルの場合には代理店経由で予約すると、$10~$15ぐらいの手数料がかかります。ホテルの公式サイトで予約するよりも代理店の方が$10安かったという場合には、手数料を入れることでかえって割高になってしまうこともあるでしょう。この点は、注意が必要です。

4.日本からの予約も完全ネットで対応

アメリカのホテル予約は、ネットで完結します。アメリカ国内からだけでなく、世界中からアクセスできるので、どこに住んでいる人でもわざわざアメリカへ英語で電話をする必要はなく、ネットに接続できればさっと予約できます。

日本の旅行代理店の中には、留学者向けのサービスで手数料がびっくりするほど高額な所もありますよね。しかし、この最安で予約する技を知っていれば、手数料を節約できます!

海外でぼっちママはつらい!ワンオペ育児の乗り切り方!

日本でも、専業主婦のワンオペは社会との接点が少なく、孤独を感じやすいものです。しかし、それがアメリカとなると、さらに孤独感はアップします!ここでは、私の経験、そして周囲のママ友たちの経験をもとに、アメリカでのぼっちワンオペ育児を乗り切る方法をご紹介します!

目次

  1. ワンオペは平日だけ!週末はパパに甘えよう!
  2. 家にいると気分が沈むだけ!とりあえず行くのは公園
  3. 暑い時には図書館へ!
  4. 時間単位でデイケアも利用できる!
  5. ベビーシッターもいる
  6. 子供にとっての天国は「ママといっしょに家で遊ぶこと」

1.ワンオペは平日だけ!週末はパパに甘えよう!

アメリカ男子は、日本男子よりも育児に積極的に参加してくれます。「休みの日ぐらいゆっくりさせてくれよ!」なんて寝言を言うパパは、そう多くないでしょう。ワンオペ育児で頑張る人は、パートナーがお休みの日は、育児をパートナーに丸投げしてしまうという方法がおすすめです。

しかし、ここで大切なのは、言い方を工夫して、相手に気持ちよく育児をしてもらうという事です。「平日はアタシがやってるんだから、休日はテメーがやれよ!」なんて言ってしまうと、ケンカになってしまい、せっかくの週末を嫌な気分で過ごす羽目になりかねません。できるだけ相手に気持ちよくお願いするなら、あくまでも「パパと過ごせて子供はなんてハッピー!」という方向でアピールすることをおすすめします。

2.家にいると気分が沈むだけ!とりあえず行くのは公園

three women sitting on benches

どんなにかわいいわが子でも、毎日朝から晩まで家の中で顔を合わせているのでは、気分転換ができません。日本でもそうですが、とりあえず日課として公園に足を運んではいかがでしょうか?

アメリカにはいろいろなところに公園があります。必ずしも小さい子向けの遊具ばかりではないですし、中にはどさくさに紛れて子供を誘拐する輩もいます。そのため、子供から一瞬も目を離してはいけません。

広い公園に自分と子供だけなら、リラックスするのもアリでしょう。しかし複数の大人やこどもでにぎわっている公園では、ベンチに座って他のママさんとおしゃべりに没頭するのは、残念ながらNGです。できるだけ子供のすぐそばにいて、落ちないように注意すると同時に、誘拐犯からターゲットにされないように気を付けてくださいね。

3.暑い時には図書館へ!

暑くて外で遊ぶことがきついときには、図書館があります!図書館では、定期的に子供向けのイベントが開催されていたりするので、要チェックです。またアメリカの図書館の多くは、子供向けのセクションがあり、子供は遊びながら本を読めることが少なくありません。

日本の図書館のように、受験生が真剣に勉強していて、少しでも口を開くとガンにらみされる、なんてことはないので安心してくださいね。

4.時間単位でデイケアも利用できる!

girl in red dress playing a wooden blocks

日本でも最近では増えているようですが、アメリカのデイケアの中には、時間単位で預かってくれるところがたくさんあります。ぜひ最寄りのデイケアをチェックしてみてください。対象年齢は2歳ぐらいから、もしくはオムツが取れていることが条件となっている施設が多いのですが、1時間でも2時間でも見てもらえることで、ママさんは息抜きができます。それにデイケアに行けば、子供は他の子供と遊べて社交性が身につくというメリットもありますよ!

5.ベビーシッターもいる

アメリカには、時間単位で子供を見てくれるベビーシッターがたくさんいます。必ずしもプロの資格を持っている人というわけではないので注意は必要ですけれど、いろいろお願いしてみて、気に入ったシッターさんを見つけるという方法もおすすめです。

ベビーシッターは、自宅まで来て子供を見てくれるタイプと、シッターさんの自宅で見てくれるというタイプがあります。ニーズに合わせて利用しやすいタイプを選びましょう。

6.子供にとっての天国は「ママといっしょに家で遊ぶこと」

毎日大変な気持ちは、私も経験者なのでよくわかります。ワンオペ育児は、決して楽ではありません。

でも、子供が学校に行き始めると、もう子供と一緒に過ごせる時間はありません!私の息子はすでに大学生で、夏休みなどもほとんど家にいないので、共に過ごせる時間は皆無となってしまいました。

子育ては長いですけれど、後から振り返ると、やっぱり素晴らしい思い出として心に残っているのは、子供が小さい時に自宅で過ごしたかけがえのない日々です。

毎日がワクワクのイベントでなくても良いのです。「今日は2時間も昼寝をした!」なんて毎日でも、子供にとってはママと安心して過ごせる天国のような時間なのですから、それを良しとすることも、子育ての醍醐味だと思います。

ちなみに、幼少のころに母親と自宅で落ち着いた時間をたっぷり過ごした子供は、成長する中で情緒が安定した子供に育つという統計があります。毎日誰かを家に呼んでワイワイと過ごすのも良いですが、落ち着きのある子どもに育つと考えれば、ぼっちのワンオペも悪くありませんよ!

アメリカ男子はイクメンが多い!?

私が子供のころには、テレビCMでも「亭主元気で留守がいい!」なんてキャッチコピーが人気で、育児は基本的に母親のワンオペが主流でした。そういう姿を見て育ってきたので、私自身も出産してからは、夫の役割は仕事、家事と育児は私だと考えており、ほぼワンオペでしたが不満を感じたことはありませんでした。

しかし!周りを見ると、ワンオペ育児の家庭ってとても少ないのです。アメリカ男子は、日本男子と比べると、明らかにイクメンが多いですね。そこで今日は、アメリカのイクメン事情についてご紹介します。

目次

  1. アメリカにイクメンが多い理由とは?
  2. パパ役とママ役をするメンズもいる

1.アメリカにイクメンが多い理由とは?

アメリカにイクメンが多い理由は、自身が育児に積極的に参加することで妻の労をねぎらおうと男気のある漢気のあるメンズが多いというよりは、彼らがイクメンの家庭に育っているので、それが普通だと考えているからだと思います。社会的にも父親の育児参加は当たり前のことなので、理解してもらえる環境にあることも、イクメンが多い理由ですね。

男女ともに育児をしやすい環境にいる

アメリカでは、多くの家庭で共働きです。子供が生まれたことで女性が一時的に仕事を辞めて育児に専念するケースはもちろんありますが、そうしないケースもたくさんあります。

夫婦が共働きの場合、どちらが保育園への送迎をするとか、どちらが家事と育児を負担するか、なかなか悩ましい問題ですよね。アメリカの場合、多くの人はマイカーでの出勤ですし、職場までの通勤時間は30分以内という人が多いです。それに、残業ナシで帰宅できる人が多いので、男性も女性も、アフターファイブは育児に力を注ぎやすい環境があります。

もちろん、例外はあります。妻が専業主婦だったり、どちらかが残業が多かったり不規則な勤務時間だったりすると、アメリカ人同士の結婚でもワンオペになることはあります。

育児は女性の仕事、という概念がない

日本では、まだまだ育児は女性の仕事だと思われています。しかしアメリカでは、育児は女性だけの義務ではなく男性にも同等の義務があると考えています。これは社会全体の風潮です。保育園へのお迎えも、朝はパパで夕方はママだったり、学校でのイベントがあると、ママだけでなくパパも仕事を休んで積極的に参加することは珍しくありません。

2.パパ役とママ役をするメンズもいる

daughter looks at his father s cooking

一般的ではありませんが、アメリカにはワンオペのイクメンもいます!日本でいえば、梅宮アンナさんの父親の故・梅宮辰夫さんあたりが似たタイプかもしれませんが、日本では、男性がワンオペで育児と家事をするなんて、想像できないという人は多いでしょう。

夫の弟、つまり私の義弟もこのタイプです。自身の息子をこよなく愛し、育児は新生児のころからすべて母親以上に取り組んでいました。仕事も、子供をデイケアに送迎するためにセーブしていましたし、子供が病気で仕事を休むのは、決まって母親ではなく父親という徹底ぶり。

ちなみに義弟は、育児だけでなく家事もすべて担当しています。もちろん、フルタイムで仕事をしながら、です。毎日仕事から帰宅すると、Uターンでスーパーで夕食を買いに行き、急いで帰宅して夕食の準備をします。

かなりハードそうですが、本人は子供の成長を間近で見ることができ、とても幸せそうです。

ちなみに義弟の奥さんは、自身の仕事をする以外は、友達とショッピングに行ったりして、まるで独身のような生活を謳歌しています(笑)。彼女は、母親や妻であるよりも女でいることを重視するタイプで、義弟もそんな彼女でいてほしいと考えているので、抜群の相性なのだと思います。

アメリカの学年はフレキシブル!留年と飛び級制度とは?

日本の義務教育では、飛び級もなければ留年もありません。天才的に頭が良い子でも、自身の学年を飛び越えて一つ上の学年に進級することは、認められていません。留年も同じです。劇的に何も理解しなかった子でも、義務教育なら進級はできます。

しかしアメリカでは、学年の概念が日本よりもフレキシブルです。そのため、留年もあれば飛び級もあります。クラスの中に1つ年上の人がいたり、年下の子がいたりしても、不思議ではありません。

目次

  1. 飛び級とは?
  2. Gifted and Talentedでは何をする?
  3. 留年とは?
  4. こんなケースがありました

1.飛び級とは?

飛び級(Acceleration)とは、自分がいるべき年齢よりも上の年齢のクラスで授業を受けるという制度です。学校によっては、学年そのものを底上げして、本来なら7年生なのに8年生や9年生に進級できるケースもあれば、得意な教科だけ飛び級の扱いにするケースもあります。

飛び級は、アメリカでは古くから存在している制度です。ニュースなどでも、11歳の子供が大学を卒業しました、なんていう天才少年少女の話題がたまに上がりますが、これは飛び級のシステムによって、学年がどんどん上がったことによって起こることです。

飛び級に対しては、子供も保護者も賛否両論です。学問を学ぶ問部分にだけ焦点を当てるなら、飛び級は効率的に自身のレベルにあった内容を学べるという点で、メリットです。しかし自身よりも年齢が上の子供たちに混ざることによって、社交性や性格形成の面にも多少の影響はあるでしょう。そのため、飛び級を打診されても断るケースもたくさんあります。

2.Gifted and Talentedでは何をする?

a smart boy playing chess

飛び級ではないけれど、勉強が得意な子供のために提供されているカリキュラムと言えば、Gifted and Talentedプログラムがよく知られています。これは州もしくはISDが提供する試験を受けて、一定ラインを超えると認定され、Gifted and Talentedから提供されているプログラムを受ける権利が与えられるというものです。

これは、一度認定されるとハイスクールを卒業するまでずっとその資格を維持できるという特徴があります。

小学校からハイスクールまで存在していますが、学校によって具体的にどんな対応をするかは多種多様です。

息子は、小学校3年生の時にこの認定を受けました。どんな素晴らしいプログラムを経験できるのか、親の私の方がワクワクしていましたが、結局何もないまま、学年は終わりました。その学校では、人員不足という理由で、認定はするけれど特別なことはしないという方針だったようです。

ミドルスクール以降になると、Math BeeとかSpelling Beeなどアカデミックな競技大会へ参加する資格を得ることができました。ただしこれも、認定されている生徒全員が参加できるというわけではなく、学校ごとにアカデミッククラブ的なものがあり、そこに自主的に入部して参加しなければ競技大会へは参加できません。息子の場合、掛け持ちができないフットボール部に所属していたため、こうしたアカデミックなイベントとは無縁でした。

3.留年とは?

留年と聞くと、日本人の私たちにとっては、落第の烙印を押されたような気がして、とてもネガティブに受け止めてしまうかもしれません。しかしアメリカでは、留年は日常茶飯事に起こりますし、必ずしもアカデミックな原因で落第するとは限りません。

例えばキンダーぐらいの年齢に多いのは、英語を母国語としない子供たちの留年です。ESLで学びながらキンダーを2年リピートすることで、学力的にも語学的にも飛躍的な成長が期待できます。

そのほかにも、キンダーをあえて1年遅らせることで子供の学校での理解度を高めたいと考える親はたくさんいます。こういう理由の場合には、早い学年での留年を決意するケースが多いです。

ミドルスクールやハイスクールになると、授業で赤点だったことが理由の留年が多くなります。しかし多くの場合には、留年しないように学校がサマースクールなるものを実地して、生徒のサポートをします。息子が通っていたハイスクールでも、赤点で学年を終えた留年候補生は100人以上いたものの、サマースクールのおかげで実際に留年するのは0人か1人ぐらいにまで抑えられていました。

また留年の場合には、年齢制限が設けられていることが多いです。ハイスクールなら20歳以上はNG、などのルールがあるので、何回も留年を繰り返して年齢が上がりすぎてしまうと、高校の卒業はあきらめてGEDなど高校卒業と同等の資格を得られる試験を受験するという方法を選択することになります。

4.こんなケースがありました

飛び級と留年は、これまで私もごく普通に見てきました。1年程度の留年や飛び級は全く珍しくなく、話題にすらならないことが多いですね。そんな中で、少しユニークな例をいくつかご紹介しましょう。

3年の飛び級、そしてVerdictorian

man wearing black graduation gown and cap

息子のハイスクールの同級生に、3年飛び級している天才的な女子がいました。たまたま同じストリートに住んでおり、何度か顔を合わせたことはあります。

この彼女、3年の飛び級でもまだ伸びしろが多かったらしく、なんとハイスクールをVerdictorian(最優秀生徒)として卒業し、本来ならアカデミックな奨学金を出さないアイビーリーグの大学へ、フルライドと呼ばれる全額奨学金待遇で進学しました。

少年院へ送られ、時間切れ

息子のハイスクールのフットボール部に、2年年上の先輩がいました。彼は在学中に車の窃盗で逮捕され、そのまま少年送りとなってしまいました。少年院に入っていたのは1年程度だったのですが、彼はキンダーのころに1年すでに留年をしており、しかもミドルスクールでも留年した経験があったのです。その結果、少年院から戻ってきてハイスクールを修了することは年齢制限に引っかかるためにNGとなってしまいます。そのため、少年院に入った時点で退学の扱いとなりました。

ミドルスクールの試合に車でやってきた選手

happy girl posing next to car

アメリカでは、ハイスクールで自動車の免許を取得できます。しかし留年している生徒の場合には、ミドルスクールでも自動車の免許を持っているケースはあります。

息子がミドルスクールだった頃、フットボールの試合で少し離れた町へ行った時のことです。1台の車がフィールドのすぐ隣に駐車し、中から降りてきたのがミドルスクールの子供だったのです。どうやら試合の直前に自宅へ何かを取りに帰ったらしく、試合の恰好をして車から降りてきました。

今となっては全く驚かない光景ですが、最初にその光景を見た時には驚愕でした。

授業中にガム!トイレ!アメリカの学校はやりたい放題?

アメリカは、個性を大切にする国です。それは学校でも同じで、授業中でも子供たちは日本と比べると自由度が高いような気がします。

授業中にガムをクチャクチャ

日本だと、授業中にガムをクチャクチャ噛むなんて、昭和の時代には不良ぐらいしかいませんでした。しかしアメリカでは、授業中のガムが認められています。

息子が小学校3年生ぐらいの時、友達でガムを噛んでいる子を発見しました。一つ分けてもらい授業中にクチャクチャしてみたところ、本人曰く、集中力がアップしたのだそうです。もちろん、本当かどうかは全く不明です。

それに味を占めた彼は、そこからハイスクールを卒業するまで毎日、朝から晩までガムをクチャクチャしまくっていました。先生に怒られないのかと聞いても、誰にも何も言われない、と。友達におすそ分けすることもあり、2日1箱のペースでガムを食べてました。

私は、少しでも息子のガム習慣にプラスの効果を与えたいと思い、キシリトール入りのガムばかりを与えてました。そのためかどうかは知りませんが、彼はガムを卒業するまでは、適当な歯磨きでも虫歯は一本もありませんでした。

小学校高学年でもおやつタイムがある!

これは学校によって千差万別だと思いますが、学校によっては小学校の高学年でもおやつタイムが設けられている所がたくさんあります。息子の場合、小学校高学年の時に通っていた小学校では、授業中に自由におやつを食べてよいシステムとなっていて、各自食べたいおやつを持ってきて、自由に食べていました。授業と並行しながら食べられるおやつに限定されていたものの、お弁当箱みたいな容器を開けてフルーツを食べていたり、ドーナツやマフィンなどを食べる子もいました。

トイレは自由に行き放題!

woman studying inside the classroom

日本の学校では、トイレは授業の間に行かなければいけないというルールがありますよね。授業中に手を挙げてトイレに行きたいといっても、先生に却下されたことが多かったものです。

しかしアメリカでは、トイレは授業中に手を挙げていくシステムとなっている所が多いです。特に小学校では、授業と授業の間の休み時間というものが明確ではなく、あっても移動時間となってしまうため、トイレに行きたい人は、自分のペースで先生に申告して行けるわけです。

クラスによっては、友達同士でトイレに行ったまま帰ってこないという事態を避けるため、1度に行けるのは1人だけというルールを設けている先生もいました。また別の先生はトイレパスなるものを自作して、トイレに行く時にはそのパスを子供に渡していました。

ミドルスクールになると、授業の間は教室の移動時間となるため、のんびりトイレに行く時間はやはりありません。そのためトイレは、やはり授業中に手を挙げて行く子が多いです。

テストが終わったらスマホで遊んでもOK!

日本では、テストの時間内に終了した場合には、見直しをするか、机に突っ伏して寝るかの2択しかないと思います。しかしアメリカでは、テストを終了したら目の前にいる先生へ提出し、残りの時間は静かにしていれば何をしてもOKなことが多いです。もちろん寝ても良いですし、スマホでゲームをしてもOKです。

息子もミドルスクールになってからは、このシステムがとてもお気に入りだったらしく、スマホといっしょにイヤホンを持参していました。イヤホンをうっかり忘れた日には、最悪な機嫌で帰宅することもありましたね。

学年がミックスのクラスがある!

すべての学校にそうしたクラスがあるわけではありません。これは小規模な学校に多いのですが、例えば2年生と3年生とミックスしたクラスなどが、アメリカにはあります。

息子が小学校2年生の時、1年生の生徒数と2年生の生徒数の数が半端だという事で、1年生と2年生を混ぜたクラスが作られました。2つの学年があるからと言って担任が2人になるというわけではなく、一つのクラスの中で、限られた時間の中で、担任の先生が1年生と2年生の両方を教えるというわけです。

1年生にとっては、上の学年の内容も学べるという事で、親は大歓迎でしたね。でも2年生の親は、大反対。だって2年生で学ぶべきところを完全に網羅してもらえないことが分かっていましたから。

カリキュラムという点では、親も子供も満足度はそれほど高くはなかったようです。実際そうしたクラスに入った息子の友人は、不満しかなかったと言っていました。

アメリカ人はどうして計算が苦手?

私が育った昭和の時代には、小学校の算数でも、中学校以上の数学でも、計算機を使うなんて御法度でした。計算機はカンニングと同じぐらいの位置づけで、テストでも入試でも、計算機は使わないもの、という認識がありましたよね。

しかしアメリカでは、子供たちは小学校から電卓を使うことが許されています。息子が学校に通った時にも、まだまだ頭で計算しようよ、というレベルでも、電卓を使いましょうという指導を受けていました。

目次

  1. 計算機は効率化アップの道具
  2. どんな計算機がオススメ?

1.計算機は効率化アップの道具

アメリカの算数は、計算することを重要としていません。小学校の授業で計算機を使ってもokなのは、そのためです。それでは何を重視しているか、気になりますよね。計算することではなく、概念の方が大切だと考えているようです。どうやったらその問題を解けるか、基本的な考え方や方針を考えることが大切で、実際の計算は計算機にやらせましょう、という感覚なのだと思います。

そういう考えで、子供たちは小学校のころから計算機を使います。ただし、さすがに小学校1年生や2年生で習う足し算や引き算から電卓を認めている先生には、いまだ出会ったことはありません。しかし高学年になると、電卓を使っても良いですよ、という先生は増えます。

先生曰く、計算する作業に時間を費やしても生産性は上がらない。考え方や解き方にもっと時間を使ったほうが良い、のだそうです。

学校でしっかり計算する習慣をつけないため、アメリカ人の子供は九九をマスターしている子はそれほど多くはありません。子供の時にマスターしていないものを大人になってからマスターするはずもないので、大人になっても九九を知らない人はたくさんいますね。

アメリカの学校でも、九九は小学2年生の時に学びます。しかしわずか1ヶ月ぐらいでさっさと終了し、その後は九九を覚えていなくても問題ないチャプター(例えば時計の針の読み方とか)へ突入します。

だって、計算機を使えば九九を知らなくても正解は出るのです。

2.どんな計算機がオススメ?

小学校と中学校までは、計算機は基本的になんでも良いと思います。基本的な四則演算しか使いませんし、暗算で対応できる子なら、計算機は不要でしょう。ちなみに我が家の場合には、小学生の時には自分で計算をさせてました。計算力をつけて欲しかったからです。

そんな息子も、中学校からは計算機を持っていくようになりました。一応、計算機というガジェットを購入しましたが、結局使い慣れているスマホの計算機アプリ(無料で入っているものです)が便利だったらしく、それを使っていました。

しかしハイスクールになると、スマホの計算機アプリでは十分ではなくなります。ハイスクールでは大学進学のためのSATの準備もありますし、SATでも計算機の使用が認められます。だから、計算機の使い方をマスターするという点でも、高機能な計算機を購入することをおすすめします。高機能な計算機だと、グラフをかけたり、サインやコサインなど、日本では高校の数IIでなければ習わないような機能も使えます。

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ハイスペックな計算機は、色々なブランドからラインナップされています。その中でもハイスクールの授業で実際に役立ち、学校からもお墨付きをもらえて、そしてSATでの持ち込みと使用が認められているという点では、Texas Instrumentメーカーのものがおすすめです。お値段は少し高いのですが、うちは息子がハイスクールの時に、購入しました。

このハイスペックな計算機、機能が多すぎて、正直普通の人では使いきれません。専攻によっては大学でも使うそうですし、大人でも使っている人はきっといると思います。そういうレベルのツールです。だからこそ、早めに購入して使い方をマスターしておくことは、SAT対策という点でも大切だと思います。

子供の学校でボランティア!どんなことをする?

アメリカの学校では、親がボランティアをする機会がたくさんあります。主に小学校の頃が多いのですが、子離れしたくなかった私は率先して、学校のボランティアに励んでいました。ここでは、アメリカの学校でどんなボランティアができるのかをご紹介しますね。

目次

  1. クラス内のボランティアから
  2. PTOへ昇格!
  3. ボランティアのメリットとデメリット

1.クラス内のボランティアから

children sitting on chairs in front of table with art materials

ボランティアの機会は、たくさんあります。しかし、何をきっかけにしてボランティアのチャンスをゲットできるか、その方法が分からないという人は多いと思います。

私は息子がキンダーになった時、少しでも息子のそばにいたいという自分勝手な理由から、学校でボランティアができないかと画策しました。そこで、担任の先生に、自分がいかに時間を持て余していて、学校が大好きで、ボランティアを切望しているかを、しつこく訴えました。なんでもいいから手伝いたいとハラスメント気味にお願いしていたところ、少しずつお仕事を振ってもらえるようになりました。

例えば、

  • 子供たちの遠足に行く時の引率
  • 教室内でイベントをする際にお手伝い
  • 子供が作った作品を廊下に飾る作業

などをしました。ボランティアで大切なことは、

  • 機会をもらったら絶対にNOと言わず、二つ返事でOKする
  • 責任をもって遂行する。ドタキャンなんてもってのほか。
  • 先生との報連相はとにかくマメに。
  • すべての子供たちと元気よく接する

などですね。

私の場合、カメラが趣味だったこともあり、勝手にカメラを持参してクラス中の子供たちの写真を撮りまくり、編集して先生へ渡したりもしていました。これはとても感謝されて、年度終わりには、先生が「子供たちの素顔」みたいな感じで各家庭へ送ったそうです。

クラスの担任の先生と仲良しになれば、いろいろな話をして子供の学校内での様子が分かります。それに、先生との距離が近くなることで、先生にとっても子供との心の距離を近く感じてもらえるというおまけもついてきます。

そして、クラスのボランティアとして頑張っていると、クラス内だけじゃなくてPTOもやってみない?と声をかけてもらえたりもします!これは昇格です!

2.PTOへ昇格!

children sitting on brown chairs inside the classroom

アメリカの学校にも、PTO(PTAと呼ばれる所もあります)があります。これは、クラス内だけではなく学校規模で開催されるイベントなどでお手伝いをするボランティアのお仕事で、学校へ足を運ぶ頻度は多くなりますし、学校に滞在する時間も長くなります。

私がクラスの担任の先生から紹介されてPTOのお手伝いを始めてから、

  • 眼科健診の測定係
  • クリスマス時期にはサンタのワークショップで販売員
  • ブックフェアでの準備や販売
  • 学校で行われる運動会やお祭りでの係
  • スクールストアでの販売
  • 写真撮影のお手伝い
  • 週1で子供たちに販売していたポップコーンの準備

などがありました。

グイグイくるアメリカ人のお母さんなどは、クラスのボランティアをせずにいきなりPTOの役員になろうという人もいたりします!もちろん可能ですが、先生にとっては学校の内部を知り尽くしている人に役員をしてもらいたいので、いきなり役員という近道は難しいと思います。しかし何年もPTOをしていれば、役員になれるチャンスは意外と簡単に回ってきます!

3.ボランティアのメリットとデメリット

子供の学校でのボランティアには、たくさんのメリットがあります。

  • 子供の学校での様子が手に取るように分かる(勉強、社交など)
  • 子供にとって学校が楽しい場所になりやすい
  • ママ友がたくさんできて、自分も楽しい
  • 先生との距離が縮まり、なんでも話せる間柄になれる
  • 子供の社交が広まる

私にとっては、楽しいことばかりだったボランティアですが、デメリットもいくつかあります。知っておくと、あとから後悔せずに済むので、ご紹介しますね。

  • 時間的な拘束が長い(子供と一緒に登校して下校時間まで学校にいる、ということもよくありました)
  • フルタイムで働いている人には難しい(私は在宅で働いていたので可能でした。時には、昼間は子供の学校に行き、本業の仕事は夕方から始めるという事もありました)
  • お金がかかる(食材を買うなどの持ち出しは結構あります)
  • 新学年の準備などがあると、夏休みも学校に行くことがあった
  • イベントのお手伝いをすると、イベント中は子供と一緒に回れない(子供は友人の家族と一緒に回ることになる)

アメリカでも、小学校のころにはボランティアのニーズはたくさんありますが、大きくなるにつれてニーズは少なくなります。もしも子供の学校生活をより近くで観察したいなら、ぜひボランティアにいそしむことをおすすめします。楽しいですよ!